2018年3月福岡県高校入試情報

2018年3月に行われる福岡県公立高校入試の最新情報や受験対策について随時更新しています。

今後の受験生のためにテスト結果(入試の点数・内申点(おまけ程度にフクトの偏差値))を募集しています。

教えても構わないという方がいましたら、下の問い合わせからお願いします。

問い合わせ

目次

  1. 入試情報
  2. 偏差値・合格最低点
  3. 合格するために
  4. 調査書
  5. 倍率について
  6. 学習障害
  7. 入試直前期
  8. 2017年3月入試について

入試情報

高校入試に関連する情報を分かり次第更新していきます。

日程

日程が分かるのは6月中旬頃になると思います。

選抜要項

福岡県立高等学校入学者選抜要項が公表されるのは10月の下旬ころになると思います。

倍率

公立高校入試の倍率は合否にものすごい影響を与えることがあります。倍率の仕組みを詳しく知りたいという人はこのページの下に書いているので読んでください。

志願倍率

2017年3月入試の倍率を掲載しています。2018年3月入試の志願倍率は分かり次第更新します。

変更点

福岡県の公立高校入試は平成28年度に「基礎的・基本的な知識・技能を問う問題と、思考力、判断力、表現力等を問う問題及び言語活動を重視した問題とをよりバランスよく出題」するように改善が図られました。

平成28年10月20日に、平成30年度入試が平成28年度入試で改善された入試を、さらに改善することが公表されました。

「思考力、判断力、表現力等を問う問題及び言語活動を重視した問題をより一層充実」させるとのことです。

現在中学2年生から改善されるので、中学3年生は去年の過去問がどのような出題のされ方がされているのかを見るだけで大丈夫です。

変更点は以下の通りです。

時間

国語、数学、社会、理科が45分から50分に変わります。

英語は50分(リスニングテストを含む)から55分に延長します。

英語

リスニングテストが10分から15分に増えます。筆記テストは今のまま40分で行われます。 

リスニングの配点が17・18点だったものが20点に増えます。

今後の勉強法は?

今まで通りの勉強をしながら、思考力・判断力・表現力を問う問題をたくさん解くことで入試に対応することができるはずです。

「思考力・判断力・表現力ってなんだよ」と思うかもしれませんが、塾に通っている人は特に意識する必要はないです。

普通の塾であれば新しい入試がどのようになるのかを想定し、授業を工夫するからです。

アクティブラーニングは?

「アクティブラーニングをすることが入試に必要なの?」と思っている方もいるみたいです。

アクティブラーニングをしたからと言って「思考力・判断力・表現力」の問題が確実に解けるようになるわけではありませんし、やらなかったからといって解けないというわけでもありません。

ですので高校入試にはアクティブラーニングをするかしないかはほとんど影響はないはずです。

高大接続システム改革会議
教育再生実行会議提言

偏差値・合格最低点

フクト・県模試・英進館・全教研・ベネッセ等の偏差値

フクト・県模試などの偏差値は参考程度にしかなりません。また、英進館・全教研・ベネッセなど福岡県公立高校入試と形式の異なる模試の偏差値はほとんど当てにならないと思ってください(模試の目的が違うので)。

私の教え子の中に、Fスコアが62だったにも関わらず筑紫中央に不合格になるということも起こりました。逆にFスコア40台しかとったことがなかった生徒が武蔵台や筑紫中央に合格してしまったということもありました。

公立高校は入試の点数だけでなく内申点も合否に影響します。また、模試で良い点数が取れていても、本番で大きなミスをしてありえない点数を取ってしまうことも考えられます。

偏差値が高く、A判定を取っているからといって必ず合格できるわけではありません。偏差値はどの高校を受験できる実力があるかを知るための数字でしかないです。

受験直前期の追い込みや日ごろから公立高校を意識した勉強をしていれば、本番で過去にないくらいの点数をたたき出すこともあります。ようは偏差値などに惑わされず正しい勉強さえしておけば合格はできるということです。

⇒ フクト

偏差値・合格ボーダー

福岡県は合格最低点を公表していません。ですので、何点取れば合格できるのかは誰にも分かりません。

しかし、ある程度の目安は分かります。どれくらいの点数をとれば合格の可能性があるのか、一応の目安表を作成したので参考にしてください。

あくまでも目安であることに注意してください。それ以上でも不合格、それ以下でも合格することもあります。

最新の偏差値は11月下旬以降に更新します。

⇒ 北九州地区(第1~3学区)
⇒ 福岡地区(第4~6学区)
⇒ 筑後地区(第7~10学区)
⇒ 筑豊地区(第11~13学区)

