manabo(マナボ)

個別指導塾や家庭教師を利用するよりも費用を抑えつつ、効率かつ効果的に分からない問題を教えてもらえる一番のツール(スマホアプリ)の紹介をします。

このツールをお勧めしていいかどうか最近までは分からなかったのですが、2017年の様子を見て信用できるツールだと判断し紹介することにしました(多くの人がすでに知っているツールだと思っていましたが意外と知らない人がいるみたいです)。

勉強習慣や勉強のやり方を知らない小中学生がスマホアプリを使って勉強をすることは難しいかもしれません。

しかし、一人で勉強ができるのであれば年齢にかかわらずここで紹介するツールはかなり使えると思います。

ただし、すべての科目で効率効果的にできるわけではありませんし、すべての人が費用対効果を最大限に高められるわけではありません。

  1. manabo(マナボ)
  2. メリット
  3. デメリット
  4. 最適の組み合わせ
  5. 参考書
  6. 効果的に利用できない科目
  7. 効果的に利用できる科目
  8. 利用を勧められない人
  9. 利用を勧められる人

参考:将来塾はなくなるか?

manabo(マナボ)

「manabo(マナボ)」はスマートフォンやiPadを利用し、大学・大学院の学生チューターに24時間質問できるシステムです。

質問をするためには、質問時間を60分3,000円(2018年4月1日までは2,480円)で購入します(有効期限があるので注意してください)。

質問の仕方は、分からない問題をスマホで写真に撮って質問文と一緒に投稿するだけです。

投稿されている質問に対応できるチューターが立候補をしてくるので、その中から自分が教えてもらいたいと思ったチューターを選びます。

24時間いつでも質問できますが、時間帯によっては待機しているチューターがいなかったり、質問した内容が難しすぎる場合、解説をしてくれるチューターがなかなか現れないこともあるみたいです。

その他詳細は各自「manabo(マナボ)」のHPをチェックしてくださいにしてください。

以下に、メリット・デメリットをあげておきます。

メリット・デメリットを見て自分が使えそうと思ったら、60分間無料体験ができるので(期限は1週間)ためしに初めてみてください。

メリット

メリットは以下の通りです。

料金

60分3000円と格安です。

しかも、チューターが入室した時点(解説を始めるとき)から解説が終了するまでの間しか料金が発生しません。

これが、「manabo(マナボ)」の最大の利点だと思います。

「manabo(マナボ)」は、質問したい問題が出てきたときだけに解説をしてもらうシステムなので、一人で問題を進めているときに料金が発生するということがないのです。

