高校受験直前の対策

高校入試が近づいてくると何をしていいのか分からなくなってしまう人もいると思います。

何をしていいのかわからないと、ただ机の前にいて無駄に時間だけが過ぎて不安が膨らんできてしまいます。

そうならないために受験直前1週間・1ヵ月に何をすればいいのかを知っておきましょう。

私立大学直前1ヵ月にやるべきことは以下のページを参考にしてください。

私大入試直前1・2ヵ月

目次

  • 直前1週間
  • 直前1ヵ月
  • 入試出題予想

直前1週間

やってはいけないこと

勉強をサボってきたせいで全く知識がないという場合を除き、今まで使ってきた参考書・教科書を最初から読み直すのは最悪です。試験まで残り1週間しかない時期に、参考書を読み直していては時間が足りません。

特に合格できるかどうか微妙な位置にいる人は、何をしていいのかわからず参考書を読み直す傾向が強いので注意してください。

また、この時期に英語・数学・国語の勉強に時間をかけてはいけません。

やるべきこと

社会・理科です。英語・数学・国語の勉強時間は最小限にしてください。

社会・理科なら1週間でも点数を伸ばすことが可能です。ただし、参考書を最初から読み直していては絶対に間に合いません。効率的に短期間で点数を伸ばすために演習を軸にした勉強をしてください。

社会・理科

市販されている問題集でも、塾で利用している問題集でもなんでもいいので、入試レベルの問題を単元ごとに解いてください。

単元ごとに問題を解くことで苦手分野が見えてきます。「やばい」と思った分野だけ普段使っている参考書を読み直して知識の定着を図ってください。

こうすることで既に分かっている分野の勉強を最小限に抑え、分かっていない分野を重点的に勉強することができるようになります。

この勉強方法は本当にお勧めです。私の塾ではD・E判定からでも毎年合格者がでます。これは、英語・数学先行の勉強をし、直前1ヵ月は社会・理科をこのやり方で重点的にやっているからです。

このやり方に最適なテキストは、公立高校入試の過去問を分野ごとに分けている「虎の巻」です。残念なのが扱っている県が少ないことです。

福岡・広島・鹿児島・熊本・長崎・兵庫・大阪・岡山・香川・東京・和歌山・京都・神奈川・宮城・静岡・福島の過去問しかありません。

⇒ 高校入試 虎の巻

英語

何もしなくても大丈夫ですが、何もしないことに不安を感じる人は普段使っている参考書・問題集を簡単に読み直してください。

ただし1ページに何分も時間をかけてはいけません。1ページにかけるのは1分程度にし「こういう文法があったな」ということを確認する程度にしてください。

読み直すときに注意してもらいたいことがあります。単語や熟語の暗記をしないことです。「なんとなく知っているけれどテストに出たらどうなるか分からない」と不安に思い単語・熟語の暗記に時間をかける人がいます。

しかし、単語・熟語の暗記は試験1週間前にやってもどうにもならないことがほとんどです。

「英語は5割くらいしか取れないかもしれないけど、社会・理科なら8割以上取る自信がある」というような場合を除き、英単語の暗記をするより、社会・理科の勉強をした方が総合得点は伸びます。

数学

英語同様何もしなくても大丈夫ですが、不安な人は方程式の文章題・関数・証明などの問題を解いても構いません。ただし、1日10分~30分程度で確認をする程度に抑えてください。

数学は1週間でできるようになる科目ではないので、数学が全く分からないという人は完全に捨てて構わないです。他の科目の勉強をしてください。

国語

作文が苦手な人は作文の対策をしてください。ただし1日2・30分程度です。

漢字の配点が高い高校を受験するのに漢字が苦手という場合は漢字の暗記をしても構いません。ただし、社会・理科の勉強をした方が点数が伸びる可能性が高い場合は漢字は捨てるべきです。

