勉強嫌いになっている中学生が変わる6つの方法

勉強が好きではないけれど、やらなくてはいけないと分かっている子は勉強をします。

しかし、やらなくてはいけないと分かっているのに、行動に移れない子もたくさんいます。

そのような子に継続して勉強をさせるにはどうすればいいのでしょうか。

勉強嫌いな子に対し、勉強をさせるのはものすごく難しいですが、参考になるかもしれないことをまとめました。

どれだけ勉強を嫌いだと言っている子も、心の中では「良い点数を取りたい」「頭がよくなりたい」という漠然とした気持ちがあります。

その気持ちがある限り、勉強をするようになる可能性はあるので、時間をかけて子供が勉強をするように持っていってあげてください。

勉強しない子を変える方法」も参考にしてください。

  1. 1日10分から
  2. 1科目から
  3. 具体的に指示する
  4. 達成感を味あわせる
  5. 一緒に勉強する
  6. 目標を持たせる

1日10分から

親の立場からすると、子供にできるだけ長く勉強をしてもらいたい思うのは当然です。

しかし、勉強習慣のない子は、1日1時間ですら勉強をさせることは難しいです。

1日1時間をいきなり要求したとしても、勉強をした振りをするか、勉強を放り投げてしまうのが落ちです。

1時間勉強をさせたいのに、10分もせずに勉強を放り出してしまう子供を見たら親はイライラします。

勉強をさせることもできずイライラだけが募るという最悪な状況になります。

いきなり1時間させることは無理なのは初めからわかっていることなのですから、1日10分の勉強からスタートしましょう。

「10分、それ以上はやらないでいいから勉強をしようか」という親の言葉を素直に聞いてくれたら大成功と思ってください。

もちろん、1日10分の勉強をずっと続けるわけではありません。

少しずつ勉強時間を増やすように子供を導いてあげる必要があります。

まずは、10分の勉強を、できれば毎日、1ヶ月継続させましょう。

そうすれば少なくとも1日10分の勉強習慣はついたことになります。

全く勉強をしなかった状態から考えるとかなりの進歩です。

もし、1ヶ月継続することができれば、1日10分が10分でなくなっているはずです。

20分、30分になっているはずです。

10分限定で始めた勉強かもしれませんが、やってみると意外と10分は短く、知らないうちに勉強をする時間が増えるからです。

もちろん、すべての子がそのようにうまくいくとは限りません。

1日10分すら難しい子もいるので、そのような子には2日に1回10分、月曜・水曜・金曜は10分というように指定してもいいかもしれません。

どれだけ短い時間でもいいから継続的に勉強をするという習慣をつけてあげましょう。

また、子どもにも感情の波があることを忘れないでください。

学校で嫌なことがあった時は勉強をする気がなくなることもあります。

そういう時に「なんで今日は勉強しないの」などと言わないようにしてください。

子どもの表情を常に気を付け、勉強を差せてはダメだと思った時は無理にさせないようにしましょう。

1科目から

1日10分の勉強では、5教科すべてをさせることはできません。

5教科無理にさせても消化不良になり成績が伸びることはないでしょう。

「そりゃ、10分の勉強だから伸びなくても当然、勉強をさせることが大切なんだから点数はどうでもいいや」などとは思わないでください。

全く勉強をしない子の1日10分は“たった10分”ではなく“10分も”になります。

“10分も”勉強をしたのに、テストの点数が変わっていなければ「勉強をしても成績が伸びないならやっても意味ない。勉強を止めよう」となりかねません。

そうなるのを避けるため、1科目絞って勉強をさせましょう。

子どもの状況を見ながら2科目3科目可能ならさせても問題はありません。

しかし、全く勉強をしなかった状況から勉強をするようになったのですから親は欲張らないようにしてください。常に子供の意思を確認し、可能な範囲でさせるようにしましょう。

具体的に指示する

親は、勉強をしない子供に対して「勉強をしろ」と言います。

しかし、具体的に何をしろという指示をする親はあまりいません。

勉強習慣がついていない子に「勉強をしろ」とだけ言っても勉強をするようにはなりません。

そもそも、何を勉強していいのかが分からないからです。

だから、勉強習慣がついていない子には、具体的に何をするのか指示をする必要があります。

「教科書に載っている漢字、ここからここまで10個覚えて。英単語10個覚えて。理科のワークのここをやりなさい。」と言いましょう。

「このワークは教科書P何ページに対応しているから、まずはそこを読んで、覚えたと思ったらワークを解いてみなさい。そして間違えたところは教科書に戻りなさい」といった方がより子どもは勉強に取り掛かりやすいです。

