スタディサプリ高校講座・大学受験講座

スタディサプリって月額980円でものすごく安いから信用できないのでは?そういう相談を生徒からされたことがあります。相談をされたときはスタディサプリのことを知らなかったので、なんとも言えなかったのですが、無料体験でとりあえずスタディサプリを体験してみました。やってみて思ったことは、かなりすごいということです。

スタディサプリ高校講座・大学受験講座

パソコンやスマホなどから24時間好きな時に好きな講義を受けられるのがスタディサプリです。一流の講師の授業がいつでもどこでも受けられます。東進ハイスクールを始め大手予備校が行っている通信制の予備校と同じものだと思ってくれればいいと思います。

大学受験対策の講座だけでなく「中学復習講座」「高1コース」「高2コース」などもあります。

受講前には実力診断を受けることができます。これを利用して、自分に合ったコースを受講するのもいいでしょう。

私が使えると思ったスタディサプリの機能は、1.4倍速で視聴できること。英単語、英熟語の「暗記カード」です。単語を暗記するときは発音が分かっている方が覚えやすいのでかなりお勧めです。さらに、140にものぼる大学の過去問がダウンロードできます。こちらを見てくれたら掲載されている大学が分かります。西南・福大の過去問ももちろんあります。

恐ろしいのは、これらの機能を月額980円で使えるということです。こんなに質の高い講義と機能で980円なのか・・・。体験したときは本当に信じられませんでした。

3つのメリット

利用価値があると少しでも思った人はとりあえず無料体験しましょう。

体験をしてみて「いける!!」と思ったらスタディサプリを利用して受験勉強をすればいいですし、合わないと思ったのなら、学校・予備校・他の受験システムを利用すればいいだけです。

※ 無料体験はできるだけ受験期に入る前にしておくことを勧めます。月額料金がもったいないからと言って、高校3年の4月から無料体験をしようと思ってはダメです。スタディアプリが自分に合わなければ大学受験のスタートダッシュでいきなり躓くことになりかねないですからね。遅くても高校2年生の12月くらいまでには体験をしておきましょう。

安くて講義が分かりやすい

980円でこの授業を受けられるなんて本当に信じられません。私が体験したのは高校3年を対象にした授業なのですが、自然と頭に入ってきます。英語の関先生は参考書をいくつか持っているのでスタディサプリで関先生がいることを知った時は本当に驚きました。

古文・日本史・政治経済なども見たのですが、本当にわかりやすかったです。

注意してもらいたいのは、講義の質が高くても生徒がそれを受けられる実力になければ、理解が難しいということです。中学生レベルの内容が分かっていない高校3年生が大学受験用の講義を見ても全く分からないと思います。そのような生徒は焦らずに高校1年向けの講義から始めるようにしましょう。

どこでも講義を見ることができる

通学中に勉強をしたいけれど電車の中では勉強ができない。だから仕方なくスマホをいじっている。そのような生徒にはスタディサプリは最高だと思います。

イヤホンをつけながらスマホで通学中にスタディサプリができるからです。スタディサプリを利用すれば今まで無駄になっていた通学時間が勉強時間に変わります。

通学時間に30分かかっていた生徒なら、往復1時間分、勉強時間が増えることになります。受験までに200回くらい通学するとすれば、200時間は余分に勉強することができるんです。電車通学をしている生徒はスタディサプリアプリを使わない手はないですよ。

基礎を学べる

スタディサプリはすべての講義を月額980円で見ることができます。その講義には高校1・2年の内容もあります。中学生の復習もできます。

中学時代全く勉強をしてこなかった高校1年生が一発逆転で大学を目指すことも可能です。

4つのデメリット

スタディサプリはいいことばかりではありません。デメリットもあります。

講義を聴いただけで勉強をした気になる

塾講師としてすべての生徒に言いたいのですが。講義を聴いただけで成績が上がる生徒はごく一部の天才だけです。講義を聞いたときは分かった気になるし、勉強をした気になります。しかし、その後に記憶の定着の作業をしなければ成績は上がりません。

