高校受験全般

作成途中。高校受験全般について書いています。

目次

  • 知っておくべきこと
  • 勉強をするときの心構え
  • 挫折を避ける具体策
  • 勉強習慣
  • 勉強教材
  • なぜ継続的に勉強ができないのか

知っておくべきこと

高校を受験する上で知っておくべき5つのことがあります。

  • 定期テストと入試は違う
  • 塾へ通う必要性
  • 全教科まんべんなく点数を取る必要はない
  • 偏差値は参考程度
  • 科目特性を知る

定期テストと入試は違う

テストで点数が取れるからといって入試で点数が取れるとは限りません。

定期テストで400点台中盤を取るにもかかわらず、模試で偏差値が55前後という人もいます。400点中盤は学年上位10%には入る点数なので、偏差値が60以上あって当然なのですが、55前後しかとれないのです。

このようなことが起こるのは定期テストで点数を取るために徹底的に暗記だけをし、演習をしていないことが考えられます。定期テストは出題範囲が決まっているので暗記さえすれば高得点が取れてしまいます。

模試はそれまでに習ったところすべてを暗記しておくのはもちろん、質問のされ方を変えられても答えられる程度に理解をしておく必要もあります。

定期テストのために暗記だけをしてきた人はそれができないことがあるのです。

もし、定期テストで学年上位10%に入るにもかかわらず、模試で偏差値が60以上を一度も取ったことのない人は普段の勉強に演習を入れる必要があります。

模試(学校で全員が受ける実力テストではなく公開模試)を一度も受けたことがない人は、直近の模試をとりあえず受けてみてください。それで点数が思うように取れなかったらすぐに勉強のやり方を変えましょう。

塾へ通う必要性

勉強習慣がついているのであれば塾を利用しなくても定期テストでは点数が取れます。周りの友達がみんな通っているからといって、中学1・2年の時に無理に塾に通う必要はありません。

ある程度強制的に勉強をさせられないと何もしない場合や公立トップ校・難関私立の受験を考えている場合は中学1年から塾に通った方がいいです。

放っておいたら全く勉強をしない子は中学2年ころから学校の授業にすらついていくことが難しくなります。英語・数学は一度躓いたら遅れを取り戻すのが難しいです。そうなる前になるべく塾に通わせましょう。

市販されているテキストや通信教材だけでも公立トップ校なら合格できなくはないですが、塾に通わないのは少し危険です。難関私立高校(九州だと弘学館・久留米附設・ラサール・早稲田佐賀など)は、独学で合格するのは不可能に近いと思います。

塾に通わせたいけれどお金に余裕がない、近くに塾がないという場合はZ会や進研ゼミを使いましょう。

⇒ 塾の選び方

得点率を把握する

自分の志望校に合格するために必要な点数を調べ、その点数を取るためにどの科目で何点取るか想定しながら勉強をしましょう。

平均点が180点の過去問を解いたとします。その場合、偏差値55の学校なら200点前後(福岡県の公立高校)が合格ラインになります。なので、偏差値55の高校を受験する予定の人は200点を取るためにどの科目で何点くらいを取るかを意識して勉強するのです。

万遍なく5教科で40点を取るように勉強をしてもいいですが、苦手科目は20点、得意科目を50点などのような設定する必要がある人もいるでしょう。

10点を伸ばすなら、40点から50点にするよりも20点から30点にあげる方が簡単です。なので、基本的に、苦手科目であっても20点に設定することはあまり勧められません。

しかし、英語・数学・国語に関してはどれだけ勉強をしても成績が伸びない人もいます。そのような人は、無理に苦手科目を勉強するのではなく、他の科目で苦手科目をカバーするようにする必要があります。

また、点数が伸ばしやすい科目・伸ばしにくい科目があります。それらを考えたうえで、どの科目にどれだけ勉強時間を当てて目標点を取るのかを決めましょう。

過去問利用法|時間の取り方

偏差値

偏差値は参考程度にしましょう。どの模試(福岡県内であればフクト・県模試)であっても、模試は模試でしかありません。模試を受けて分かるのは、“受験する高校を受ける実力があるかないか”だけです。