どこがどう分からないのかを事前に詳しく書くことで、解説を聞くときに不要な時間を減らすこともできるはずです。

うまく利用すれば、質問する問題難易度にもよりますが、中学生の数学なら60分で8回前後は聞けるはずです。

教育格差はお金が問題ではないと私は思っていますが、塾に行きたくても経済的に難しいという人が低価格で利用できるという利点は十分あります。

時間

教えてもらう曜日や時間帯は決まっていません。

勉強をしていて分からない問題がでてきたときだけ質問をすることができます。

しかもチューターがいれば24時間いつでも質問ができます。

どこでも勉強できる

ネットを利用できる環境にあればどこでも使えます。

近くに塾や予備校がない人が独学で勉強をするのであれば、「manabo(マナボ)」よりも優れたツールはないと思います。

直接顔を見せなくてもよい

互いに顔を見せ合わせることなく音声と画面で解説を受けることが可能です。

自分の顔を見られたくないとか、直接人と話すのが苦手で塾を利用しにくいという人にはかなりのメリットになるはずです。

ハイレベルの講師

採用対象になっている大学は国立大学や早慶上智・MARCHレベルの私立大学の在学生(卒業生)、指導経験者などです。

日東駒専・産近甲龍・西南・福大は採用対象に含まれていません。

チューターは難関大学の人しかいないので、公立高校入試レベルの問題を質問するのであれば、スムーズに問題を解決してくれるはずです。

講師選択権が自分にある

個別指導や家庭教師は自分に選ぶ権利があるようでありません。

しかし、「manabo(マナボ)」はチューターを自分で選ぶことができます。

嫌だと思ったチューターは2度と選ばなければいいだけなので、講師の変更をすることに気が引けるということは起こりません。

費用対効果が高い

個別指導塾や家庭教師を利用する場合「与えられたテキストの問題を解かされ分からない問題が出てきたら解説をしてもらう」、という形が大半だと思います。

1対2形式の個別指導塾だと、90分の授業を受けていたとしても実際に分からないところ問題の解説を受けている時間は多くても30分くらいのはずです(下手をすれば10分くらいのときもあるはず)。

1対3以上の個別指導なら料金が多少安くなりますが、ただの自習になるのが落ちです。

1対1の個別指導や家庭教師でも、事前に分からない問題をためておいて、質問攻めにするというのであれば90分まるまる利用できるかもしれませんが、そのようなことをしている人はほとんどいないはずです。

仮にそうしている人がいるとしても、1対1で教えてもらうと週1回90分の授業を受けるとすれば2万円では済まない場合が多いので、金銭的負担が大きいです。

また、自分の都合に合わせて質問したいときに質問ができないデメリットもあります。

個別指導を受けるのと同じ

ネットを使うか、直接会って指導を受けるかの違いはありますが、「manabo(マナボ)」は家庭教師や個別指導塾でマンツーマン指導を受けているのとほぼ変わらない双方向型の指導が受けられます(HPを見ればイメージがわくはずです)。

さらに「manabo(マナボ)」を利用すれば以下にあるような個別指導塾・家庭教師のデメリットがなくなります。

  • 料金が高い
  • 教えてもらう曜日や時間帯が固定されているので、聞きたいときに聞けない
  • 料金が時間で固定されているので、分かる問題を解いている時間も料金が発生する

大手塾や個別指導塾が同じようにネットを利用した家庭教師も格安でしているところもありますが、それらは一方通行であることが多いですし、回答に時間がかかったり(早く回答をしてもらうために別途料金が発生するものもある)するのでネットを利用する必要性がありません。

スカイプを使った家庭教師もありますが、料金がそれなりに掛かりますし、時間や曜日が指定されているのでいつでも気軽に質問することはできません。

デメリット

デメリットもありますが、その大半は個別指導塾や家庭教師でも起こりうるものなので「manabo(マナボ)」だけのデメリットではないものが大半です。

個別指導塾のメリット・デメリットは「個別指導・家庭教師の比較」に書いているので参考にしてください。

超ハイレベルなチューターは限られている

難関私立中学や国立2次試験などを指導できる人はそこまで多くないと思います。

なので、指導ができる人に人気が集中しなかなか自分の希望する時間に質問ができないことも出てくるはずです。

お気に入りのチューターが見つけて仲良くなれば、気軽に無料メッセージを送って「この問題教えてください」というようなこともできるみたいなので、必要であれば利用してみてください。