勉強時間に比例して成績が伸びない生徒の多くはこれらが原因です。講義はその後に行う暗記の作業をし易くするために利用するものだということを忘れずにいてください。

また、暗記だけではなく、問題演習も必ずやりましょう。スタディサプリには必要十分な問題が用意されていますが、市販されている文法問題集を1冊は利用することを勧めます。

欲張ってしまう

980円ですべての講義を受けることができるので、あれもこれも受けたくなります。自分に関係のない授業を見ることがないようにしてください。中堅私大を受験する生徒が難関私大対策の講義を受けても無駄なだけです。

サポートが不十分

添削システムがありませんし、分からないことがあっても質問ができません。なので、完璧主義で分からないことをスルーできない生徒はスタディサプリで勉強することは難しいかもしれません。

経済的な問題で予備校が利用できない場合は市販されている参考書、参考書では難しいなら、Z会(難関大学受験生)や進研ゼミ(中堅大学受験)の通信講座を検討してください。通信は自分には合わないと思ったら、北九州予備校・河合塾・代々木ゼミナール・駿河台予備校といった予備校を利用することを検討してください。

⇒ 参考書・通信教育・映像授業

勉強に集中できない

最大のデメリットがこれかもしれないです。スマホを利用して勉強することになると思うのですが、スマホをいじっているとどうしても違うことをしてしまいたくなります。少し気晴らしにと思ってゲームをやってしまったり、ネットサーフィンをしてしまうということがあります。

スタディサプリに関心がある生徒はとりあえず無料登録をしてみるべきです。しかし、無料体験の期間で、絶対に他のことに目が移ってしまうと思ったら有料登録をしない方がいいでしょう。

スタディサプリを使うことで勉強時間より休憩時間の方が増えてしまっては本末転倒ですからね。誘惑に負けてしまうような意志の弱い生徒は市販の参考書、どうしても講義を聴きたいのであれば予備校や進研ゼミ・Z会を利用しましょう。

スタディサプリを勧められる人

スタディサプリを使っても良いと私が思う人を書いておきます。

主体的に勉強ができる生徒

絶対条件として勉強習慣がついている必要があります。受け身でしか勉強ができない人は映像から流れてくるだけの一方通行の授業では勉強はできないでしょう。

進研ゼミなどの通信講座で勉強をしたことがあり、半年持たずに終了。そんな経験をしたことはありませんか。

もし、そうだとしたらスタディサプリでは向いていないと思います。どうしても、一流の授業を聞きたいのであれば数十万円払って予備校を利用するしかないと思います。何十万も払いたくないのであれば市販されている参考書を利用して努力しましょう。

やる気のない生徒は論外です。やる気のない生徒は何をやっても無駄です。

8割主義の生徒

分からないところをすぐその場で理解したいという気持ちが強い人には不向きです。完璧主義者は少しでもわからないことが許せません。

スタディサプリには分からないところを聞くシステムがありません。多少わからなくても気にしないで先に進まなければなりません。分からないところをそのままにしておくとイライラするという人はスタディサプリは合わないと思います。

それでもスタディサプリを使いたいと言うなら、分からないところが出て来たら学校の先生に聞くというやり方もあります。でも、それができるなら学校の先生に初めから教えてもらえばいいのですけれどね。

スタディサプリに掛かる費用

980円ですべての講義を受けることができます。ただし、受講する講義のテキストを購入する必要がある(プリントアウトもきますが、する人はあまりいないと思います。やってみればわかると思うのですが、かなり面倒です)。

月額980円に受講する講座のテキスト×980円だけ。5講座受講したければ980×5=4900円に毎月980円を払うだけです。仮に1年間利用したら11760円+4900円=16660円だけです。予備校を利用するとなると、こんな金額では済まないですよね。本当に激安です。

しかし、安いからという理由だけで選んでは危険です。すでに書いたようにスタディサプリのメリット・デメリットを把握してください。自分に合わないと思ったら別のツールを使うようにしてください。

スタディサプリだけで大学受験は可能か

スタディサプリだけで大学受験ができなくはないと思います。

しかし、スタディサプリを使って勉強をしつつ、自分の大学の過去問を研究する必要はあります。

どんなに優れた教材であっても、何も考えずにただやるだけではダメなのは当然です。