達成感を味あわせる

勉強をやっていると、つらいことがいくつかあります。

その1つが、目に見える形で達成感を味わうことができないことです。

勉強をやっても何も頭に入っていないと思ったら、何のために勉強をしたのか意味が分からないのでやる気をなくしてしまいかねません。

勉強をしたことで知識が増えたということを実感できたら、少なくとも「無駄」「やっても意味がない」と思うことはありません。

なので勉強習慣のなかった子には「達成感を」味あわせる必要があります。

ここで達成感を味あわせることは定期テストで今までよりも高得点を取ることも意味していますが、それだけではありません。

1回1回の勉強でも達成感を味あわせることも意味しています。

仮に1日10分の勉強習慣がある子には、次の定期テストの範囲の漢字を10個覚えるように指示します。

10個程度の漢字であれば本気で覚えようとすれば5分もあれば覚えられるので、10分の勉強習慣のある子であれば間違いなく覚えられるはずです。

ここで達成感を味あわせるために、スグに復習をするのです。

覚えた漢字が本当に覚えられているか確認するのです。

もし、すべての漢字を覚えていたら絶対に達成感を味わえます。

しかも、確認をすることで記憶に残りやすくなり定期テストにそのまま生きてきます。

覚えるのは漢字ではなく英単語でもいいです。

学校で使っている社会・理科のワークの問題でもいいです。子供がやりたいと思っている科目をやらせましょう。

一緒に勉強する

親は仕事で忙しいから子供と一緒に勉強するのはきついですよね。

しかし、勉強嫌いの子に勉強をさせるようにするためには、親が子供の勉強に付き合ってたほうがいいと思います。

1日10分くらいならどれだけ忙しくても、都合はつくと思います。

子供がやっている勉強にもよりますが、暗記をするのであれば親も一緒に何かを暗記しましょう。

子供が10個の漢字を覚えるのであれば、親は漢字検定2級の難しい漢字を10個覚え、どっちが早く10個覚えられるか勝負をしてもいいでしょう。

一緒に勉強をすることで、子供とコミュニケーションを取る機会にもなります。

たった10分が子供との関係を良好にするはずです。

また、一緒に勉強をすることで「やってないから何でも言えてしまう」こともなくなります。

親は自分が勉強をしていたころのことを忘れています。

中学1年生の1学期は3単現のSが分からないのは当然です。

しかし親からすれば3単現のSなど、当たり前すぎて、子どもが理解していないことに腹を立てたりします。

一緒に勉強をすることによって、子どもが学校で何を習っているのか、現時点でどのレベルまで実力がついていればいいのか、などが分かるようになります。

そうすれば子供に無理難題を要求することもなくなるでしょう。

目標を持たせる

定期テストの直前には、何点くらい取るか目標を持たせましょう。

それまで30点くらいしか取れていないのであれば50点を目標に、50点くらいだったら、60点を目標に設定しましょう。

このとき、子どもが妙な自信を持ち80点以上・90点以上という目標を設定したら、それとなく目標点数を下げたほうがいいかもしれません。

もちろん、その点数を取る可能性は十分考えられます。

しかし、テスト慣れしていないことなどが原因で実力を出し切れないことも考えられます。

80点を目標にしていたのに、60点くらいしか取れなかったら、「あれだけやったのにこれだけしか取れないのか・・・」と思うはずです。

そうなってしまえばせっかく継続してできた勉強を止めてしまう可能性もでてきます。

なので、確実に取れるであろう点数を設定しましょう。そして、30点が50点に上がったらしっかりと誉めてあげてください。

「50点なんか取れて当然」とは思わず、「50点も取れた。頑張ったね」と言ってあげてください。

仮に目標点に達していなければ平均点との差を見て、その差が上昇していたら誉めるようにしてください。

どのような結果になっても褒める要素を見つけて褒めてください。

継続して勉強をした場合、目に見える点数で達成感を味あわせた上でやったことも評価する必要があるのですが、結果が出なかった場合は、やったことを評価してください。

参考:勉強を継続的にできない理由