大学進学後起こりうる、危険な商法について書いています。

大学になりたての人は世の中に何があるのかを知らない場合が多いので、ターゲットにされやすいので本当に気を付けてください。

未成年であれば法的に保護されるから安心などと思っていても、意外とそうはいきません。

いらぬ心理的不安を抱え込まずに済むように、世の中には悪いことを企んでいる奴らがたくさんいるということを事前に知っておきましょう。

    アポイントメント商法

    アポイントメント商法は男子学生が比較的騙されやすいです。

    可愛い女性と楽しく話せると嬉しいですからね。

    「騙される奴がバカなんだ」そう思っている人も要注意です。

    資格試験・スポーツ・コンサート会場など、人が多く多く集まるところで「アンケートをお願いします。名前と住所と電話番号を記入してください」という人を必ず目にします。危険なので無視しましょう。

    特にスポーツ・コンサート会場などではテントなどを出店して、普通の会社が何かアンケートを取っていると思わせようとします。

    雰囲気が全く怪しくないので、気軽に名前と住所と電話番号を書いてしまう人が多いみたいです。

    アンケートはデータ化されいろいろなところで利用される可能性が高いです。

    アンケートを書いた数週間から数か月後、電話がかかってきて何かの勧誘をされたとしたら、その時のものだと思ってください。

    かわいい女性が「ダイビングに興味はありませんか?」と声を掛け、興味があると言った人に「アンケートを書いてください」というパターンもあります。

    後日営業所で話をしませんかと誘われます。

    営業所で延々とダイビングライセンスの取得を勧められます。費用は高額で数十万はするでしょう。

    多くの仲間が楽しそうにダイビングをしている写真なども見せてきます。「それらの仲間と仲が良くなったり、いい出会いもありますよ。」などと、誘惑されます。

    普通に買えば20万円もしないようなノートパソコンを、いろいろな得特典があると錯覚させ100万円でローンを組ませるということもあります。

    たまたま立ち寄った絵画展で、しつこく付きまとって来るスタッフが、高額な絵を勧めてくることもあります。

    しかし、それは、売れればラッキー程度のカモフラージュです。

    スタッフが「こいつは絵を買う可能性がゼロだな」と思ったら「絵は確かに高いですよね。では絵画に関する情報誌などが送られてくる会員になりませんか?」などと勧められます。

    始めに数十万の金額を見せておき、月数千円の会費を安いと錯覚させます。絵画を売ることが目的ではなく、会員を増やすことが一番の目的なのです。

    タダで何かをもらえると言って指定された場所に出向かせるパターンもあります。

    そこでかわいい女の子が現れて楽しいおしゃべりをしたりします。

    次第に商品の話しに持っていかれます。楽しいおしゃべりもなしにいきなり商品やクラブ・サークルへ入会を勧めます。

    断ることができない人は3・4時間粘られ、このままでは帰れないと思い契約を結ぶ結果になります。

    これらは、はっきり言って詐欺に近いです。

    しかし、この手の手法で何らかのサービスを受けたり購入したりした人の中には、自分で納得してお金を払っている場合もあります。

    納得してお金を払っているということは、自分が詐欺に合っていることさえ気づかないのです。本当に恐ろしいです。

    訪問販売

    訪問販売がいまだにあります。

    1万円くらいで買える布団を30万で売ろうとされたり、1万円もしない浄水器を100万円のローンを組ませて買わせたりします。

    大学生になったばかりの時は世の中のことをあまり知らないので、こういう事に騙されやすいです。

    費用が1万円以上する商品等を買う場合は即決するのではなく、数日考えましょう。

    仮に騙されているとしたら、数日考えれることでそれに気づくはずです。

    親元を離れて一人暮らしをする人は本当に注意してください。

    NTT

    私も最近経験しましたが、「NTTです」と言われネット関連の契約を迫ってくる訪問販売です。

    「NTT」と口にしても、それはNTTとは全く関係のない代理店だと思ってください。

    「NTT」「フレッツ光」という言葉を使って無知な人を信用させ契約をしようとしているだけです。

    「フレッツ光をお使いでしたら、今より安くネットを利用できますよ」などといわれ契約を結ぼうとしてきますが、安くならないと思ったほうがいいです。

    訳の分からい契約を結ぶことになり、損をする可能性も十分考えられます。

    これらはNTTの代理店で、自分の代理店を介して契約をさせると利益がはいるので、利用者の損得関係なし契約を結ぼうと必死になっているだけです。

    ネット回線の契約を結ぶ場合は事前にいろいろと調べ自分から契約をしに行くことを勧めます。

    海外宝くじ

    「あなただけ特別に海外の宝くじを購入する資格が与えられました」などと手紙が送られてきて宝くじを買わせる商法もあります。

    購入した宝くじは実際に手元に届くそうです。ただし、空くじで当選することは99%ないはずです。

    当選したとすれば、さらにお金を巻き上げるための何らかの手段だと思いましょう。

    現実にあたりもしない海外宝くじを何度も購入し、一千万円以上騙された人もいるみたいですよ。

    一千万円まで使わないでも数万円分ためしに購入してみる人が多くいるそうです。

    もちろん、自分が詐欺に合っていることなど気づかず、「外れちゃったのか・・・」と思って終わりです。

    大学新入生が気を付けるべきこと