入試前日の過ごし方

入試1ヵ月前

入試直前1ヶ月くらいまでには入試の範囲のすべてを終わっている人が多いと思います。試験日まで残り1ヵ月を切ってからはまんべんなく勉強をするのではなく、合格するために何をすべきかを考えて勉強をしてください。

過去問が解き終わっていない人は直前1週間前までに必ず終わらせてください。

中堅以上の高校受験

偏差値52以上のの高校受験生が残り1ヶ月でやることを模試の判定結果に分けて書いています。

模試でA・B判定

安定して模試でA・B判定を取れているなら、今のまま勉強をして構いません。

やるべきことは、

  1. 本番でケアレスミスをしないように日ごろから問題を丁寧に読む習慣をつける
  2. 本番をイメージしながら本番と同じように過去問を解く
  3. 自由英作文や国語の作文対策をする
  4. 体調管理に気を付ける

この4つでいいです。

模試でB・C・D判定

模試でB~D判定を行ったり来たりしている人は自分の得意・不得意を把握してください。

特定の科目が苦手

特定の科目が苦手で足を引っ張っている場合はその科目に勉強時間をかけてください。

英語・数学・国語は多少勉強をしなくても成績が急激に下がることはありません。逆に勉強をしても急激に伸びることもありません。

ですので、苦手科目が社会・理科であれば英語・数学・国語は過去問を解くなど演習をする程度にして、勉強時間の8割を社会・理科に使うべきです。

逆に社会・理科が得意で英語・数学・国語が苦手な場合は社会・理科の勉強時間を5割程度に抑え、苦手科目に時間をかける必要があります。

まんべんなくできる

まんべんなく点数が取れる人は社会・理科の勉強をしてください。

模試で常にE判定

一度もC以上を取ったことがないE判定の人は志望校を変えることを勧めます。仮に合格できたとしても、高校の授業についていけない可能性が高いからです。

トップ校受験

トップ校がE判定の人は偏差値60近くは取れているはずですし、中学生で身につけておくべき最低限の知識もあるはずです。

そうであるなら、中堅校に進学し中堅校でトップを目指した方が大学進学に有利になるはずです。

中学生からすれば高校は人生を左右しかねない大きなイベントだということは分かりますが、重要なのは最終学歴です。大学に進学しなければ、名前を書けば入れる高校だろうがトップ校だろうが「高卒」とひとまとめにされて終わりです。

高校名にこだわるよりも、その先を見てください。

下位高校受験

偏差値49以下、倍率が1.1倍以下の高校を受験する場合、特に対策を取らなくても合格はできると思います。

進学後のことを考えて英語・数学の勉強をしっかりとしておきましょう。

入試出題予想

入試の予想は無意味だと思います。そんなことをするなら過去問を多く解いて傾向を見る方がいいです。

私が大手塾にいたとき、理科の先生が「今年はこれが出る可能性が高い」といっていました(数年分の過去問をチェックしたのでしょう)。しかし、福岡県の理科の出題形式からすれば、適当に言ってもその範囲が出る可能性が十分考えられます。

入試直前対策で使ったものと似たような問題が出ることはしょっちゅうあります。そりゃーたくさん問題を解いたらたまたま同じような問題が出題されることだってあります。

ただし、予想をすることの利点が一つだけあります。

上述した通り多くの受験生は、直前期は何をしていいのかわからなくなります。

あれもこれもやらなくちゃいけないと思ってすべてが中途半端になってしまうこともあります。そういう時に、「これが出るからやっておけ」ということを言われると、集中して勉強をすることができるようになります。

例外的に予想をしてもいいこと

高校によってはある程度予想が可能なので、自由英作文と国語の作文は例外的に出題予想をしてもいいと思います。

福岡県の公立高校受験をする人はステップUPが予想をしているので参考にしてください。あくまでも予想です。出題されない可能性が高いということを分かったうえで参考にしてください。

自由英作文対策

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