偏差値60の高校に偏差値が50の人が合格できる可能性はほとんどありません。

E判定の人も合格できる可能性はほとんどありません(私の塾ではE判定でも受かることがかなりあるので何とも言えませんが、公立高校の合否の仕組みについて知らない人はE判定だとまず合格できないと思います。

過去問の解答や内申点を見ることでE判定でも合格の可能性があるかの判断ができます)。

特に難関私立高校以外の偏差値は全く意味がないです。

科目特性を知る

何を重点的に勉強をするかをある程度自分の中で決めた後、意識してもらいたいことは科目特性です。科目特性を意識して勉強をしていない生徒は意外と多いです。勉強時間に比例して成績を伸ばすことができる科目・できない科目。勉強時間が少なくても理解ができたらすぐに成績を伸ばすことができる科目・できない科目。これらを意識するだけでかなり効率的に成績を伸ばすことができます。

定期テストの勉強ならば、「国語1時間・数学1時間・社会1時間・理科1時間・英語1時間する。」という勉強計画を立ててもあまり問題はありません。しかし、入試の勉強は自分の実力、得意・不得意、科目特性を意識して、科目ごとに割く勉強時間を意識する必要があります。

以下に、科目ごとの特性を書きます。現時点の自分の実力等を考えたうえで、何に力を入れるべきか各自決めていってください。

英語の科目特性
数学の科目特性
社会の科目特性
理科の科目特性
国語の科目特性

勉強をするときの心構え

勉強をしていると挫折しそうになるときが出てきます。挫折を避けるために、次のことを知っておきましょう。

できない

勉強をしても理解できないところがたくさん出てきます。理解ができずにいると、イライラしてすぐに挫折してしまいます。

頑張ろうと思った気持ちが1日で消えてしまう人もいるでしょう。そうならないために、自分は「できない」ということを、予め知っておくことが大切です。

簡単に成績は伸びない

定期テストであれば、20点・30点から、いきなり80点以上になることが普通に起こります。なぜならば、暗記さえすれば理解していなくても答えられる問題が多いですし、範囲が短いからです。

