各都道府県の地域トップレベルの公立高校を目指している中学3年生

且つ

合格圏内にいる人に向けて書いています。

    英語

    リスニングを含め

    わからない問題は1問もないと思いますし

    実際に公立高校に合わせた模試では常に満点近い点数を取っているはずです。

    そんな子でも

    気を付けてもらいことがあります。

    英作文です。

    英検準2級・2級をすでに持っている子でも

    英作文を減点なしで完璧にかけないってことが結構あります。

    いや、余裕で書けるよ

    と思っている子は要注意ですよ!!

    分詞・関係代名詞・接続詞の使い方が間違えている

    冠詞や複数形の付け忘れ

    このようなミスはしていませんか?

    自分が表現したいことを無理やり1文で書こうとして

    文法がめちゃくちゃになったりしていませんか?

     

    福岡県の公立高校入試の英作文は

    中学1・2年で習う文法を使って簡潔に書いたほうがミスない英文を書けるようになるはずです。

    学校・塾の先生にしっかりと添削をしてもらい

    減点されない英作文を書けるようにしておきましょう。

    自由英作文対策

    数学

    トップレベルの高校を受験するだけの実力があれば

    模試でよほどの難問が出ない限り対策を取らずとも満点近く取れているはずです。

    なので、直前期は数学の勉強はあまりせず

    理科・社会の勉強に力を入れるようにしてください。

     

    数学が苦手でトップ校を目指している子は

    直前期に難問の対策をするかどうかは悩むところです。

    他の4教科が満点に近い点数を取れる自信があるなら数学に力を入れてもいいですが

    実力テストで理科・社会で40点くらいしか取れていないなら

    苦手だといっても

    トップ校を目指しているのだから40点台後半は安定して点数が取れているはずなので

    数学を捨てて

    理科・社会の勉強時間を増やしたほうがいいと思います。

    どうすることで合格が近づくか自分で考えて判断してください。

     

    以下の2点には注意してください。

    超基礎問題のミス

    偏差値60台中盤のうちの塾の元生徒が

    大問1の(1)間違えるということがありました。

    大問1の(1)はどの都道府県の公立高校の入試問題でも中学1年で習う簡単な問題になっているはずです。

    正答率がほぼ100%になる問題です。

    そのような問題を偏差値60台でも間違えてしまうことがあるんです。

    こんなミスをなくすために

    時間内に解き終わりそうにない問題はさっさと捨てて

    5分くらいは見直しの時間にしましょう。

    焦り・不安・緊張

    一発勝負という緊張のせいか

    いつもなら解ける問題ができなくなることも考えられます。

    普段なら正答率が30%以下の問題だろうが簡単に解けるのに

    入試という緊張と不安が入り混じっている状況からパニックに・・・

    焦って時間を忘れ1つの問題に10分以上もかけてしまい

    問題が解けないどころか終了時間まで残り僅か・・・

    残りの問題を慌てて解いて自滅という最悪なパターンも起こりえます。

    こんなことにならないよう

    • 分からない問題が出てきたらとりあえずスルー
    • 1・2問は捨ててもいいから見直しに時間をかける
    • 時間が余ったらその問題に戻る

    など自分なりのルールをあらかじめ決めて模試で実践してください。

    国語

    トップレベルを受験する人は勉強をしなくても9割以上は取れているはずなので特に意識することはないと思います。

    公立高校の入試問題と

    トップを目指している子が普段解いている難しい問題

    は全く出題形式が違うはずなので過去問はしっかりと解いてください。

    時間に余裕がある人は高校進学後を考え

    語彙力(漢字だけでなく、いろいろな表現・用語も)を付けておいてもいいと思います。

    公立高校国語の作文対策

    社会・理科

    トップレベル校を受験する人がこの2科目が苦手なことはないとは思いますが

    中には

    暗記が嫌い

    といって

    理科・社会が他の3科目よりも点数が低い子がいるはずです。

    そんな子は受験直前期は

    英語・数学・国語をやっている時間はありません。

    理科・社会だけを勉強してください。

    普段通り勉強してください。

    完璧主義はダメ

    9割以上取るために満点を取るくらいの努力をする

    とか

    5教科合計で8割5分取れれば十分

    ならばいいんですが

    本気で満点を狙いにいき

    満点じゃないと気が済まない

    なんて完ぺき主義はダメです。

    受験勉強は満点を狙うためにしているのではなく

    合格するためにするものです。

    トップ校でも8割5分以上取れれば合格できるんですから

    満点ではなく8割5分以上を目指しましょう。

    成績が伸びない人の特徴

    学校での勉強

    公立中学の授業は成績が中~中の下の子に合わせて行われることが多いと言われています。

    そのような授業を受けたとしてもトップ校を狙っている子にとっては意味がないのは明らかです。

    「授業に無駄なものはない」という人もたまにいますが

    きれいごとでしかないと思います。

    中にはとんでもない授業をしている先生もいると聞くので

    もしあなたが「意味ない」と思っているのなら

    内職をすることも悪くはないと思います。

    あからさまな内職は先生に失礼になるので

    覚えたい漢字や英単語をノートに書いておくなど

    こっそりとやってください。

     

    でも・・・

    内職って、先生を完全に無視できる強い心を持っている子は集中できるかもしれないけど

    注意されるか気になってしまう子だと集中できないんですよね。

    私なら内職をするのではなく

    授業をしっかりと聞き、授業でやっている単元をどれだけ覚えているか頭の中で復習をします。

    「この単元は、こういうことがあって、こうこうこうだよな。そうそうこういうものもあった」とか頭の中で自分の知識を整理していくんです。

    これをするとかなり効率的な復習ができます。

    是非試してください。

    公立に合格するための勉強をする

    普段難しい勉強をしているので

    公立高校レベルの問題が簡単すぎてやる気にならないという子もいるかもしれません。

    そういう子は要注意です。

    公立高校入試の問題は簡単なので

    実力差が点数に表れにくいんです。

    しっかりと問題の傾向に慣れて起き

    簡単な問題でミスをしないようちゃんと過去問を解いておくことを勧めます。

    実力差が点に表れない

    直前期の注意事項

    体調管理をするのは当然ですが、緊張しすぎて勉強が手につかないという人が出てきます。

    どうしても勉強ができなくなってしまったら1週間くらい勉強をしないで遊んでも構いません。

    たとえ遊んだとしても、「合格するためには勉強をしなくてはいけない」という気持ちがなくなることはないので、思い切って勉強から離れてみると、元通り勉強に集中できるようになるはずです。

    入試までにスランプなくスムーズにいく人はあまり多くないです。

    大半の子は1度は沈む時期が来ます。

    沈んだ時は「みんなも一度はこういうことがある。これが当たり前だ」と思ってください。

    入試直前期に注意すること