筑前高校についての情報をまとめています。

偏差値・内申点

偏差値60以上の受験生で不合格になる人は5%以下です。

偏差値57・58の生徒だけを見ると合格率は8割です。偏差値55・56の生徒だけを見ると合格率は6割になります。54以下になると極端に合格率が下がります。

合格安全圏は偏差値57、53~56はワンランク下げるか、挑戦するかのラインです。

合格者の多くが内申点32以上を取っています。31・30でも偏差値が58以上あれば普通に合格しているみたいです。20台で合格している人はほとんど見られません。

偏差値50台前半の人は内申点が33以下だと合格が難しくなると思います。偏差値50台中盤であれば31以上でも合格の可能性はあるみたいです。

私立の併願先はほとんどの人が「福岡舞鶴高校」の特進コースです。女子は「中村学園女子高校」を受験する人もが多いようです。なお、筑前に合格する人の大半は舞鶴の特進に合格しますが、不合格になる人は相当数が筑前に不合格になります。舞鶴特進に合格できるかどうかが一定の目安になるかもしれません。

倍率は1.25~1.40倍の間で落ち着くと思います。

筑前レベルの高校になると倍率が合否に影響します。当然、倍率が低い方が合格しやすいです。

参考:福岡県高校入試情報
参考:福岡地区の公立高校偏差値
参考:偏差値は参考程度
参考:通知表・内申点の仕組み
参考:公立高校志願倍率の仕組み
参考:第6学区の過去の倍率

平成31年度の定員・実質倍率・難易度

平成31年度の志願状況は以下の通りです。カッコ内は昨年度。

  • 入学定員  :400(400)人
  • 合格内定  :58(58)人
  • 一般合格枠 :342(342)人
  • 一般受験者 :381(443)人
  • 一般実質倍率:1.11(1.30)倍
  • 難易度   :かなり易化

定員400名に対し58名の内定者がいるので一般入試では342名が合格できます。

中間発表後、志願者が3名増え439名になりました。

一般入試は受験者439名から内定者を引いた443名が受験するので、実質倍率は1.11倍(不合格になるのは39名)です。

30年度入試は26年度入試並みに倍率が下がり、偏差値53以上あれば合格の可能性があった年ですが、本年度はさらに過去にないくらい倍率が下がっています。

去年は不合格になる人が101名でしたが、今年は39名(一般受験者の10%強)だけです。

一定の点数で線引きをするとは思いますが、偏差値52以下の受験生の割合が例年並みに15%前後であるとすれば、53以上あればかなりの可能性で合格できるかもしれません。

合格最低点・ボーダー目安

2019年度の合格目安は例年よりも下がる可能性が高いです。

平均点が180点であれば200点前後

平均点が160点であれば175点前後

内申点は32

対策

中堅公立高校の中では上位に入ります。かなり努力をしなければ合格は難しいと思ってください。

とはいっても合格最低点を考えると、無理にすべての科目で高得点を取る必要はありません。

全科目35点を最低目標に、得意科目では45点以上を取ることを目指せば合格の可能性が十分出てきます。

入試の勉強は「中堅校受験対策」を参考に勉強をしてください。

学校情報

偏差値は57と在校生にとっては納得できない数字になっていると思います。、データを確認する限り偏差値57以上あれば合格の可能性がかなり高くなっているのでこの数字になりました。

福岡中央高校よりも大学合格実績は良いです。入学定員が40人多いこと、入学時の偏差値を考慮しても、筑前高校はものすごい合格実績を出していると思います。

5学区でほぼ同じレベルだと言われている筑紫とほぼ同じ合格実績です。しかし、第4学区の宗像高校と比べたらかなり見劣りします。宗像高校にできるのであれば筑前高校にも同じことができるはずです。学校はもう少し努力が必要かもしれません。

普通にしていれば校則はあってないようなものだと思いますが、厳しいと思っている人も多いみたいです。そう考えると、偏差値が高い割には厳しい部類に入るのかもしれません。

雰囲気が悪いということを聞くことはあまりありません。私が3回目の大学に通っていた時に筑前高校を卒業した人と同級生になったのですが、すごい良い高校だと言っていました。

校舎は古い感じがしますが、一般的な公立高校と同じくらいだと思います。

部活

  • バスケットボール部
  • バレーボール部
  • テニス部
  • 卓球部
  • ラグビー部
  • サッカー部
  • ソフトボール部
  • 陸上競技部
  • 柔道部
  • 剣道部
  • 野球部
  • 水泳部(競泳・水球)
  • バドミントン部
  • ハンドボール部
  • 書道部
  • 料理研究部
  • 茶道部
  • 写真部
  • 科学部
  • 吹奏楽部
  • 軽音楽部
  • 放送部
  • ESS部
  • アニメーション部
  • 美術部
  • 服飾デザイン部
  • 理科部
  • 文芸部
  • 総合運動部
  • 合唱部

所在場所

筑前高校」は福岡県福岡市西区千里111-1にあります。

JR周船寺駅から徒歩20分くらいかかるので、電車通学の人にとっては立地はあまりよくないです。

在校生数

H30年4月現在の在籍生徒数(左男子・右女子)は以下の通りです。

  • 1年:215名・185名
  • 2年:213名・220名
  • 3年:205名・190名
  • 合計:633名・596

平成29年は以下

  • 1年:216名・225名
  • 2年:209名・194名
  • 3年:223名・164名
  • 合計:648名・583

進路・合格実績

ここ数年良い結果を出していましたが、H29年は急に下がってしまいました。

学校は学年によって「同じ学校なのか?」というくらい雰囲気が異なることもあるので、H29年はそういう年だったのかもしれません。

※平成30年度は2018年8月現在学校のHPに公開されていないので分かりません。

国立大学

H29年を除けばものすごく良いです。

大学名九州大学大阪大学北海道大学九州工業大学福岡教育大学福岡女子大学北九州市立熊本大学長崎大学佐賀大学大分大学鹿児島大学宮崎大学公立大学合計国立大学合計国公立大学合計
R36(1)00344575(1)12(2)5(1)492565(6)90(6)
R27(3)005(1)9(1)015(1)88(1)22(1)3(2)2(1)3(2)27(2)81(16)108(18)
R1
H30
H294008(1)719(1)3(1)11(1)4(2)42075(10)
H285(3)01832108(1)11846199
H266(2)1011(4)3214(1)71417(6)67(1)1(1)113(19)

私立大学

筑前高校への入学時の偏差値を考えると、西南・福大の進学実績はものすごく良いです。

大学名西南学院大学福岡大学中村学園大学九州産業大学久留米大学立命館APU早稲田大学慶応大学上智大学明治大学青山学院大学立教大学中央大学法政大学同志社大学立命館大学関西学院大学関西大学
R3123(14)305(39)61(4)131(13)1531(1)003(1)2041(1)5(2)13(5)4(1)2
R2162(13)331(39)5273(4)465(1)0003(1)1(1)1(1)5(2)1215(8)4(1)6(6)
R1
H30
H29179(4)302(14)5755(4)1002(2)02(2)3(2)11(1)7(4)4(3)8(4)24(6)14
H2826336164200402611536310
H26237(24)370(45)83(3)35(4)10(2)30004(3)1(1)13(1)1724(7)514