西南学院大学に関連する情報を以下の順で簡単にまとめています。

福大・中村・九産その他福岡県内の大学情報は「福岡県内の大学情報」を参考にしてください。

2020年7月に改めて利用する参考書を選び直したので「西南学院大学・福岡大学に合格するために必要な勉強時間の目安」を参考にしてください。

最新情報

更新が思うようにできない状況にあります。

最新情報は他のサイトになりますが「西南学院大学最新情報」を参考にしてください。

学生数・充足率

各学科の学生数(在籍数/定員)・充足率をまとめています。

  • 英文  :494/420(117.6%)
  • 英語  :485/420(115.5%)
  • フランス:243/210(115.7%)
  • 商学  :731/630(116.0%)
  • 経営  :731/630(116.0%)
  • 経済  :1010/840(120.2%)
  • 国際経済:507/420(120.7%)
  • 法律  :1334/1125(118.6%)
  • 国際法 :394/335(117.6%)
  • 児童教育:432/400(108.0%)
  • 社会福祉:515/460(112.0%)
  • 心理  :502/420(119.5%)
  • 国際文化:737/630(117.0%)

全ての学科が定員を超過しています。

西南学院大学は中規模大学なので充足率が120%まで認められています。

本年度卒業する学生は過去5年の中で一番少ないです。

つまり、卒業生が出ることでかえって充足率が増えてしまう状況になってしまうのです。

2017年に入学定員が増えているので、極端に合格者を絞ってくることはないと思いますが、昨年と同程度、もしくは若干少なめに合格者を出す可能性があると思ってください。

※ 商学科と経営学科は偶然同じになりました。

偏差値(合格最低点・倍率など)

学科ごとの偏差値・合格最低点などは別ページに書いています。

参考:合格最低点について

文学部

英文科は倍率が3倍前後に安定しています。

一般の合格枠が10人減っているので昨年度よりは合格が難しくなるはずです。

センターを利用した入試は例年通りの難易度になると思いますが、一般前期はかなり難しくなることが予想されます。

国際文化学部

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人間科学部

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商学部

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経済学部

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法学部

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入試に関する疑問

西南学院大学を受験する人が思うであろう疑問に勝手に答えています。

日東駒専との比較

入試問題が違いますし受験者層も異なります。

また、学科によって難易度も異なるので単純比較はできません。

しかし、各大学が公表している合格最低点を考えると産近甲龍・日東駒専に合格するよりも西南に合格する方が難しいと思います。

推薦合格枠について

2018年度入試で気を付けなくてはならないのは一部の学科で推薦合格者の数が大幅に増えたことです。

推薦で合格した人は確実に入学をするので、一般入試で多めにとる必要がなくなります。

英文学科は定員が120名にもかかわらず、推薦合格者が51名(昨年度30名)も出しています。一般合格はかなり厳しくなるはずです。

経済学科も合格者がすでに100名に達しているので、合格するのは間違いなく難しくなるはずです。

心理学科は河合で大幅に偏差値が下がりましたが、合格者がすでに46名(昨年度26名)もいます。合格は難しくなるでしょう。

以上3学科は今年の一般入試でどれくらいの合格者を出すか気になります。

人間科学部と商学部以外は推薦枠が増えていることはあらかじめ調べればわかっていたことです。

なので一般合格は前年度よりも確実に難しくなると受験生は予想していたと思います。

しかし、合格者数が極端に増えたのが3学科しかなかったことに少し驚きました。

いずれにしろ、センターを利用する入試よりも一般入試のほうが合格しやすいことに変わりはありません。

実力があれば合格できるのだから、受験者数など気にせずに最後まで頑張ってください。

何点取ればいいか

一般入試は本番で何点取ればいいかはまったくわかりません。

目安は過去問の合格最低点です。過去問を解いて合格最低点の90%くらいとることができれば合格の可能性は十分あると思ってください。

センター利用・併用は自己採点をしたセンター試験の点数を受験する学科の配点に合わせて得点率を自分で確認してください。

併用の場合は一般で8割を目標にしてください。普通の一般入試では7割取れれば十分合格できますが、併用の場合センターの出来によって異なりますが7割では厳しいと思います。

偏差値50以下で合格できるか

模試の偏差値は参考程度にしかなりませんが、入試直前期に進研模試で偏差値50以下の人が合格することはほとんど考えられません。

進研模試で偏差値50以下を取る人は大学合格に必要な最低限の知識を身につけていないことを意味します。そのような人が受験して受かるような大学ならだれも苦労はしません。