過去問

模試の偏差値よりも過去問を利用したほうが合格の可能性があるかないかを判断しやすいです。

平均点から自分が受験する高校の偏差値から合格最低点を予測してください。それを超えたら合格の可能性が高く、下回ったら低いと判断してください。詳しくは下の「過去問の利用法」を見てください。

過去の平均点
  • 平成13年:191点
  • 平成14年:172点
  • 平成15年:192点
  • 平成16年:196点
  • 平成17年:202点
  • 平成18年:190点
  • 平成19年:190点
  • 平成20年:184点
  • 平成21年:175点
  • 平成22年:175点
  • 平成23年:164点
  • 平成24年:158点
  • 平成25年;156点
  • 平成26年:150点
  • 平成27年;168点
  • 平成28年:166点
  • 平成29年:-

過去問の利用法

合格するために

福岡県の公立高校入試に向けてやっておいた方がいいことをまとめています。

国語の作文

国語の作文はブログに書いてあります。

国語の作文

英作文

60点中8点も配点があります。トップレベルの高校を受験する人は英作文ができるかできないかで合否が分かれてしまうことも起こり得るのでしっかりと対策を取りましょう。

なお、英作文は少なくとも中学2年生までの文法を理解していなければ高得点を取ることはできません。全く英語を理解していない人は対策のしようがありません。

来年以降受験をする人は今のうちに英語の勉強をしっかりとしておきましょう。

英作文

科目特性

すぐに成績が伸びる科目、時間がかかる科目、得意なら時間がかからない科目。苦手なら必要以上に時間がかかってしまう科目など科目ごとの特性を知れば志望校に合格するためにどの科目にどれだけ力を入れていけばいいのかが見えてくることもあります。

福岡県公立高校科目ごとの対策

受験全般

高校に合格するために塾は必要なのか。夜型の勉強はダメなのか。など受験を控えた子どもがいる親が知りたいことについてまとめたページもあるので参考にしてください。

高校受験全般

調査書(内申点・通知表)

倍率が1倍を下回っている高校はオール1だったり、学校の内外で問題を起こしたりしていない限り合否にそこまで影響はないと思います。しかし、受験する高校にもよりますが、倍率が1.2倍以上になると調査書が合否にものすごい影響を与えると私は実感しています。

博多青松高校のように中には内申点(5段階評価の数値)がそこまで影響しない高校もありますが、調査書が全く合否に影響しない高校はないと思ってください。

調査書のことを考えると私立中学から公立高校受験はかなり厳しいものと思ってください。

詳しくは以下のページを見てください。

通知表・調査書の仕組み

倍率について

合格内定者

各学区のトップ校を抜かし、推薦合格者を予定人数以上に取ります。例えば、40名程度を推薦合格で取ると公表している高校が60人くらい推薦で合格させてしまうこともあるのです。

推薦で多くの合格者をだせばそれだけ一般で合格するのが難しくなります。

具体例

ある高校を例に具体的に書いていきます。

  • 入学定員  :320人
  • 合格内定  :85人
  • 一般合格枠 :235人
  • 一般受験者 :-
  • 一般倍率  :-
  • 昨年実質倍率:1.75倍
  • 難易度   :若干易しい

この高校の本年度の受験者が482人でした。これを入学定員の320人で割れば1.51倍になります。

しかし、既に合格が決まっている85人を除いて計算しなおすと入学定員235人に対し受験者数397人。倍率は1.69倍になります。

このように、福岡県が公表している倍率をそのまま見ていては本当の倍率が分からないのです。

推薦でどれだけ内定者が出ているかによって見た目の倍率よりもかなり難しいこともあるので注意してください。

実質倍率とは

大学と違い、公立高校に合格した人のほぼ全員が入学します。全員が入学するので、単純に志願者数÷定員をすれば実質倍率が分かります。

と、言いたいところなのですが、福岡県が公表している倍率は推薦入学者などを含めた数字なのでそれらを差し引いて計算をしなければ正確な倍率が分かりません。

また、倍率が1倍を下回る高校を受験したとしても必ず合格できるとは限りません。内申書が悪いと不合格になります。

ですので、「実質倍率」と書いていますが、厳密な実質倍率ではありません。

第2志望

トップレベル校の理数科など、第2志望を選択できるところは注意する必要があります。

例えば、筑紫丘高校の理数科を105人が受験したとします。全員が普通科を第二志望にしていれば理数科に不合格になった後は普通科で合否判定をされることになります。

理数は他学区からも受験できるのでなんともいえません(普通科は5学区に住所がある人しか受けられない)が、ほとんどの人が第5学区からの受験をしていると思うので普通科を第二志望にしている人は相当数いると思います。

