偏差値50以下の公立高校受験用参考書

今まで本気で勉強をしたことがなく偏差値が40台前半以下の中学生が受験を意識したとき、何をすればいいか全くわからないはずです。

そのような子が公立高校に合格するために何をすべきかをまとめています。

学期ごとに何をやるべきかを書いていますが、もしやる気が出て上の高校を目指したいと思うようになったら、ここに書いてあることを早く終わらせて、一段上の参考書を使って勉強をしてください。

中学2年の2・3月ころから本気になれば、夏休み前にはここに書かれてあることを終えられるはずです。

参考書を使った勉強が苦手という人、塾に通うのが難しいという人は「独学に最適な教材」を参考にして下さい。

  1. 科目を絞ることも考える
  2. 超基礎参考書
  3. 英語
  4. 数学
  5. 社会
  6. 理科
  7. 国語

科目を絞ることも考える

偏差値50以下の高校を受験する場合、時期にもよりますが、5教科すべてを勉強する必要がない場合もあります。

特定の科目に絞って確実に合格最低点を取りましょう。

嫌な表現に聞こえるかもしれませんが「入試は合格してなんぼ」という面もあります。

特定の科目をやらないことは口を大にして勧められることではありませんが、どうしても合格をしなくてはならない場合は仕方がありません。

英語が嫌いなら英語の勉強時間をゼロにして他の科目で点数を稼ぐという作戦もありです。

どうすることが一番合格に近づくかを自分で考えてやるべきことを決めてください。

勉強をしていて何をどうしていいか分からなくなっている人は「公立高校受験準備」を参考にしてください。

超基礎参考書

参考書を紹介していきますが、今まで全く勉強をしたことがなく知識がほぼゼロの状態ならば、以下の5種類のうちどれか一つを選んで一通り終わらせてください。

  • わからないをわかるにかえる(1015円×14=14210円)
  • とってもやさしい(1015円×13=13195円)
  • ひとつひとつわかりやすく(1058円×13=13754円)
  • ホントにわかる(994円×12=11928円※公民なし)
  • 定期テスト基礎からぐんぐん(1026円×9+1080円×4=13554円)

これらの参考書だけでは公立入試で高得点を取ることは難しいです。

しかし、基礎の基礎を学ぶには最適です。

個人的に『わからない』が一番良いと思っていますが、個人の好みもあるので何を使うかは自分で決めてください。

これらの参考書はどれも可能な限り分かりやすく解説がされています。

これ以上分かりやすく書かれてある参考書は無いと思ってください。

もし、この参考書を使ってもまったく何が書かれてあるか理解ができない場合、独学で勉強をするのは難しいと思います。

個別指導塾を利用することも考えてください。

英語

  • わからないをわかるにかえる(1年~3年)
  • くもんの基礎がため100%(1・2年)
  • ハイパー英語教室中学英語長文 1
  • 過去問

1学期

定期テスト直前2週間以外は『わからない』の1・2年を繰り返してください。

1・2回読んだだけで理解はできないと思ってください。

分かるまで何度も繰り返し読みましょう。

夏休み

『くもん』の1・2年を何度も解いてください。

『わからない』で英語の基礎をつけていれば、『くもん』はある程度できるはずです。

間違えた問題にチェックを入れ、その問題を繰り返すことで効率よく勉強ができるようになります。

分からない単語が出て来たらその都度覚えてください。小さいノートで単語帳を作るといいですよ。

2学期

『くもん』を繰り返しながら、『ハイパー1』にも取り掛かってください。

『ハイパー1』の目標は全訳を見なくても訳ができるようになることです。問題を解くだけでは意味がありません。

中学3年生の文法が長文の中に含まれているので少し難しく感じるかもしれません。わからない文法がでてきたら『わからない』の該当箇所を読みましょう。

『くもん』の3年は余裕がある人だけやってください。3年生の文法が分からなくても、入試で6~7割はとれます。6割以上とれば偏差値50以上になるはずなので必要十分な点数は取れるので安心してください。

冬休み以降

『くもん』と『ハイパー1』がある程度できるようになったら『ハイパー2』に取り組んでも構いません。まだまだ実力がない場合は『くもん』と『ハイパー1』を継続して取り組んでください。