一般入試で7割取るのは簡単か

西南学院大学の問題は全体的に簡単で(勉強をしている人にとっては解きやすく感じられる問題が多いはず)。

英語も日本史も世界史も政治経済も数学も普通に勉強をすれば7割以上取れて当然だと思います。

西南の数学が難しいという人がいるとするなら、暗記が苦手面倒だから消去法でたいして得意でもないのに数学を選んだだけだと思います。

国語は勉強がしにくい科目なので、人によってはどれだけ努力をしても7割以上取るのが難しいかもしれません。得意な人は勉強をほとんどしなくても7割とれるでしょう。

西南を受験するくらい努力をしている人にとっては簡単という意味で、勉強をしていない人は2・3割しか取れません。

学部によって難易度出題形式が違うか

以前は英語に関しては若干違っていましたが、今は同じだと思って構いません。

関東の大学のように学部ごとに特徴があるわけではないので、どの学部を受けるとしてもやるべきことは同じです。

受験する学科によって対策が違うということはありません。

九州大学との差

科目数、問題の難しさを考えると西南と九大には見えない壁があります。

西南学院なら高校3年から勉強を始めれば誰にでも合格できるチャンスはありますが、九州大学は1年の努力でどうにかなるような大学ではありません。

九州大学のすべり止めとしてセンター利用で西南を受ける人が多いですが、本気で九大を目指しいる人はたとえ西南に合格していても浪人を選ぶ人のほうが多いと思います。

西南学院大学は理系からは難しいか

逆に有利になる場合があると思います。

一般入試は英語・国語・選択科目の3科目で受験をします。

理系クラスを選んだのだから、数学がそれなりに得意なはずです。

数学は世界史・日本史などの暗記科目よりも勉強時間は必要ではありません。

なので、世界史・日本史などを選択する人よりも、英語・国語の勉強に多く時間を割けるので時間的なアドバンテージができます。

国語が苦手だから文系クラスを選んだ人よりも不利、と思うかもしれません。

しかし、文系クラスは理系が嫌いだから文系を選んでいるだけで国語が得意なわけではありません。

というよりも、合格レベルにない文系クラスの人はまったく国語ができていないはずです。

なので、国語に関しては理系・文系による有利不利はないです。

不利な点

唯一不利だと思えるのは、理系クラスを選んでしまうと、学校の授業で理科にそれなりの時間が費やされてしまうことです。

とはいっても、文系クラスでも世界史で受験するのに他の科目を受ける必要があります(昔は不正をしている高校が多かったが今は不正をしている高校はないはず)。

理系でも文系でも入試に無関係な授業を受けることになるので、そこまで不利になるとは思えません。

センター併用

センター併用は募集人員が少ないですし、実質2科目で受験できるので合格最低点も高くなる傾向にあります。

つまり、一般入試で合格するよりも、極端に2科目の成績が良い場合を抜かし難しいと思ったほうがいいでしょう。

たとえ、受験者数が少なく倍率が低くなるからと言って、合格が簡単になるというわけではありません。

A/F日程どちらも受けるべきか

合格したければ受けるべきです。

仮に受験日が3日連続になろうが、第一志望の大学に合格する可能性を少しでも高めたいのであれば気にしてはいけません。

英語

入試英語に関連するものをまとめています。

英語が苦手でも合格できるか

難しいです。

英検準2級程度の実力では、西南英語は運が良かったとしても正答率5割が限界だと思います。

運が悪ければ2・3割しか取れないかもしれないです。

つまり、準2級程度の実力では国語・選択科目がそれぞれ8割以上取れなければ合格はできないことを意味します。

英検準2級はトップレベルの公立高校に合格できる人は中学生の時に合格しています。

トップレベルの高校ではなくとも、普通に勉強をしている高校生なら1年の時に合格できます。その程度の実力で西南英語が解けるわけがありません。

西南に合格をしたいのであれば、2級の筆記試験でライティングを抜かして9割くらいの正解を出せるくらいの実力は必要だと思ってください。

私も高校3年の時に英検2級を受けましたが、100回受けて100回とも合格する自信があるくらいの実力はありました。事実、正答率は9割を超えて合格しています。

そのような実力でも、当時は西南英語が難しく感じました。過去問を解いても7割とることすらできないことが多かったと記憶しています。

英語は勉強時間に比例して確実に成績が伸びます。苦手意識を持っている人は高校1・2年の時は英語中心の勉強をして英検2級に合格できる実力になりましょう。

センター英語と比べて

高校生にとってはセンター試験よりも点数が取りやすいと思います。

センター試験の問題は簡単ですが問題の量が多いです。素早く問題を処理する力が必要になります。

読むスピードが遅いと最後のほうの問題を読む時間がなくなり6割すら取れないことも起こり得ます。

しかし、西南学院大学は長文が2題出されてはいますが、2題のうち1題は長文と言うよりも語彙問題です。普通に勉強をしていれば時間が足りなくなるということは起こりません。

多くの受験生が模試の結果を気にしますが、どちらかと言えば模試はセンター試験の問題に近いです。

つまり模試で偏差値が悪く(偏差値50台)C・D判定しかもらえなかったとしても、西南に合格するための勉強をしていれば合格はできます。

時間が足りない

西南の問題は、まれに読みにくいものが出てきますが、基本的に読みやすいです。

英語が得意な人は40分以内にすべてを解き終わってしまうはずです。

とはいっても、そのような人はごく一部で、西南に合格している人の多くは、時間をいっぱいに使って解いているはずです。

ただし、時間が足りないからといって、大問1で空欄の前後だけしか読まないというようなレベルでは西南に合格できるだけの英語力はないと思います。

福大英語との差

西南の問題は福大と比べると難しいことは間違いないですが、問題自体が難しいわけではありません。

ほぼすべてが標準的な問題です。大量の暗記ができていれば、場合によって福大よりも高得点がとれるかもしれません(私個人としては福大よりも西南英語のほうが解きやすいです)。

