中堅・トップ公立高校受験直前対策

高校入試が近づいてくると何をしていいのか分からなくなってしまう人もいると思います。

何をしていいのかわからないと、ただ机の前にいて無駄に時間だけが過ぎて不安が膨らんできてしまいます。

そうならないために、年明けから直前1ヵ月・1週間、時期によって何をするべきかを書いておきます。

私立大学直前1ヵ月にやるべきことは「私大入試直前1・2ヵ月」を参考にしてください。

  1. 年末・正月三が日
  2. 年明け~直前1か月
  3. 受験直前に追い込める科目
  4. 入試出題予想
  5. 受かる気がしない人へ

年末・正月三が日

12月31日~1月3日は、「勉強をしなければ不安だ」という人は別として、1日1時間程度の軽めな勉強をする程度にとどめても構わないと思います。

4日くらい休んだからといって、不合格になるくらいなら初めから合格は難しいです。

ただし、生活習慣を乱すのはダメです。

お正月だからと言って、一日中寝ながらテレビばかりを見ている生活を送れば、4日以降もしばらくは頭がボーっとするはずです。

年明け後はラストスパートの時期なので、そこでつまずかないように早寝早起きは守るようにしてください。

年明け~直前1か月

入試直前期は全科目をまんべんなく勉強をするのではなく、合格するために何をすべきかを考えて勉強をしてください。

まだ一度も過去問を解いたことのない人は、5・6年前のものでよいので現状把握のために一度解いてください。

勉強をさぼって暗記が不十分な人は過去問を解いてもあまり意味がないのですが、合格するために何をすべきかを知ることができるかもしれないので解いてみてください。

模試でA・B判定

安定して模試でA・B判定を取れているなら、今のまま勉強をして構いません。

やるべきことは、

  • 本番でケアレスミスをしないように日ごろから問題を丁寧に読む習慣をつける
  • 本番をイメージしながら本番と同じように過去問を解く
  • 自由英作文や国語の作文対策をする
  • 体調管理に気を付ける

この4つくらいだと思います。

参考:公立トップ校受験対策
参考:中堅公立高校受験対策

模試でB・C・D判定

模試でB~D判定を行ったり来たりしている人は自分の得意・不得意を把握してください。

特定の科目が苦手

特定の科目が苦手で足を引っ張っている場合はその科目に勉強時間をかけてください。

英語・数学・国語は多少勉強をしなくても成績が急激に下がることはありません。逆に勉強をしても急激に伸びることもありません。

ですので、苦手科目が社会・理科であれば英語・数学・国語は過去問を解くなど演習をする程度にして、勉強時間の8割を社会・理科に使うべきです。

逆に社会・理科が得意で英語・数学・国語が苦手な場合は社会・理科の勉強時間を5割程度に抑え、苦手科目に時間をかける必要があります。

得意不得意がない

自分が受験する高校がどれくらいの点数を取れば合格できるかを確認してください。

全く合格最低点に足りないのであれば、英語・数学・理科・社会の4科目をまんべんなくする必要があります。

あともう少しで合格できるのなら理科・社会に力を入れることで合格が近づきます。

模試で常にE判定

一度もC以上を取ったことがないオンリーE判定の人は志望校を変えたほうがいいかもしれません。

仮に合格できたとしても、高校の授業についていけない可能性が高いからです。

ただし、英語・数学が得意で理科・社会が足を引っ張っていることが原因でE判定の場合、本当に合格する気持ちがあるなら、志望校を変える必要はありません。

今から理科・社会を必死で勉強すれば合格できる可能性が十分考えられるので最後まで頑張ってください。

トップ校受験を目指しているがE判定の人へ

トップ校がE判定の人は偏差値60近くは取れているはずですし、中学生で身につけておくべき最低限の知識もあるはずです。

そうであるなら、中堅校に進学し中堅校でトップを目指した方が大学進学に有利になるかもしれません。

中学生からすれば高校は人生を左右しかねない大きなイベントだということは分かりますが、重要なのは最終学歴です。

大学に進学しなければ、名前を書けば入れる高校だろうがトップ校だろうが「高卒」とひとまとめにされて終わりです。

高校名にこだわるよりも、その先を見てください。

参考:大学進学を考えている中学生の高校の選び方

受験直前1週間でも追い込める科目

中堅校志望者なら絶対に理科です。

中学理科は範囲が狭いですし、グラフが読めて分数・少数の計算ができれば社会以上に暗記で対応できてしまう科目なので、誰でも簡単に高得点が狙えるようになります。

英作文と国語の作文が短期間で点数を伸ばすことができる可能性が高いです。

トップレベルの高校を受験する人の中には余裕をブッかまして作文の練習をしていない人もいますが、作文ほど恐ろしいものはないです。

自分ではできていると思っていても、実際に採点してもらうと満点と思っていてもゼロ点ということだって起こりえます。

入試出題予想

入試の予想は無意味だと思います。

そんなことをするなら過去問を多く解いて傾向を見る方がいいです(実質それが予想につながります)。

私が大手塾にいたとき、理科の先生が「今年はこれが出る可能性が高い」といっていました(数年分の過去問をチェックしたのでしょう)。

しかし、福岡県の理科の出題形式からすれば、適当に言ってもその範囲が出る可能性が十分考えられます。

入試直前対策で使ったものと似たような問題が出ることはしょっちゅうあります。そりゃーたくさん問題を解いたらたまたま同じような問題が出題されることだってあります。

ただし、予想をすることの利点が一つだけあります。

上述した通り多くの受験生は、直前期は何をしていいのかわからなくなります。

あれもこれもやらなくちゃいけないと思ってすべてが中途半端になってしまうこともあります。

そういう時に、「これが出るからやっておけ」ということを言われると、集中して勉強をすることができるようになります。

受かる気がしない人へ

本気で勉強をしてきた人は、入試直前期に焦るはずです。「もう受かる気が全然しないよ…」と。

そういう状況になると「あれもやらなくちゃ、これもやらなくちゃ」「あれやってない」「あ~これ覚えてない」「全然だめじゃん」「きぃ~~~~」となる人もいるでしょう。

そういうときは、普段やってきた勉強を何も考えずにやりましょう。

この時期は無駄なことを考えれば考えるほど焦るだけです。

どのような問題が出るか分からない状況はみんな同じです。

「受かる気がしない」ではなく「普段通りのことをやればいいや」と気楽な気持ちになりましょう。

絶対にあの人は合格するだろうと言われる人が不合格になることがありますが、精神的なことも原因の一つだと思います。

一度不安になったらそこから抜け出すことは難しいのですが、とにかく“普段通り”でいるように心がけましょう