中学生の理科

中学生の理科に関連することをまとめています。

目次

  • 理科の科目特性
  • 定期テスト対策
  • テストで点数が取れない原因
  • 福岡県公立高校

理科を苦手にしている人が多いですが、中学理科はラッキー科目です。“やらず嫌い”にならず、勉強をしましょう。

科目特性

  • 5教科の中で一番点数を上げやすい
  • 暗記する量は比較的少ない(社会の半分以下)
  • 勉強時間に比例して点数が伸びる
  • 公立レベルの問題なら90時間くらいの勉強で7割は取れるようになる

勉強時間

全くの無知識からでも1単元につき8時間程度勉強をすれば、公立高校レベルの入試問題なら解けるようになります。つまり、8時間×12単元=96時間ほど勉強をすれば知識ゼロの状況からでも高得点が取れるようになります。

全くの無知識の生徒はいないはずですから、実際は、1単元8時間の勉強も必要ないでしょう。

細分化できる

理科は生物・地学・化学・物理に細分化できます。さらに中学1~3年で習う内容に細分化できるので、4×3の12単元に分けて勉強ができます。

広い範囲を覚えていなければ得点につながらない社会と異なり、1単元を完璧に仕上げればすぐに得点につながります。努力がすぐに数字として出てくるのでモチベーションUPにもつながります。

理科を得点源に

物理分野(電流・エネルギーなど)を苦手としている生徒が多いです。しかし、公立高校レベルの物理は公式を暗記して、一定量演習をすれば意外と簡単に解けるようになります。そもそも、物理が苦手な生徒は、拒絶反応を示して勉強をしていないだけなんです。

物理が苦手な生徒に「どれだけ勉強をした?」と聞くと、「ほとんどやってない」と答える生徒が大半です。やらなければ点数を取れないのは当然です。勉強から逃げないで、とにかくやってください。

暗記する量も少なく、短期間で高得点を取ることができる理科はラッキー科目です。苦手だと思っている人こそ理科をやりましょう。

定期テスト対策

  1. 用語暗記
  2. 演習

用語暗記
学校で配布されるワーク(プリントの場合もある)には用語を覚えるページ、用語の確認問題のページが見開きで必ずあるはずです。学校の授業である程度理解をしている人は、ワーク・プリントをいきなり解いてください。

用語の暗記は、英単語の暗記のように覚えてください。『apple』が『りんご』であるということを単純に覚えるように、『対物レンズ』は『対物レンズ』と覚えます。『対物レンズ』だから『対物レンズ』なので、そこには意味も何もありませんよね。単純暗記をしましょう。

学校の授業を全く聞いておらず何も知識がない人は用語を確認できるページで用語覚えた後、用語の確認問題を解いてください。

※2年で習う『電流』『天気』、3年で習う『運動』『化学変化』『天体』は、市販されている参考書では独学が難しいかもしれません。その場合は『ひとつひとつ』『やさしくまるごと』を利用しましょう。それでも、難しい場合は学校の先生に聞くか、スタディサプリなどを利用することも考えてください。

演習(3時間)
学校でワーク以外に演習プリントが配布される場合はそれらを完ぺきに覚えましょう。理科は、これだけで点数が取れるようになるはずです。

参考書
『教科書ワーク』『教科書トレーニング』
時間に余裕があって、問題演習をもっとしたいという人はいずれかを買いましょう。

『中学理科用語集』『中学 理科 詳説用語&資料集2000』
私、個人としては、理科に用語集は必要ないと思っています。用語集を使って覚える方が頭に入るという人だけ利用しましょう。入試の時を考えれば、購入しておいても損はないと思います。

『ひとつひとつわかりやすく』『やさしくまるごと』『わからないをわかるにかえる』『ホントにわかる』
ワークを使っても何が何だかわからないという場合はこれを利用してください。

両方ともユーチューブで、解説動画が無料で見ることができます。本を読むだけではなかなか勉強ができないという人にも良いと思います。

※これだけでは定期テストで高得点は取れません。
※動画はスタディサプリ・進研ゼミ・Z会の動画と比較しないようにしましょう。あくまでも無料であることを忘れないでください。
※『ひとつひとつ』は学年ごと、『やさしく』は1冊にまとめられています。

理科のテストで点が取れない原因

勉強をしっかりとやっている。勉強のやり方も間違えていない。暗記だけでなく問題演習もそれなりにしている。それでも点数が取れない生徒がいます。その原因は質問の意味を理解していなかったり、問題を丁寧に読んでいないからかもしれません。

ここでは、生徒が問題を解くときにどのようなミスをしているのかを書いていきます。どのようなミスが起こるのかをあらかじめ知っておけば、問題を解くときに注意するようになるはずです。変なミスで点数を下げないようにしましょう。なお、画像等は添付していないので、問題中に「右の図で」などの文言があっても図はありません。

用語を中途半端にしか覚えていない、問題を読んでいない例

その1

「右の図で試験管Aに炭酸水素ナトリウムを入れて加熱する実験を行った。その結果、気体と液体が発生し、試験管Aには白い個体の物質が残った。この実験で発生した気体と液体から考えて、炭酸水素ナトリウムを作っていると判断できる原子は何か。すべての原子を、原子の記号で答えなさい。」という問題があったとします。この時発生する気体は二酸化炭素と水です。つまり、CO₂とH₂Oです。これが分からないという生徒は単純暗記が足りないので暗記をしてください。

問題なのは、CO₂とH₂Oと分かっているのに正解できない場合です。もちろん、この問題に対しCO₂とH₂Oと答えたら不正解になります。なぜならば質問に答えていないからです。この問題は「すべての原子を原子の記号で答えなさい。」とあります。つまり、CO₂とH₂Oの中に含まれている原子記号を欠く必要があります。「C、O、H」が正解なのです。このような聞かれ方をされたことがない生徒にとって、「C、O、H」と答えることは怖いのです。原子記号を書かせるような問題を今まで見たことがないので、「本当にこんなものが答えになるのか?」となるからです。

しかし、原子記号がどういうものなのかをしっかりと理解していれば、たとえ不安が残ったとしても正解を出すことはできるはずです。また、問題を最後まで読まず、「気体と液体が発生し」のところまでを読んで答えを書いてしまう生徒もいます。

このようなミスには注意してください。

その2

「酸化銅を炭の混合物を加熱したときに還元された物質は何ですか」という問題が出されたときによく起こる間違えは「」です。酸化銅の炭素による還元は「酸化銅+炭素→銅+二酸化炭素」です。還元されてできた物質は「銅」ですが、還元された物質は「酸化銅」のほうです。このような間違えが起こるのは①還元の意味を捉えていないか、②問題を丁寧に読まなかったことによって起こります。①で間違えてしまった場合は普段の勉強で用語を丁寧に覚える必要があります。②で間違えてしまった場合は問題を解くときに丁寧に問題を読むようにしましょう。

福岡県公立高校

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