しかし、実力テストの成績が一気に伸びることは考えられません。定期テストと異なり、暗記だけでは答えられない問題が多く、範囲も広いからです。

また、英語・数学は下の学年の内容を理解できていなければ上の学年の問題を解くことは難しいです。

国語に関しては、読解力が必要になるのでそれまでの勉強量がものを言います。

実力テストで成績を伸ばすには最低でも3ヶ月は必要だということを知っておきましょう。

伸び悩む時期が来る

ある程度勉強を続けることができれば、少しずつ成績が伸びてきます。

4月に偏差値45でも、本気で努力をすれば夏休みには偏差値50~57くらいにはなります。

しかし、それ以降は偏差値50台中盤を行ったり来たりすることが続き、伸び悩む人がでてきます。12月ころになってもなかなか思うような結果を出せないかもしれません。

これは誰にでも起こることです。そして、一時的なことでもあります。

伸び悩みの時期は「何をやっても意味がないのでは?」と思いやる気がなくなってしまいます。

しかし、その時期を超すことができれば成績は必ず伸びます。伸び悩みは「飛躍のための充電期間」と言われることがあります。伸び悩みは飛躍への

挫折を避ける具体策

暗記は繰り返し

1・2回読んだだけで勉強をした気になり、「もう問題を解ける」と勘違いしてはいけません。

特に勉強をあまりしてこなかった人は少し勉強をしただけで「できる」ようになった気がします。

しかし、いざ問題を解いてみると全くできず、「勉強をしても成績は伸びない。だから勉強はしない」と思ってしまうのです。

1回読んだり、観ただけでは理解ができないことがほとんどです。辛いかもしれませんが、繰り返すことで理解をしていくしかありません。

暗記の仕方

達成感を味わう

1回で理解できないのは当然ですが、努力が目に見えないことが続くと挫折してしまいます。

そうならないために、達成感を味わえるように勉強をしていく必要があります。

達成感を味わうには理科・社会の用語、英単語、漢字の暗記がお勧めです。

例えば、「毎日単語帳を2ページ覚える」と決めておき、その日の夜に覚えているかどうかの確認をするのはどうでしょうか。

もし、すべての単語を覚えていれば「単語を覚えた」ということが目に見えて分かります。

これをやったからといって、実力問題が解けるようになるわけではありませんが、少なくとも「勉強をしたことは覚えられた」という達成感を味わうことはできます。

伸び悩みの原因を知る

伸び悩む原因は次の3つである可能性があります。

  • 実力に合っていないことをしている
  • 暗記ばかりしている
  • 知識が絡み合っていない
実力に合っていないことをしている

自分にとって、簡単すぎること、難しすぎることをしているかもしれません。

例えば、中学3年生が「1+1は何ですか?」というような問題を繰り返し解いても意味がないことは誰にでも分かると思います。

分かる問題ばかり解いたり、100%暗記ができていることを繰り返し暗記しても意味がないのです。

逆に、目標だけが高すぎ、焦って自分の実力では到底解けないような問題に手を出しても意味がありません。

自分の実力に合ったものを行いましょう。

暗記ばかりしている

暗記ばかりして、演習をしない中学生がかなりいます。

そのような人は、ほぼ確実に伸び悩みます。しかも、伸び悩む時期が早いです。偏差値50前後でストップする可能性もあります。

まったく理解・暗記ができていない時に問題演習をしてもあまり意味がありませんが、ある程度勉強をしてからは適度に演習もするようにしてください。

知識が絡み合っていない

たくさん暗記もしたし問題もといてもなかなか成績が上がらない時があります。これの場合は覚えた知識が頭の中でぐちゃぐちゃになって整理ができていない状況にあると思ってください。

この伸び悩み方をしている人は安心してください。そのまま勉強を続けていれば「あれ、なんかできる」という時期が、いきなり来るはずです。

本当にいきなり来ます。

勉強をサボっていただけで、もともと能力が高い人は本当に信じられないくらい一気に成績が伸びることがあります。

勉強教材

独学で受験をする人は市販されている参考書や通信教材を使うしかありません。

参考書

個人的には市販されている参考書が効率的に勉強ができると思います。しかし、参考書は自分に合ったものを探すのが難しいです。

以下

  • 偏差値50以下の公立高校
  • 51~62程度の公立高校
  • トップレベルの公立高校

を受験する人に分けて参考書の紹介をしているので参考にしてください。なお、難関私立中学・高校を受験する場合参考書ではなく塾を利用しましょう。

独学でトップレベル校
独学で中堅校
独学で偏差値50以下校

通信教材・映像授業

今までの通信教材は紙媒体のものばかりでしたが、最近は紙媒体に加え映像授業も見られるものが多くなってきています。

しかし、市販されている参考書でも成績が伸びるのにわざわざ高いお金を出して通信教材や映像授業を利用する必要はないと思います。

市販されている参考書では勉強ができないという人だけが通信教材・映像授業を利用しましょう。

小中学生用の通信教材
⇒ 

 勉強習慣

勉強の習慣は小学生の時につけておく必要がある。

⇒ 小学生に勉強習慣をつけさせる方法

なぜ継続して勉強ができないのか

勉強を始めたかと思ったら、漫画の本やゲーム、スマホに手が伸びてしまう。それに飽きたらボケーっとしてだらけるだけ。「何もすることがないならダラダラしないで勉強をしなさい!!」って言いたくなりますよね。

