筑紫中央高校についての詳細情報をまとめています。

2022年3月入試の倍率はどうなるかといことを生徒と話したのでこちらにも書きますが

おそらく今年も昨年度と同じくらいの倍率になる可能性が考えられます。

仮に昨年度と同じような倍率になれば、筑紫中央は筑紫・福翔よりも合格が難しくなる可能性が高いです。

A判定の偏差値

偏差値・内申点

受験者層が偏差値47~62と、かなり広いです。合格者も47~62と広いです(偏差値40台で合格している人は推薦で合格者だと思います)。

偏差値が60以上の人は受験者全体の1割強います(600人受験すれば80人前後が偏差値60以上の生徒)。

偏差値53以上の生徒の合格率は7割強です。偏差値52になると極端に合格者数が減ります

例年、全合格者のなかの1割が偏差値49~52で合格しています(おそらく推薦入試で合格していると思います)。

合格者の7割くらいが内申点31~35です。40以上の人はほとんど見られません。

内申が27~30でも一定数が合格をしています。

できれば偏差値55以上内申31以上は欲しいですが、偏差値53以上・内申点30くらいでも十分合格が可能だと思います。

私立併願先は九産大特進・東福岡特進・筑陽学園特進が目立ちます。

倍率は1.35倍~1.60倍と、年度により偏りがあります。

2018年度入試の合否開示結果」で頂いた情報を掲載させてもらっています。

参考:福岡県高校入試情報
参考:福岡地区の公立高校偏差値
参考:偏差値は参考程度
参考:通知表・内申点の仕組み
参考:公立高校志願倍率の仕組み
参考:第5学区の過去の倍率

平成31年度の定員・実質倍率

平成31年度の志願状況は以下の通りです。カッコ内は昨年度。

  • 入学定員  :400(440)人
  • 合格内定  :58(58)人
  • 一般合格枠 :342(382)人
  • 一般受験者 :492(551)人
  • 一般倍率  :1.44(1.29)倍
  • 難易度   :若干難化

定員400名に対し58名の内定者がいるので一般入試では342名が合格できます。

中間発表後、志願者が7人増え550名になりました。

一般入試は受験者550名から内定者を引いた492名が受験するので、実質倍率は1.44倍(不合格になるのは150名)です。

前年度、あり得ないくらい倍率が下がりましたが、今年は若干志願者数が増えました。

とはいっても、28・29年度と比べたら倍率は低く、本年度は名目倍率が1.40倍だった平成27年度に近い1.38倍です。

名目が1.40倍だったとき、偏差値53以上あればかなりの確率で合格できていたので、本年度も安定してそれくらいの点数が取れていれば、内申点に問題がない限り合格の可能性は十分あると思います。

合格最低点・ボーダー目安

2019年度は昨年度ほど簡単ではないにしろ、過去の入試と比べると比較的容易に合格ができる年度だと思います。

名目倍率が平成26年度とほぼ同じになったのでその時並みの難易度になるはずなので

平均点が180点のときは205点前後

平均点が160点のときは180点前後

内申点は31

が目安になると思います。

対策

2016年の高校見学もあり得ない数が集まったみたいです。

受験生にとってはつらいと思いますが、今年も倍率が高くなりそうですね。ただ、定員が40人増えるという嬉しいことも起こっています。

平均点が170点弱が続いている最近の入試の結果から判断すると200点以上をとらなければ合格は難しいかもしれません。

ちなみに2017年3月(H29)入試で、私の塾の生徒は188点で合格しています。また、170点台で合格をしている人も中にはいるみたいです。

勉強は↓を参考にしてください。

中堅校受験対策

学校情報

一時期西南・福大の合格者数が増えていましたが、日本史にすごい先生がいて、その先生がいなければ西南・福大合格者数が激増しなかったと言われています。

多くの生徒が日本史で偏差値60以上が取り、偏差値50台だとあり得ないくらい成績が悪いと当時の生徒たちは行っていました。

初めはそれは言い過ぎだろうと思っていましたが、いろいろと話を聞くと本当にすごいということが分かりました。

しかし、その先生がいなくなってから日本史の偏差値が激減しているみたいです。

元教え子に筑紫中央の子が多いですが、学校が楽しくて仕方ないという生徒ばかりです。

校則はかなり緩いと思います。

元教え子の髪形を見ても、髪の毛をある程度遊ばせても注意されないのかもしれません。

電子黒板

各クラスに一台ずつ電子黒板が置かれています。

授業がスピーディーに進むみたいです。

チア(体育祭)