過去問7年分くらいは最終的に解く必要があります。1月中旬ころから、週に1回は過去問を解くようにしてください。

数学

  • わからないをわかるにかえる(1・2年)
  • くもんの基礎がため100%(1・2年)
  • 過去問

1学期

定期テスト直前2週間以外は『わからない』の1・2年を繰り返してください。

文章題や関数・図形問題は英語以上理解が難しいと思ってください。分かるまで何度も繰り返し読みましょう。

3分くらい考えても全く手を付けられない問題は、学校の先生や友達に教えてもらいましょう。

分からない問題を延々と考えても時間の無駄ですし、成績が伸びないことはもちろん挫折の原因になります。

夏休み

『くもん』を使いましょう。

『わからない』をやっていれば、計算ができないということはないはずです。しかし、文章題・関数・図形問題はできない問題がたくさんあるかもしれません。

もし、手が付けられないようなら、優しい友達が教えてくれたりしない限り、夏休みに数学をやるのは控えましょう。

「できないものはできない」と割り切るのも受験では必要なことです。

2学期

『くもん』を何度も繰り返し、すべての問題を完璧にしてください。

計算問題を解くときはどういうミスが多いのかを意識してください。自分が犯しやすいミスを知るだけでケアレスミスがなくなります。

冬休み以降

1・2年の内容が完璧になった人だけ『くもん』の3年に取り組んでください。

完璧でない人は1・2年を繰り返してください。

3年の内容をやらなくても、入試で5~7割はとれます。仮に5割しか取れなかったとしても偏差値は50前後になるはずです。ですので、合格に必要十分な点数は取れるはずです。

社会

  • わからないをわかるにかえる(地理・歴史・公民)
  • くもんの基礎がため100%(地理・歴史・公民)
  • 過去問

1学期

『わからない』の地理・歴史をやってください。

社会は誰が何と言おうと暗記科目です。暗記ができなければ問題は解けません。『わからない』を丁寧に読み暗記をすれば確実に成績は上がります。

ただし、実力テストでいきなり高得点を取ることは難しいです(定期テストでは簡単)。

というのは、暗記しなければならないことが多いので、中途半端な知識では全く問題が解けないこともあるからです。

1学期にたくさん勉強をしたとしても実力テストで結果が出るのは夏休み以降だと思ってください。

夏休み

『くもん』の地理・歴史をやりましょう。

教科書との対応表を見てください。そして、『くもん』をやる前に、教科書の該当箇所を3回読んでください。1回目は流し読み、2回目は自分なりに理解しながら、3回目は太文字を暗記しながら読むといいでしょう。

『くもん』をやりながら、自分が苦手と感じる単元にチェックをしてください。その単元を重点的に復習することでムラをなくすことができ、点数UPにつながります。

2学期

『わからない』の公民を仕上げた後『くもん』の公民をやってください。

時間に余裕があれば地理・歴史の苦手なところもやりましょう。

冬休み以降

本来であれば問題をたくさん解くべき時期ですが、1・2学期にあまり勉強ができなかった人が多いはずです。ですので、冬休み以降も『くもん』を徹底的にやりこんでください。

しっかりと勉強をして「『くもん』は完璧だ」という人は、『今日からスタート高校入試』⇒『全国高校入試分野別過去問』の順で問題を解きましょう。

過去問を解き始めるのは他の教科と同時期でかまいません。

参考:暗記の仕方

理科

  • わからないをわかるにかえる(1~3年)
  • くもんの基礎がため100%(1~3年)
  • 過去問

社会の地理・歴史・公民の部分を1・2・3年にすれば、やることは同じです。

国語

  • 高校入試出る順中学漢字スタートアップ基本漢字1400
  • システム中学国語 論理入門編
  • システム中学国語 公立高校編
  • 過去問

1学期

1学期は『1400』を利用して基本的な漢字を覚えてください。それ以外のことはする必要はないです。

夏休み

『1400』を100%完璧に仕上げてください。それ以外は『システム論理』を使って読解問題の解き方を覚えるだけでいいです。

2学期

『システム公立』を使って読解問題の訓練をしてください。

読解問題が解けないのは、解き方が分からないというよりもの語彙力不足が原因の場合が多いです。時間に余裕のある人は『システム漢字・語彙』を覚えてください。

冬休み以降

作文対策と、自分の都道府県の過去問を解くだけで構いません。

作文対策は一人ではやりづらいです。中学校の先生に作文の書き方を教えてもらってください。

なお、作文は市販されている参考書ではなく、中学の先生が対策用に持っているものを使わせてもらいましょう。

国語が得意で読解の対策をする必要がない人は夏休み2学期に無理に『システム』をやる必要はありません。漢字・語彙だけの勉強をして下さい。