当然、そのような子でも “勉強をしなければならない” “定期テストで点数は取りたい”と思っています。ただ、勉強をしようとしても勉強が続かないのです。

親はそういう子に勉強をさせるために必死になりますよね。うまくいくかどうかはやってみなければわかりませんが、この記事を参考にしてください。

集中力がない

まず最初に、小学生の時に勉強習慣をつけられなかった中学生が、なぜ勉強に取り組めないかを知りましょう。

中学生が勉強に取り組めないのは、一言でいうと“集中力”がないからです。

集中力を云々言う前に、全く勉強習慣が全くついていない場合、まずは5分・10分でも構わないので勉強をするように方向づけてください。

⇒ 勉強嫌いになっている中学生が変わる6つの方法

1日10分や20分くらいなら勉強はできるけれど、1時間以上はできないという子は多いです。

中学1年生なら問題ないかもしれません。しかし、2年以降になると1日20分では勉強時間が足りません。

ある程度の高校に進学を考えているならば、3年の夏休みからは1日3時間くらい集中して勉強をする必要がでてきます。

それなのに、“何時間も机に向かっているのに実際は30分も勉強をしていない”なんてことだと困りますよね。

この集中力のなさは

  • 難しいことをやっている
  • なにをやっていいかわからない

この2つから来ることが多いです。

中学1年の内容が理解できていないのに、中学3年の内容をやっても理解ができません。集中できるわけがないのです。

分かりやすくするために例を出します。次の文を真剣に読んでください。

次のステップは「修飾」。「少年」という代わりに「かわいい少年」。「歩く」のかわりに「ゆっくりと歩く」。「学校に行きました」を「昨日学校に行きました」と詳しく説明する。基本文型の各要素にとりつき詳しく述べる、それが「修飾」です。

おおざっぱな内容だけなら、基本文型の知識があれば話すことができます。ですが、詳しく・繊細に文を紡ぎたいのなら、就職のテクニックは欠かせません。基本はたったの2分。さっそくやってみよっか。

修飾のテクニックは、「前」に置くかそれとも「後」に置くか、配置のテクニックです。英語は配置のことば。文の要素の配置によって文全体の意味が作られるのでしたね(基本文型)。就職も同じです。就職要素をどこにおくか ― 配置がとても重要なのです。

次の例を見てみましょう。名詞(修飾のターゲット)を修飾する形容詞red(赤い)に注目してください。

① That is a red sweater. (あれは赤いセーターです)

② That sweater is red. (あのセーターは赤い)

①では修飾のターゲット(修飾される語句)を前から、②では後ろから修飾しています。前と後ろでredの働きが違うことに気がつきましたか?

前に置く修飾語は限定の働き。①は「青でも白でもない赤いセーター」。ある種類のセーターに意味を限定しています。一方、後ろに置いた修飾語は説明の働き。②は「あのセーターは赤いよね」と、単にthat sweaterを説明しています。

③ To everyone’s surprise, a 12-year-old boy won the tournament.(誰もが驚いたことに、12歳の少年がトーナメントで優勝した)

④ My son is 12 years old. (僕の息子は12歳です)

③の12-year-oldは限定。ただの「少年」ではありません。「12歳の少年」。一方、dはmy sonを「12歳ですよ」と説明。「前から限定(限定ルール)」・「後ろから説明(説明ルール)」-はい、2分。これで基礎は終わりです。配置のことば、英語の修飾のテクニックはとってもカンタンなんですよ。

例はここまでです。

実はこれ、日本で一番売れていると言われる、英会話をするための文法書「一億人の英文法 」の導入部分に書かれてものなんです。

さて、どうでしょうか?たった2分で意味が理解できますか?

読むだけなら2分でできるでしょう。しかし、ある程度英語を勉強をしている人でなければ、2分では理解まではできないはずです。というより、途中で読むのを止めますよね。

これなんです。勉強習慣がある程度ついたと思っていたのに、集中力がなく勉強ができない原因は。

もし、例を読んで、何が書いてあるのかわからない、読むのが面倒になったという人は、分かってくれたのではないでしょうか。

それと同じことが、中学生が勉強をしているときにも起こっていると思ってください。

勉強をしようと思っても、書いてある内容が難しすぎて途中で集中力が切れダラダラしてしまうんです。

⇒ 勉強が苦手な子に勉強をさせる参考書・教材