大学入試制度が変更されることがきまり、それに合わせて高校入試も思考力・判断力・表現力を問う問題が増えてきています

受験生は果たしてどのような対策をすればいいのでしょうか。

偏差値:北九州地区(第1~3学区)
偏差値:福岡地区(第4~6学区)
偏差値:筑後地区(第7~10学区)
偏差値:筑豊地区(第11~13学区)
参考 :志願倍率
私立 :福岡県私立高校入試情報

 

令和元年

募集要項が県のHPで公開されたあとに更新します。

前回は2018年10月18日に募集要項が公開されました(例年10月の第3週の木曜日に公開されることが多いです)。

これ以降の内容は平成31年度のものです。

平成31年度入試

平成31年度入試は「特色化選抜」以外大きな変更はありません。

特色化選抜を実施する高校は全ての学区で合わせても10校しかありません(その多くが定員割れしている)。

おそらく生徒を確保するために推薦入試に加えて無理やり創り出した新しい入試制度なのだと思います。

やっていることは推薦入試と何も変わりませんから…。

2019年2月、「福岡県新傾向国語作文対策」を新たに書きました。

 以下はH30年度入試の時に書いた内容をそのまま掲載しています。

受験科目・時間割・配点

今までは英語が終わる時間が15時35分でしたが、平成30年度入試から16時になりました。

  • 国語:9:40~10:30
  • 数学:10:50~11:40
  • 社会:12:00~12:50
  • 理科:13:55~14:45
  • 英語:15:05~16:00

配点は各科目60点です。

なお、公立高校の問題は組合立の古賀竟成館と三井中央を除きすべて同じです。

公立ごとに違うと思っている人もいるみたいですが、全く同じです。

対策

入試問題が変わったとしても知識があれば解ける問題が多くを占めるはずなので、筑紫丘・修悠館・福岡高校などの上位公立高校を受験しない限り限り、特に新しい対策を取らなくても合格最低点がとれるはずです。

ですので、入試が変化するということにそこまで気にする必要はなく、塾に通っている人は塾の指示に従って普段通りの勉強をしていれば大丈夫です。

トップレベル校を受験する人は念のため、「他県の入試問題を利用して様々な問題に触れる」、「新聞の社説を要約」、「政治・経済・社会のニュースを普段から見るようにし世の中で何が起こっていて自分ならどう考えるか」、などをすることを勧めます。

暇な時間を利用して「公立中高一貫校の適性問題」を解くのもいいかもしれません。

以下、各科目について私の考えを書いておきます。あくまでも私の勝手な考えなので参考程度にしてください。

国語

大きな変化はないはずです。H28・29年の過去問をしっかりとみて普段の勉強で何をすべきかを考えてください。

得意・不得意が一番表れてしまう科目です。できる人は何もしないで高得点、できない人は対策を繰り返しとっても平均前後というのが国語です。

フクトで常に45点以上を取っているような国語が得意な人は、作文以外の対策だけをすれば十分だと思います。

逆に常に偏差値50を下回る人は受験する高校にもよりますが、最低限の対策を取る必要があります。

漢字が苦手なら漢字の暗記を毎日行うべきですし、文章題が苦手な人は他県の公立高校の問題を利用して説明的文章をたくさん解く必要もあります。

作文対策はすべての受験生がすべきです。H28・29年の作文問題をもとに対策を取ってください。

得意・不得意があらわれる科目ですが、全く勉強をしていない人にとっては知識がなくても解ける問題が多くを占める国語の点数が一番よくなることがあります。

参考:公立高校国語の作文対策

数学

数学の問題は大H28・29年のような形で問題が作成されると思うので、上位校を目指す人以外は今までと同じ対策をしていれば大丈夫だと思います。

数学が極端に苦手で、どれだけ勉強をしても1次関数の文章題・図形問題ができない人は、大問1で可能な限り点数が取れるように計算問題ができるようになってください。

数学があまり得意でない人は、大問1で満点、その他の大問は難問を捨てても構わないので基本的な問題には対応できるようにしてください。それができれば40点以上は取れるようになるはずです。

偏差値60以上の高校を目指す人は「数表を使った規則性に関する問題」や「図形の相似・三平方の定理の融合問題」に対応できるよう、塾の指示に従っていろいろな種類の問題をたくさん解いておいた方がいいと思います。

社会・理科

今までと同じような、用語・記号・記述・作図・資料読み取り問題が出されるはずです。

上で例に挙げた中学入試の適性問題2のような形で問題が出されたら話は変わりますが、あまりにも過去の問題と異なりすぎる出題になるので少なくともH30年度の入試には出されないと思います。

仮に適性問題のようなものが出されたとしても、大部分は今までと同じような問題になるはずです。

つまり、暗記科目であることには変わりがないので今までの勉強のやり方を変える必要はありません。

必要なのは暗記と資料・グラフ・データの分析に対応できるように必要十分な量の演習問題をすることです。

思考力が必要?

社会・理科も思考力などが必要だから単純な暗記では問題を解くことができなくなるという人もいますが、そんなことはないです。

あいまいな知識では正解を出すことができない問題や複合的な知識が必要な問題が出されているので、それが思考力を問う問題と言われたらそうかもしれませんが、思考力よりもどれだけ暗記ができているかのほうが問題を解くために大切です。

与えられた資料などをもとに「あなたならどのように対処しますか?」というような問題が出されない限り社会・理科は暗記科目でしかありません。

英語

リスニングの時間と配点が変わることから、これまでにない問題が出題される可能性が高いです。

とはいっても、特に焦る必要もありません。

というのは、英語で点数を取るためには、英単語の暗記と文法の理解ができているかどうかが重要なことには変わりはないので、特に何かを意識して新しい勉強をする必要がないからです。

リスニング対策

リスニング問題を解けるようになるにはは「たくさん英語を聞くことが良い」と指導を受けた人もいるはずですが、それだけではリスニング力は上がりません。

リスニング対策で一番重要なのことも単語の暗記と文法の理解です。

入試問題の英単語の1割以上が分からない程度の単語力、複数形・比較級・不定詞などの文法がほとんど理解できていない、そのような状況でリスニング問題をたくさん解いたところで、多少は英語に慣れて点数が上がるかもしれませんが、高得点を取ることはまずできないでしょう。

リスニング対策をするのは、必要十分な単語力と文法力を身に着けてからです。それができてから過去問を何度も聞けば納得できる点数が取れるようになるはずです。

参考:自由英作文対策