ある程度勉強習慣があり
ある程度の実力もついている場合(少なくとも進研模試で安定して偏差値60前後は取れている)
明日は10時間は勉強する
という考え方にはあまりならないはずです。
(こういうことを言う高校生の9割くらいが口だけで勉強をしないんじゃないかとも思います)
既に受験生として当たり前のことができているなら
受験直前期に何時間勉強をするなんてことは考えず
時間の許す限り勉強をしています。
なので、明日は10時間勉強をする
なんて前日に勉強量を決めるなんてことはしません。
私が受験生だったときは
明日は休みだから10時間くらいは勉強時間取れるから嬉しいな~
意味のない補習受けなければもっと勉強できるのにな~
と言うように思っていたので
「何時間勉強をする」
といった気合の入れ方をしたことはありませんでした。
勉強習慣がついていない中学生が
何時間勉強をする
なんていうのはかわいいと思いますが
大学受験を控えている高校生が
明日は何時間勉強する
なんて気合を入れているとするなら
いやいや、普段どれくらい勉強をしているの?
と、普段どれくらい勉強をしているのか聞くのが怖くなってしまいます。
公立高校受験と異なり
大学受験は現時点(10月初旬)でほぼ合否が決まっています。
これまで勉強をさぼってきた人は
これからもさぼるでしょうし
これまで頑張ってきている人と差が開く一方です。
勉強をさぼってきたせいで、現時点で合格の可能性がかなり低いのであれば(志望大学の過去問研究もせず闇雲に勉強をしている、且つ偏差値50未満)
少なくとも1日2・3時間これから毎日したところで合格はできないので諦めたほうがいいです(きつい言葉にすると「逃げ」ですが、合格するつもりがないのならさっさと逃げて遊んだほうがいいです。もちろん、大学受験を舐め切っていた自分が悪いので、のちに公開することになったとしても、親や学校のせいにするのはなしです)。
今までさぼってきた人が4か月間1日2・3時間の勉強をしたところで、進研模試で偏差値55くらいの大学であったとしても合格できる可能性はほぼゼロです。
それでも合格したいのであれば
福大くらいの大学なら自分が使える時間をすべて受験勉強に使えばまだ合格の可能性はあるはずです。