仮に全員が普通科を第二志望にしていれば65人が普通科に回る(理数科の定員が40名だから)ので、561人ではなく626人が志願者数になります。そうなった場合の実質倍率1.45倍から1.62倍になります。

見た目倍率よりも高くなる実質倍率よりさらに倍率が高くなるということを覚えておいてください。

この仕組みは私自身確信を持てなかったので福岡県に問い合わせました。県の回答は上記の通りでした。

志望校変更

志望校変更は慎重にしてください。特に「ここを受ける」とずっと思い続けていた人が倍率にひるんで志望校を変更するのは勧めません。

「もしかしたら、合格していたかも」「たとえ不合格になったとしてもなんで挑戦しなかったのか」と必ず後悔します。

ただし、金銭的に公立高校に進学する必要がある人は別です。たとえワンランク下げても確実に公立に合格することを選択するほうがいいです。

志望校変更の時の注意

特に工業・商業・農業高校は中間発表の結果をみて受験する学科を変える人が多いです。

例えばA学科0.95倍、B学科1.20倍だったとします。中間発表を見てA学科にしようと思って、確定後にA学科1.1倍、B学科1.1倍になることだって起こり得ます。

また、受験者層にも違いがあります。同じ高校でも科によってレベルの高い人が多く受ける科、あまり勉強してこなかった人が受ける科があります。

A学科が偏差値52とB学科が偏差値46だとすれば、同じ1.1倍でもA学科のほうが難しいのは言うまでもないです。

中間発表をもとに多くの人が同じことを考えます。ですので、基本的に上述の例外を除き中間発表の倍率をみてから志望校を変更するのはお勧めしません。

変更は権利

変更をするのに嫌な顔をする先生がいます。

しかし、福岡県が中間発表後に志望校を変えていいという制度を取っているのです。制度としてあるのだからそれは当然の権利として行使してください。

変更がダメだというなら初めから中間発表をする必要はないです。にもかかわらず制度としてあるのだから嫌な顔をする方がおかしいです。

学校の先生はやることが多いので大変なのは分かりますが、生徒も公立に合格するために必死です。嫌な顔をしないでするべきです。

もし、それが嫌なのであれば、中間発表という制度をなくすよう働きかけてください。

 制度を利用しろと書いていますが、私は中間発表の制度をあまりよく思っていません。

特殊入試

芸術・ファッション・スポーツ系の学科やコースは実技が合否にものすごい影響を与えます。倍率が1倍以下になっていたとしても一定の能力がなければ合格はできないと思ってください。

学習障害

勉強をしてもなかなか成績が伸びない子がいます。

私は専門家ではないので学習障害かどうかの判断はできません。しかし、塾講師をしていると「可能性があるのでは?」という子に現実的に出会います。

学習障害かもしれないのに、そのことに気付かず頑張り続ける子も中にはいるはずです。

中学1年生の2学期の定期テストではたとえ勉強をしていなかったとしても40点以下を取ることは考えにくいです。まして、定期テスト直前にそれなりの定期テスト対策をしたにもかかわらず20点・30点台を取ってしまうような場合、学習障害の可能性を考える必要があると思います。

「20人に1人はいる」といわれている学習障害です。他人事ではありません。勉強しているのに点数がとれない場合は「うちの子は違う」と現実を認めないのは子どものためにもならないと思います。

私が学習障害について適当に考えているわけではないことを知ってもらうためにブログに学習障害について触れています。

⇒ 学習障害

入試直前期

入試直前に見てもらいたい内容をまとめています。

直前期にやるべきこと

入試直前期になると何をしていいのか分からなくなり、時間だけが過ぎていくという人もでてきます。

時間を無駄にしないために何をするべきかを知っておけば合格に近づくはずです。

高校受験直前の対策

入試前日の過ごし方

入試前日は人によって過ごし方は違うと思います。

もうやり切ったという人は普段よりも勉強を減らし、ゆっくり過ごして心を落ち着かせる人もいるでしょう。

「何かやっていないと不安だ」と普段道理必死に勉強をする人もいるでしょう。

「あ~もうだめだ」と何も手につかない人もいるでしょう。

どういう風に過ごそうが入試はやってきます。忘れ物はしないように事前に用意することだけはみんな忘れないでください。

前日の過ごし方

2017年3月入試

目次

  • 予想平均点
  • 実質倍率
  • ひとこと
  • 合格点・ボーダーラインについて
  • お願い

予想平均点

予想平均点は166.7点と発表されました。昨年度の平均点は165.5点だったので、ほぼ同じ難易度だったみたいです。大手塾が出してくれる合格ライン予想がどうなるか気になりますね。

