勉強をほとんどしないから偏差値45~49しかない中学生1・2年生
ウチに来たら最初のフクトで偏差値50以上になる可能性は高いですし
半年いてくれたら57~63くらいにはなると思います(塾に入ればこのくらいになるのは当たり前です。だって塾に入ったら今まで勉強をしなかった状況から勉強をしなくてはならなくなるのだから…)。
逆に、現在60前後ある子がうちに来ても半年後60前後のままである可能性は高いです。
60前後くらいからは個人個人の現在の能力によって結果に差が出てくるからです(暗記力・理解力・集中力・勉強量いろいろなことが影響します。勉強を全くしなくても70前後を取れてしまう子もいれば、勉強漬けの生活を送ってどうにか70前後を取れる子、勉強漬けの生活を送っているのに60前後でとどまってしまうということもあります「偏差値60の壁」)。
勉強をしているのに60の壁を越えられないとするなら今やっている勉強のやり方が間違っている可能性も考えられます。
一度自分がどうやって勉強をしているのか、本当にこのやり方でいいのか確認してみてください。
ちなみにうちの塾は中学生が本気で受験勉強を始めるのは中学3年の夏からでいいという考えです(それまでは必要十分の勉強だけをして、他のことにも時間を費やすべきだと思います。ただ、この「必要十分」の勉強をこなすことも難しい子がいるのが現状だとは思いますが)。
中学1・2年でテスト前でもないのに勉強漬けの生活をするなんて人生を無駄にしていると思いますし(遊びなさい、年齢に応じた恋愛しなさい。年齢に応じた恋愛がどういう意味か分かりませんが)
そんなことで学年上位を取ることに意味はないとも思っています。
なので、勉強勉強、テストで400点以下を取ったら激怒(今は平均点が50点以下、5教科合計が270点~299点なんてことも起こっています。このくらいの平均点で5教科合計380くらいでなぜ怒る必要があるのか)
一度成績が下がったら激怒
そういう考えの方とはあまり気が合わないと思います(うちの塾はHPでこういうことを書いているので、私に近い考え方をされている方のお子さんが入ってきてくれていると常に実感させてもらっています。なので、私も可能な限り子供たちの成績を上げるために協力させてもらえています)。
必要十分な努力でどれだけ結果を出せるか
そもそも定期テストなんていうのは単なる暗記ゲームでしかないのに
結果だけにこだわるのは意味がない(「だけ」です、一切こだわるなとは言っていません。目先の結果があることがやる気に繋がるし、たとえ嫌だとしてもやらなければならない状況で努力ができるかどうかも定期テストの結果から分かる)
だって暗記が出来ているかどうかでほぼ結果が決まるんだから、叱るとすれば努力を全くしないことが原因で結果を出せなかった場合くらい。
本人が本気で頑張っているのに平均点くらいしか取れなかった、もしくは平均以下しか取れなかったという場合、親から怒られたら努力した本人はどうすればいいのか?何をやっても怒られなければならないのか?
仮に定期テスト直前2週間、平日3時間、休日5・6時間、本気で勉強をしているのに平均点くらいしか取れなかった場合
「なんでもっと勉強しない」
なんて怒るのは完全に間違っています(私はそう思う)。
睡眠時間を削って平日6時間、休日10時間の勉強を中学生にさせるのか(もちろんこれくらいの努力を自分の意志でしている子もいるが、すべての子がそれができるわけではない、上記の勉強時間を確保している中学生なんて全体の10%もいないはずです)?
集中力がなくなって返って非効率になるだろうし、常軌を逸している子への対応だと思います。
平日3時間も勉強をすれば平均以下になることは考えにくいわけで
なぜそれだけ勉強をしているのにそのような結果になるか、そこを見てあげるべきかと。
だってそれだけ勉強をしているのに結果を出せないだなんて、子どもだってかなりつらいはずです。
そんな中、親から怒られたら・・・。
子どもを否定するのではなく、子どもの辛い気持ちを聞いてあげる。
結果がでないのなら、なぜ結果が出ていないのかを見てあげる