筑紫中央の体育祭はかなり盛り上がるみたいです。

過去私の塾に入塾してきた筑紫中央の子がチアをしている率がかなり高いのですが、ものすごく良い思い出になると言っていました

夜の練習が禁止されたけれど、隠れてやっているとかなんとか…で、高校の時にしかできないことがあるから、私個人としてはたとえ禁止されてもやって構わないかと思っています。

ただ、チアをする人は受験の時間が削られてしまうことを覚悟する必要があります。

途中で挫折して10月には専門学校へ進路を決めてしまった子、西南に合格できず福大にぎりぎり合格した子。

チアにはリスクがあることは確かです。

大学進学を目指している人は、そのリスクを分かった上でチアをしてください。

部活

  • 剣道部
  • 陸上部
  • 水泳部
  • 野球部
  • ソフトボール部
  • ソフトテニス部
  • 卓球部
  • バレーボール部
  • バスケットボール部
  • ハンドボール部
  • サッカー部
  • 弓道部
  • バドミントン部
  • ダンス部
  • 美術部
  • 書道部
  • 文芸部
  • クッキング部
  • 科学部
  • 写真部
  • 放送部
  • 茶道部
  • 手芸部
  • 吹奏楽部
  • 英語研究部
  • 漫画研究同好会

所在場所

筑紫中央高校」へのアクセスは西鉄下大利駅・JR大野城駅から徒歩5分くらいで良いです。

在校生数

H30年4月現在の在籍生徒数(左男子・右女子)は以下の通りです。

  • 1年:210名・230名
  • 2年:196名・244名
  • 3年:167名・228名
  • 合計:573名・702

H29年は以下

  • 1年:196名・244名
  • 2年:167名・233名
  • 3年:171名・210名
  • 合計:534名・697

平成29年から定員が40名増え、440名になりました。

合格実績

平成30年度、筑紫中央(定員400名)よりも偏差値が低い「柏陵高校」(定員320名、うち40名は環境コース)は西南86名・福大121名、「福翔高校」(定員320名)は西南127名・福大254名の実績を出しています(カッコ内は平成30年度の卒業生の入学定員)。

第4学区で同じくらいの偏差値の「筑前高校」と比べるのも受験をするかどうかの一つの判断材料にできると思います。

国立大学

国立大学の合格者は多くはありません。

合格していてもその多くが佐賀大学か北九州市立大学です。

もし、九大や熊大などの国立大学に合格したいのであれば、学校の授業を無視して自分で何とかするしかないかもしれません。

大学名九州大学九州工業大学福岡教育大学福岡女子大学北九州市立熊本大学長崎大学佐賀大学大分大学鹿児島大学宮崎大学国立大学合計
R305507131431034
R212825021800359
H300332840901050
H2906118301801041
H27034015121900058

私立大学

福大の難易度が急に高くなったことが影響しているのかもしれませんが、29年は福大の合格率が激減しました。

30年は福大の合格者数がさらに減少しました。

中村の合格者数が大幅に増えたのは私立大学が難化したことで滑り止めの大学を多く受験させたからのようです。

筑紫女学園大学の合格者数が異常に多い(63名)ことも気になります。

大学名西南学院大学福岡大学中村学園大学九州産業大学福岡工業大学久留米大学早稲田大学明治大学立教大学中央大学法政大学同志社大学立命館大学関西学院大学関西大学
R3983304518210757000000030
R274275511256962000000810
H3013822964不明4055000003131
H2915630344不明不明37000001633
H28203390不明不明不明不明不明不明不明不明不明不明不明不明不明
H271674104691不明50114310902

平成27年度は以前学校のHPでみた数字と現在公表されている西南・福大の合格者の数字が異なっています(現在公表されているのは西南160、福大393名です)