このサイトで何度も書きましたが
中学3年の時に入試ギリギリになって必死になったら成績が伸びたという子もいると思いますが
そりゃ、中学で習う内容が簡単かつ量が少ない
から可能なことで
一部の例外的な子を除き
夏休みから頑張っても国立に合格するのは無理です。
国立大学受験がそんなに簡単であれば
誰も苦労していません。
高校1年の時から勉強漬けの生活を送っても九大に合格できる実力になる子も一部しかいないのに
ましてや
中学生の時に必死に頑張って偏差値60前半くらいしか取れる実力しかなかった子が
高3の夏休みから必死に頑張ったところで
どうにもなりません。
勉強をさぼってきた子が夏休みからの勉強を始めるとなると
西南・福大に合格する子さえかなり厳しいのに・・・
国立を目指そうと考えること自体が間違っていると思ったほうがいいです。
今高校1・2年生の子で国立大学を目指そうとしている子は最低限の勉強は日々やっておいた方がいいです。
部活を言い訳に毎日の勉強時間がゼロ
では
現役で国立を目指すことはほぼ無理です(うちの塾の元生徒で半年くらいの勉強で佐賀大学に合格してしまった子がいるので絶対とは言えませんが、理系科目が鬼のように得意でない限りそういうことは起こり得ません)。
なお
旧帝大やそれと同じくらい難易度の高い国公立大学になると
努力ではどうにもならないこともあります。
西南・福大であれば暗記さえできるのなら誰にでも合格の可能性はありますが
一部の国立大学は
勉強漬けの生活を5年送ったとしても二次試験の問題が全く解けるようにならない
という子は相当数いるはずです。
教育をビジネス目線で見ている人の中には
「やれば絶対にできる。できないのは努力不足、やり方が間違っているだけ」
という人もいますが
どれだけ必死になっても、どうにもならない場合もある
と言うこともあります。