中村学園大学に関連する情報を以下の順で簡単にまとめています。

西南・福大その他福岡県内の大学情報は「福岡県内の大学情報」を参考にしてください。

最新情報

更新が思うようにできない状況にあります。

最新情報は他のサイトになりますが「中村学園大学」を参考にしてください。

偏差値(合格最低点・倍率など)

学科ごとの偏差値・合格最低点などは別ページに書いています。

栄養科学部

栄養科学科だけは中村でも別格の学部です。

簡単に合格はできません。

受験科目が異なるので単純比較はできませんが、2016年以前であれば学部によっては西南に合格するよりも難しいかったかもしれません。

フードマネジメント学科は2018年が2回目の学生募集ですが、受験者数が減りました。

おそらく今後人気が出ることもないと思うので、合格はしやすいと思います。

教育学部

中村の教育学部は人気があります。

西南に合格しているのに中村の教育を選ぶ人も中にはいると聞きます。

福大のほとんどの学部よりも合格するのが難しいみたいです。

流通科学部

2017年度だけ受験者が大幅に増えたのに合格者が大幅に減り、合格が極端に難しくなりました。

充足率をそこまで考える必要がないのになぜかよくわかりません。

合格最低点が急に高くなったわけでもないので、栄養科や児童幼児教育学科と比べ合格が簡単なことには変わりはないはずです。

合格最低点について

学生数・充足率

学部の学生数・充足率をまとめています。

  • 栄養:1,017/940(108.2%)
  • 教育:1,003/900(111.4%)
  • 流通:1,105/920(120.1%)

初年度学費

  • 栄養科学部:1,393,800円
  • 教育学部 :1,265,800円
  • 流通科学部:1,173,800円

特待制度

「8割取れれば必ず合格できる」というものではなく、その年の難易度によって特待の合格点が異なります。また、学部によって特待で合格できる難易度が異なります。

栄養科学部・教育学部・流通学部で、例年それぞれ合格者の上位1%・3%・5%程度が特待Aで採用されるようです

栄養科学部は他の大学にあまりない学部です。合格した人のほとんどが入学するので特待合格の割合を減らしているようです。

逆に流通学科は、西南・福大に合格すれば例え特待で合格していたとしても中村を蹴る人が多いです。5%くらい特待合格者を出すくらいがちょうどよいのだそうです。もし、特待を狙うのであれば流通学科がねらい目です。

栄養科は上位1%しか特待で合格できないので、西南学院大学にギリギリ受かるくらいの実力では合格は難しいと思います。

何点で合格できるかの公表はされていないので推測になりますが、中村の合格最低点を考えると栄養は最低でも8割5分は必要になるはずです。流通でも8割は必要になると思います。

入試関連

入試に関連して起こるであろう疑問について簡単に書いています。

英語

中村学園大学の英語はものすごく簡単です。簡単ですが合格最低点が高いことを考えると相当の努力が必要になります。

特に栄養科学科は福大に合格できるくらいの英語力が必要になります。他の科目でカバーすることも不可能ではないですが、英語で5割以上取る自信のない人は他の科目で8割以上は取れるようにしておいてください。。

流通科学部を受験する人は他の2科目で7割以上、英語で5割でも合格の可能性が十分あります。英語が極端に苦手で勉強をしたくないという人は英語3割、他の科目は8割に設定しても合格ができるかもしれません。

一般前期の補欠合格

中村は後期試験があります。ほとんど補欠合格者は出ないと思ったほうがいいです。補欠合格者を出さない年もあるでしょうし、出したとしても10名以下になると思います。

レベルが低い?

西南・福大と比べ知名度が低かったり大学の規模が小さいこともあり、レベルが低いと思われがちです。

しかし、中村学園大学は誰でも簡単に合格ができるような大学ではありません。

栄養科学部、教育学部は九産大・久留米・福岡工業大学よりも合格するのは難しいです。

栄養科学科に関しては福大に合格するよりも難しいと思います。

福大と中村を天秤にかけるとき福大を選んでしまう人がいるかもしれませんが、栄養科学部や教育学部に関心がある人は福大に進学するよりも中村に進学したほうがいいかもしれません。

中村を選んだからといって就職に不利になるわけではないので、名前だけで大学を選ぶのはもったいないです。

文系から進学可能?

高校3年になってから中村学園大学の栄養科学部に興味を持ち、受験しようと思ったら社会が選択科目でないことを知る人が少なからずいるはずです。

しかし、栄養科学部を受験するには少なくとも数学か理科いずれか1科目を選択しなければなりません。すでにコース選択で文系に進んでいる場合「あ~、もう受験できない」とショックを受けると思います。

しかし、気付いたのが高校3年の夏休み前までなら何とかなります。生物基礎が選択科目の一つになっていますが、生物基礎なら市販されている参考書を利用して本気で勉強をすれば3ヶ月で合格レベルになるからです。

理系の勉強が嫌いだから文系コースを選んだので理科の勉強はしたくないかもしれませんが、生物基礎ならなんとかなるはずです。

注意しなければならないのは、西南・福大を受験する場合、理科・数学をやりながら社会の勉強もしなくてはならないことです。負担が増えるので西南・福大に合格するのが難しくなります。