ちなみに大手塾の予想はかなり正確だと思ってください。たくさんいる生徒のデータをもとに予想をしているので極端に間違った予想点が出されることは考えられません。

教科別の予想平均(カッコ内は昨年度実績)
  • 国語:35.4点(39.0点)
  • 数学:32.8点(28.9点)
  • 社会:32.6点(30.8点)
  • 理科:32.9点(36.6点)
  • 英語:33.0点(29.8点)
  • 追加:12.2点(11.3点)

“追加”は筑紫丘、明善、嘉穂の理数科で実施されている30点満点の数学の追加問題です。

平均点の予想が昨年度と同じということは倍率が上がった高校は前年度よりも合格ボーダーが上がり、倍率が下がった高校は前年度よりも合格ボーダーが下がる可能性が高くなると思います。

入試問題、模範解答、配点は3月9日午後5時までに福岡県のHPで公開されるとありました。このサイトでも模範解答を書こうとしましたが、県が公開するものが一番見やすいです。そちらへのリンクを貼ることにしました。

参考:福岡県

各科目の特色

以下西日本新聞の記事を引用させてもらいます。「県教委がが発表した『各科目の特色』」と書いてあるので著作権上引用しても大丈夫だと思いまが、問題があればすぐに削除します。

2017年度公立高校一般入試の問題作成で県教育委員会は「思考力、判断力などをできる限り問うように努めた」と説明した。県教委が発表した「各科目の特色の概要は次の通り。

国語:前年度、46年ぶりにだした小説を今回も出題した。「クリーン活動」を題材に、自分の考えを論理的に核問題も。

数学:商品販売という具体的な場面を示した出題では、数量の関係を指揮によって表したり、読み取ったりする力を見た。

社会:情報化社会をテーマに資料を読み取り、判断する力を問うものや、人口、交通から地域の特色を考察させる問題を並べた。

理科:タマネギの根の顕微鏡観察など、身近な題材から出題。観察前に予想した内容を踏まえ、結果を分析、解釈できるかを問うた。

英語:インタビューのやりとりを読ませ「あなたはどんな質問をするか」との問いでは、状況に会う表現を考えさせた。

数学追加問題:数学的な見方や考え方の総合的な理解、深く考察し処理する力を見るため、幅広く問題を出題した。

大学入試改革・新しい指導要領を考え「平成30年度入試から思考力、判断力、表現力等を問う問題及び言語活動を重視した問題をより一層充実させる」とすでに福岡県がと公表している通り、来年の入試は大きく変わる可能性があります。

形式が全く異なることはないはずですが、去年の入試で小説が出題されるというレベルの変更はあると思います。

入試問題の変化からわかるように、県はこれからの教育を意識して変化し始めています。定期テストで点数を取らせるためだけに個別指導塾に通わせる時代はもう終わりました。子供たちが今後必要とされる力を身につけさせる教育が今後は必要になります。

高大接続システム改革会議
教育再生実行会議提言

ひとこと

ついに入試が終わりました。変なミスをして何十点も無駄にしてしまった人、全く答が分からず適当に記号を書いたら正解してしまった人もいるでしょう。

結果、思った以上に良かった人もいれば、今まで受けてきた模試と比べて思うような結果にならなかった人もいるはずです。

新聞で発表された本年度の入試の難易度、数日後大手塾がサイト上で公開する合格ボーダーラインなどが気になりドキドキする日が数日は続くはずです。

しかし、もう入試は終わりました。既に終わったことを考えても意味がありません。合格発表がされるまでグチグチと悩むのは時間の無駄です。これから卒業までの数日は入試のことを頭から消して中学最後の思い出作りをしてください。

 合格点・ボーダーラインについて

多くの検索がされるので改めて書かせてもらいます。本気で受験勉強をしてきた生徒なら、大手塾などが出している合格予想などを見て、安心したり不安に思ったりしているはずです。

筑紫丘が242点で合格かどうか、春日が223点で合格かどうか、福岡中央が205点で合格かどうか、筑紫中央が198点で合格かどうか、受験生の気持ちは分かりますが、現時点ではどういう結果になるのか全く分からないのです。

その年にその高校を受験する生徒の実力が例年より高かったら合格ボーダーラインは前年よりも高くなります。逆に例年よりも受験する生徒の実力が低かったら低くなります。

しかし、福岡県の公立高校は内申点も重視されます。内申点が極端に低ければ合格した生徒の最低点よりも高い点数を取っていても不合格になることが考えられます。

元、私の教え子の中に附設に合格したのに筑紫丘に落ちるという信じられない結果になった生徒もいます。なので結果はふたを開けてみないと分からないということです。