文法・語法・語彙の暗記を中心に勉強をし、長文は精読を通して文の構造の理解に努めてください。

そうすれば1年間しっかりと勉強をすれば進研模試で偏差値50くらいからでも、7割以上はとれるようになるはずです。

対策:西南学院大学受験対策

学費

初年度の学費(卒業までの費用)です。

西南学院大学はすべての学部が同じ料金になっています。

  • 全学部:1,172,050(4,158,300)円

試験優遇措置

センター利用入試(併用ではない)で、資格・検定試験の基準スコアを満たせば、英語の得点が満点になります。センター試験で満点を取るよりも英検準1級に合格するほうが簡単です。英語が得意、且つ、センター利用で西南を滑り止めで受けておこうと思っている人はこの制度を利用してもいいと思います。

西南が第一志望の人はセンター利用で受験をするべきではありません。一般前期で合格することだけを考えて勉強をしたほうが絶対に合格の可能性が高まります。英語が得意だからと言って、この制度の利用は考えてはいけません。

基準は以下の通り

  • ケンブリッジ英検:FCE以上
  • 英検:準1級以上
  • GTEC CBT:1250点以上
  • IELTS:5.5以上
  • TEAP(R/L+W+S):334点以上
  • TOEFL-iBT:72点以上(ITPは除く)
  • TOEFL Junior COmprehensive:341点以上
  • TOEIC/TOEIC S&W:TOEIC785点以上かつTOEIC S&W310点以上(IPは除く)

英検以外のTOEFLやTOEICは普通の高校生が受験するようなテストではないので、現実的には英検準1級しかこの制度を利用できないと思います。

特待制度

残念ながら学力特待は何もありません。何点で合格しても入学金・授業料・施設費・教育充実費を払う必要があります。経済的に援助が必要な場合は進学後、西南学院大学独自の奨学金制度や、公的奨学金制度を利用するしかありません。

その他大学情報

その他西南学院大学に関する情報をまとめています。

留学制度

西南学院大学規模の私立大学からしたらかなり充実していると思います。渡航支援奨学金も少額ながら80名程度がもらえるようです。

しかし、西南学院大学の学生が正規で留学をするのはかなりの努力が必要です。英語圏は特に人気があるので、希望者の2割は留学ができないみたいです。

ですので、留学を考えている人は偏差値の低い大学への進学も考えたほうが良いかもしれません。

偏差値が低い大学だと簡単に留学ができるからです。

西南のように英語の実力がかなり高い人が集まっている大学で英語圏に留学をするのはかなり難しいです。

留学生サポーター制度

中規模以上の大学には置かれているので特に注目しなくてもいいかもしれませんが、留学生と友達になりたいとか、国際交流を経験したい人が「留学生サポーター」に登録できます。

留学生の生活や文化体験を手助けする制度ですが、西南学院の学生の多くが登録をしているので、自分から進んで交流したいと思わなければ思ったような交流はできないらしいです。

資格

他の大学と変わりなく、ほとんどの学科で中学・高校の教員免許を取得できます。小学校教諭第一種が人間科学部の児童教育学科で取れることは珍しいです。

国家試験準備室

国家試験準備室があります。この存在は難関資格・公務員試験を考えている人にはかなり貴重だと思います。

幼保ネット

児童教育学科が現場力をつけるために役立っているようです。

就職

注目すべき点は、西南学院東京オフィスです。関東で就職を考えている人は、企業訪問の拠点として利用することができます。

各種証明書もその場でもらえるので、急に証明書が必要になり郵送してもらうという手間もなくなります。

就職コンサルタントも週1~4回、就職相談全般、模擬面接等の就職支援を行っているみたいです。

それがどれだけ有益なものかは調べられないので何とも言えませんが、形だけオフィスを設置するということは考えられないので、それなりの支援をしてくれるとは思います。

気になる方は大学に問い合わせてください。

それ以外は、他の中規模大学と同じような就職支援が行われているようです。就活学生のために設置されているキャリアセンターをうまく利用しましょう。

就職先は他の私立大学とは比べ物にならないくらい良いです。法学部と経済学部の公務員就職率が目立ちます。

公務員はどの学部からでも普通に合格できるのですが、学部内の雰囲気が公務員受験生を増やしているのでしょう。

ちなみに、大学の講義など公務員試験に全く影響しません。心理系だろうが文学系だろうが、試験対策をすれば普通に合格できます。

入学後に学部選びを失敗したと思ったら、学部の勉強はそこそこに、公務員など自分が興味の持てることを探しましょう。