無責任なチューター

中には解説が適切にできないにもかかわらず立候補する人もいるはずです。

解説が下手なチューターに出会うと、うまい人の倍以上時間を要することも起こりえます。

問題を解決するのが遅いだけではなく、問題に答えられない場合もあるみたいです。

その場合でも購入した時間は消費されるのでお金が無駄になります。

個別指導や家庭教師でも質問に答えられないということは起こりますが、システム上お金が無駄に消費されることが目に見えてしまうので、かなり損をした気分になるはずです。

また、塾や家庭教師のように学生を直接管理する人がいないので、無責任なチューターに会う可能性は個別指導・家庭教師よりも多いかもしれません。

講師の質は「manabo(マナボ)」の信用にかかわることです。

無責任なチューターはすぐに淘汰されるはずなので、滅多に出会うことはないと思います

不快な思いをしないように、初めてお願いするチューターには最低でも「自分の質問に答えられるレベルの大学かどうか」「個人評価」の2点はチェックしておきましょう。

2018年4月2日購入から料金が上がりますが、質の高いチューターを増やすためでもあるのでしょう。

通信障害

ネットを利用するので送受信のトラブルが起こることがあります。

計画を自分で立てる必要がある

塾に通っていない場合、自分で勉強計画を立てる必要があります。

「manabo(マナボ)」にはチューターにお願いすれば勉強計画を作ってもらうこともできますが、難関大学を受験する高校生ならともかく、勉強に慣れていない小中学生は、作ってもらった通りに計画を実行できるかどうか疑問です。

そのようにならないために、自分で計画を立てやすい「スタディサプリ」「Z会」「進研ゼミ」をペースメーカーに利用することを勧めます(Z会は時間制限がありますが一部の利用者は無料で「manabo(マナボ)」を使えます)。

最適の組み合わせ

塾に通わずに独学で勉強をする人、計画を自分で立てるのが難しい人は、

公立高校の受験生なら「スタディサプリ 」か「進研ゼミ」と「manabo」

難関私立高校受験なら「スタディサプリ 」か「Z会」と「manabo」

大学受験生なら「スタディサプリ 」「Z会」「進研ゼミ」3つのうち自分が一番良いと思うものと「manabo」

を組み合わせるのがいいと思います。

これらを使いこなして成績を伸ばすことができる中学生は多くないと思いますが、勉強のやり方を確立している高校生なら違和感なく使いこなせるはずです。

いずれにしろまずはやってみなければ、自分に合うか合わないかは分かりません。

「スタディサプリ」は無料体験ができるので試しに体験をしてみてください。

「スタディサプリ」と「manabo」の組み合わせが合わないと感じたら、「Z会」「進研ゼミ」の資料請求をしてみてください。

ただし、中学3年に限り中堅以上の公立高校を目指すのであれば塾を利用することを勧めます。

塾を利用すれば、一人で受験勉強をする不安がなくなりますし、生徒管理をしっかりとしている塾であれば状況に応じて必要な指示を与えることができるので合格の可能性が高まるからです。

なお、中学受験をしない小学生が通信教材を使いたいのであれば「スマイルゼミ」「ポピー 」のどちらかを選べばいいと思います。

「manabo」はもともと「リアルタイム家庭教師(リアカテ)」という2016年3月30日に終了した進研ゼミ高校講座受講者向けのオプションでした(OEM版の開発提供会社)。

