ものすごく当たり前なコトなんですが

ササっと

書いておきます。

苦手科目をやる

7割取れれば合格できる学校を受験する予定なのに

過去問を解いたら6割しか解けない

このままだと合格ができない

こんな状況にいる子も多いはずです。

でも大丈夫です。

まだまだ合格の可能性はあるので

最後まで頑張ってください。

 

こんなときにやるべき科目は

苦手科目です。

例えば

過去問を解いた結果

大好きな数学と

特に勉強しなくてもある程度取れてしまう国語が

8割

 

好きでも嫌いでもない英語・理科が

6割

 

全く興味を感じられず

教科書を読んでも何も頭に入ってこない社会が

4割

 

だったとします(問題によって難易度が異なるので点数だけでは判断できませんが、ここでは5教科すべて6割が平均点だったと考えてください)

 

この場合、

いくら好きだからといって

すでに8割取れている数学の勉強をしたとしても

8割が9割になることはほぼ考えられません。

もしかすると8割のままかもしれませんし

よくても8割5分くらいにしかならないはずです。

必死に勉強しても点数が伸びないか伸びたとしてもほんの少しです。

 

一方

大嫌いな社会違います

嫌だ、覚えられない

といっても

そこを我慢してしっかりと勉強をすれば

確実に点数を伸ばすことが出来ます。

4割しか取れていないのなら

残りの期間頑張れば6~7割くらいまで上げることができるはずです。

 

普通に考えれば

どちらを勉強するほうが合格の可能性が高まるか分かるはずです。

でも

受験勉強がどういうものなのか深く考えていない中学生が意外と多く

入試直前期なのに

苦手科目をやらずに

好きな科目

得意な科目

の勉強を一生懸命やっているってことが結構あるんです。

そんなことをしても合格は近づいてきません。

 

受験直前期は伸びしろのある苦手科目に勉強時間を割くようにしてください。

公立高校受験勉強で一番時間がかかる科目

非効率な科目

受験は合格してなんぼという面もあります。

普段の勉強と異なり

受験期は合格するために割り切って勉強をすることも大切です。

国語

国語(現代文)は短期間で伸びる科目ではないので、

嫌な言い方になりますが

勉強をするだけ時間の無駄

になります。

国語をやるなら

古文・漢文・作文に限ります。

数学

数学はやれば伸ばせる科目なんですが

苦手な子にとっては簡単には伸ばせないと思います。

そんなときは

正答率が7割くらいの超基本問題が解けない場合を除き

無理にする数学をする必要はないと思います。

この場合は他の科目でカバーするようにして下さい。

 

7割くらいは取れるけど

トップ校を目指しているから9割くらいは取っておきたい

という子もいると思います。

しかし

数学を短期間で7割から9割にするのは難しいです。

仮に9割を狙うために難問対策をするとしたら

かなりの勉強時間が必要になります。

そんなことをしていては他の科目に割くべき時間が減ってしまい

合格が遠のきます。

他の4科目が確実に8割5分以上取れる実力にあるなら話は変わりますが

受験直前期はあまり数学に時間を割くべきではありません。

理科・社会

他の3科目が6割くらいしか取れない

理科・社会は8割取れる

という場合を除き

受験直前期は

勉強時間の7~9割くらいを理科・社会に使ってもいいと思います。

理科・社会は暗記が中心の科目なので

1ヶ月本気で勉強をすれば

5割くらいしか取れない状況から8割くらいは目指せるようになります。

特に理科は。

英語は

積み上げ式の科目なので短期間で点数を伸ばすのは難しいですが

ある程度時間をかけられるなら

点数を伸ばすことは可能です。

 

理科・社会はある程度できる

国語・数学・英語が苦手

という場合は

英語に力を入れるのもありです。

公立高校入試直前期の勉強法