「2兎追う者は一兎も得ず」にならないよう、中村の栄養科に進学したい人は栄養科に的を絞って勉強をする必要があるかもしれません。

どれくらい勉強する必要があるか

西南・福大が第一志望な人と同じくらい勉強をするべきです。

中村学園の英語の問題はものすごく簡単ですが、合格最低点がものすごく高いです。

特に栄養科学部は7割取らなければ合格できないこともあります。

他の科目で8割以上取れたとしても、英語で5割以下だと不合格になる可能性がでてきます。

そもそも、他の科目で8割以上を取ることが簡単ではありません。

だから、英語を苦手科目にしていては合格は難しいと思ってください。

どれだけ英語が苦手であろうが、栄養科学部を受験する人は英語を徹底的に勉強してください。

流通科学部を受験する人は他の2科目で7割以上、英語で5割でも合格の可能性が十分あります。

英語が極端に苦手で勉強をしたくないという人は英語3割、他の科目は8割に設定しても構いません。

ただし、英検準2級程度の実力がなければ中村学園大学の英語の授業で相当苦労するということは覚えていてください。

過去問

配点と入手法について触れています。

配点

配点がどうなっているのか全く見当が付きません。中村学園大学の合格最低点は他の私立大学と比べ高いです。問題が簡単だということを考えても少し高すぎる気がしないでもありません。

もしかしたら、合格最低点が下がり「誰でも入れる大学」と思われないように簡単な問題の配点を高くし、難しい問題を低くするようなことをしている可能性もあります。

いずれにしろ配点は分かりません。とりあえず点数ではなく、正答数を問題数で割って得点率で合格の可能性を考えましょう。流通6割、教育6割5分、栄養7割くらい取れれば合格の可能性が高いと思ってもいいと思います。

入手法

赤本は出ていません。受験者数が少ないので利益にならないからだと思います。

オープンキャンパスに行けば大学が過去問の冊子をくれるかもしれませんが、大学のホームページでダウンロードするだけで十分だと思います。

一部著作権の関係で問題が見られないですが、それをやらなかったからと言って合格ができなくなるというわけではありません。あまり神経質にならず、手に入れられる問題だけをしっかりやってください。

就職

学歴を気にしている人が多いですが、学歴でフィルタにかかる企業はそこまでありません。福岡で就職を考えているなら西南・福大・中村で就職に影響することなどほとんどないと思っていいです。

大学でどれだけ努力をしたかどうかで就職は決まります。たまに「いや、西南の就職実績はすごい。絶対に学歴は就職に影響している」という人がいます。

いえいえ、西南は高校の時に努力をしっかりしてきた人が集まっているから、就職活動でも頑張っているだけなんです。

「いや、私はかなり努力をしたけれどダメだった」という人もいますが、それは運が悪かったか、企業と相性が悪かったのかもしれません。もしかしたら、その人が人に好かれるタイプではなかったのかもしれません。

それに、「努力をした」といっても、高校の時に努力をした人の“努力”と、高校の時に努力をしなかった人の“努力”って、同じじゃないんです。

努力をしなかった人はちょっと努力をしたら「頑張ったぜっ」と思うけれど、その努力は努力をしてきた人からすれば、全く努力でもなんでもなく普通である場合があります。

高校の時に西南に合格できるくらいに努力をして中村学園大学に進学をしたのであれば、中村学園に入ってからもしっかりと努力ができるはずです。そういう人が就職で不利になることはないです。

本当に学びたいことが中村学園大学にあるのであれば偏差値・知名度など気にせず中村学園に進学することを勧めます。

クラウドファンディング

クラウドファンディングは、インターネットで個人や団体から資金を集めるものです。このクラウドファンディングを全国で初めて制度化したのが中村学園大学です。

栄養科学の知識を活用し、高齢者やダイエットを行う方を対象とした「甘酒スムージー」が新聞等で取り上げられて話題になったのでご存知の方もいるでしょう。

もちろん、これらはお金を稼ぐことが目的ではなく教育の一環として行われています。栄養科・流通科の特性を活かし、それを商品開発・販売につなげられるはずです。

自ら進んでクラウドファンディングを利用すれば、知識をつけるだけの勉強ではなく、社会に出てからも役立つ経験をすることができるでしょう。

とはいっても、これらは2015年11月から始まった新しい制度なので実際は試行錯誤をしている段階だと思います。この制度が中村学園大学の目玉になれば「西南・福大なんかに進学するよりも中村に進学する」という生徒が増えるかもしれませんね。

ゼミ

中村学園大学のゼミは3・4年通しで行います(大学によって3年と4年で違うところもある)。ゼミを選ぶときは、アクティブラーニングを実践しているゼミに入ることを勧めます。

ゼミは指導教授によって何をするのかが全く異なってきます。文献を調べて発表をするだけのゼミもあれば、「半分遊びなのでは?」と思えるようなゼミもあるでしょう。

アクティブラーニングという造語が出た後、すぐにそれを取り入れようとした中村学園の柔軟性は本当にすごいと思います。しかし、それまで実践していなかった学校が、いきなり完璧にアクティブラーニングができることは考えにくいです。

また、学ぶ学生自身もアクティブラーニングに戸惑うこともあるでしょう。

しかし、一方通行の学びではなく、仲間と学び合う学習スタイルは必ず将来に役立つはずです。

中村学園大学が率先して取り入れようとしているアクティブラーニングを、ゼミで経験しましょう。

教員数(専任教員1人当たりの学生数)

  • 栄養科学部:28名(31.6)
  • 教育学部:32名(31.0)
  • 流通科学部:27名(39.4)