2016年末に増進会出版と資本提携をしたことで信用度が急速に上がりました(これによりZ会・栄光ゼミナールの一部会員に提供されることになる)。

以上、メリット・デメリットを理解したうえで、利用するかしないかは自分で考えてください。

参考書

参考書では効率的に勉強ができないという人が通信・映像教材を使えばいいだけです。

特に大学受験は市販の参考書に良いものがたくさんあるので、それで勉強ができるなら通信・映像教材は使わなくても大丈夫です。

まだ中途半端な状況ですが「参考書・通信教材・映像授業紹介」で少しずつお勧めの参考書を紹介していく予定です。

効果的に利用できない科目

社会と国語の文章題、英語の読解問題は効果的には利用できないと思います。

社会は問題を解いて分からないものが出てきたら、答えと解説を見るなり、参考書を読むなりして自分で理解をすることができるはずですし、そうすべきでもあります。

国語の文章題と英語の読解問題は、なぜそのような答えになるのかを教えてもらうためには、対応する講師が問題文をはじから読む必要があります。

紹介するツールは対応時間により費用が掛かかります。

講師に解説を読んでもらっている時間も料金が発生するので、費用面を考えると利用しにくいです※。

また、国語の文章題の解説は、聞いているときは納得できるけれど、聞いたからといって別の文章題の問題ができるようになることもありません。

そもそも、国語ができるようになるためには、市販の参考書を使い解き方の基本を覚えたり、語彙力を地道に増やしていかなければできるようにならない科目です。

英語の読解問題ができない原因は、語彙力・文法力不足の可能性が高いです。

語彙力・文法力がない状態で読解問題の解き方を身につけることは難しいです。

これくらいの例を挙げれば分かってくれると思いますが、効果的に利用できない科目は「教えてもらうのではなく自分でやるしかないもの」です。

ついでに書くと、英語の読解問題をしっかり対策する必要があるのは、抽象的な問題の解き方を身につける必要があるMARCH以上のレベルの難関大学くらいです。

中堅大学の入試問題の多くは読みやすい文が使われています。

語彙力を増やし過去問で問題に慣れ、文の構造を把握する訓練をすれば解けるようになるので、人から解説をしてもらう必要があることはあまりないです。

※ 分からない問題を添付して答えを教えてもらうというシステム上、講師に問題文を事前に読んでもらい答えだけを聞くことで時間を省くことも可能だと思います。しかし、対応時間によって給料が決まる講師の立場から考えれば、面倒な案件にはあまり対応したいと思わないはずなので、探すのは難しいかもしれません。

効果的に利用できる科目

数学が一番効果的に使える場面が多いと思います。

また、国語・理科・英語も状況によってはかなり有効に使えるはずです。

中学生も高校生も一人で数学を勉強していると「これ以上悩んでも答えは出ない。今すぐ誰かに解説をしてもらいたい」と思ったことがあるはずです。

国語は現代文・古文の文法問題で分からないものが出てくると、参考書を読んでもピンポイントで解説されているものがないので、調べたくても調べようがなくイライラしたこともあるはずです。

作文・小論文の添削をしてもらいたいのに、してくれる人がそばにいないので対策を取りたくても取れないということもあるでしょう。

理科は大学入試レベルの問題になると、単純暗記では対応できないものが多いですし、解説や参考書を読んでも納得できない箇所が出てくるはずです。

英文法は中高生ともに一人で理解することが難しい単元が少なからずあるはずです。

また、高校になると英文が複雑になり、文の構造がどうなっているのか詳しい解説が欲しいときも多々あるはずです。

一人で勉強をしていると上述したようなことが1日に1回くらいはあるはずです。

一人ではどうにも解決することができず、時間だけが無駄に過ぎていくのをどうにかしたいと思っている中高生、中学受験をしている子供の指導をしたくてもできずに悩んでいる親も多いはずです。

そういう悩みを解消することができるのが、ここで紹介するツールです。

大学受験の小論文添削をするにはかなりの時間を要します(費用がそれだけ必要になる)。高校に通っている人は添削をしてくれる先生を見つけてお願いする方がいいかもしれません。

利用を勧められない人

勉強習慣がない人。

自分の意志ではなく強制的に塾に通わさせられているような人。

「進研ゼミ」「Z会」などの通信教材に申し込んだものの、すぐにやらなくなりテキストをためてしまった経験のある人。

スマホを使った勉強に抵抗を感じる人。

ここで紹介するツールが向かない人、役に立たないであろう人はこれくらいだと思います。

要は、スマホを利用する勉強法なので、強制的に勉強する環境を作られなければ勉強ができないような人には使えないというわけです。

勉強をする気がゼロであれば、どんなにすごい講師の授業を受けても、どれだけよい勉強ツールを利用しても成績は伸びません。

なので、勉強習慣がない人、やる気がない人は塾や家庭教師、通信・映像教材を利用する前に、やる気を出してください。

勉強をしない子に親がまずやるべきことは、やる気を出させることだと思います。

勉強しない子を変える方法

利用を勧められる人

家で勉強をする習慣のある人。

塾に通っているが家庭学習の時にどうしても分からない問題が出てきたときに質問をするための補助ツールが欲しいという人。

近くに塾がない人。

特に難関校を受験するために塾に通っている人は、出された宿題の中にいくら考えても解けない問題が出てくることがあるはずなので、利用価値は高いと思います。