例えば九大の地域共創学部

 

共通(500点)と個別(1000点)合わせて1500点

合格最低点が1000点くらいになるとすれば

共通テストで350点個別で650点くらいを取ることを目標にする

英語・数学の配点が900点(6割)、小論文が300点(2割)、地歴・公民・理科3教科で200点(約1割3分)、国語が100点(約6分)

 

これを考えればどの科目に力を入れるべきか、当然見えてくる。

 

共通テストで英語・数学を最低8割以上、2次試験で7割前後を取れるようになれば650点

残りの地歴・公民・理科・国語・小論文(合計600点)で350点(6割弱)取れればかなりの可能性で合格ができる。

 

地歴・公民・理科は300点を200点に換算されるので実際は67点満点になることも考慮すると

地歴にたくさん時間をかけて8割以上取れたとしても56点くらいに換算される、6割しか取れなくても42点に換算される。

地歴で8割を取るには6割とるための時間の倍くらいは必要になる可能性があることを考えれば

地歴に必死になっては、受験勉強をできる時間が有限であることを考えれば合格が遠のくことは明らか。

 

小論文の対策をしっかりとすれば九大を目指そうとしている人なら300点中200点くらいは取れるようになる(約6割7分)はずなので

 

そう考えれば残りの300点中150点(5割)取れば合格の可能性が出てくる

共通テスト国語で7割取れるとすれば

残りの3科目200点で80点(4割)取れれば合格

 

机上の空論ではあるが

国立大学を受験する人は自分の志望校を早い段階で決め、その大学を受験するためにどの科目を重視するかを考えるだけで

合格の可能性を高められる

 

こういうことを考えるのは当たり前だと思うのだが

なぜかちゃんと考えていない現役生が多すぎるような気がする・・・。

 

本気で国立大学を目指したいという子は

高校1・2年の時に英語・数学・国語の3教科に力を入れればいい(他の科目はとりあえず定期テストで点を取る程度の勉強で十分)

※ 個別試験で7割と簡単に書いたが相当の実力がなければ7割は難しい仮に6割しか取れる自信がないのなら、他の科目で何とかカバーするしかない。

 

高校受験の時に

夏から本気で始めたらそこそこの偏差値の高い公立高校に合格できた

なんていう中途半端な成功体験のせいで勘違いする子が多いのだと思うのですが

高校1・2年の時に勉強をさぼってきた子が

高校3年の部活終了後から本気で勉強を始めれば国立に合格できる

なんて思ってもほぼ不可能です(西南・福大でも厳しいのに国立に受かるわけがない)。

2021年度入試(2020年2月実施)で、部活が終わるまでまったく勉強をしなかったせいで偏差値30台、英語が全くできないけど佐賀大に合格した元教え子がいます。彼は小学6年生の3月~中3の3年間見ていましたが、頭の切れが普通では考えられないほどよかったです。そういう例外はあるとしても普通は偏差値40前後から半年くらいの勉強で佐賀大に合格するのは無理です(彼はずっとE判定、センターでもズッコケたが2次試験で挽回)。

 

高校入試と大学入試はやるべき量が全く違います。

半年程度の勉強で大学に合格できるのなら誰も苦労しないんです。

「佐賀大?大分大?合格できない人いるの?」なんて高校1年の入学時に思って舐めている子が福大にすら合格できないなんてこと、普通に起こりますよ。

 

話はズレますが

中学生で将来国立大学に行こうと考えている人は高校で部活にどれくらい力を入れるかも考えておいた方がいいです。

受験から逃げてスポーツ推薦で私立・公立に合格してしまった人は

高校生活の大部分を部活に費やさなくてはならなくなります。

部活をやりながら勉強ができないことはないですが、両立できる子はそこまで多くないはずです。

将来プロになりたいというのなら部活だけに力を入れてもいいのかもしれませんが

大学以降は特にスポーツをする予定がないという場合、部活をしていたことを後悔する可能性もでてきます。

部活をやったほうがいいのかやらないほうがいいのか、実際に経験しないと分からないことなのでどうすることが正解かは分かりませんが

部活しかせず、授業は寝ているだけ、テストも赤点を何個も取る、それがいいことだとは私には思えません。

勉強に力を入れたいと思っても部活を止められない環境に自分を置いてしまうのが推薦入試だということも頭の片隅に入れておきましょう。