考える

勉強は人から教えてもらうだけでなく自分で考えることも大切。

分からないところを人から教えてもらい、できなかった問題ができるようになる。

それはそれでいいかもしれない。

しかし、分からない問題を自分で考えることなしに人から教えてもらうだけでいいのか?

高校入試までなら、おそらくそれでも大丈夫

偏差値60くらいまでの公立高校なら人から教えてもらうだけで、自分で努力をしなくてもたぶん合格できる。

ただ、その後はどう?

自分で考えたことのない子は、高校進学後、国語・英語・数学はおそらくできなくなる。

たとえ中学時代偏差値60を何度かとったことがあっても、高校進学後偏差値50どころか40台になることもあるはず。

そもそも、

偏差値60の高校に合格することが人生のゴールなの?

違うでしょ?

 

私は「理科・社会の勉強くらいは自分でやれ」と言い続けている。

「本を読んでもわからないから教えてくれ」と言われても

「本を読んで理解できないくらいの理解力(読解力)しかないのなら、高校進学後の成長はないと思え」と、言いはしない、が思っている(ただ、理科・社会は授業の仕方によってはとても面白いものになります。授業そのものを否定しているわけではありません)。

参考書の中にはかなり良いものもあり、人から教えてもらうよりも理解するのに時間がかかるかもしれないが、その苦労を惜しんで楽して知識を詰め込むことに意味があるのか(もちろんそれすらしない子も大勢いるのでしないよりはましだが)?

自分の能力を高めたければ、すべてを人から教えてもらおうとするのではなく、自分に負荷をかける

理科・社会の参考書を1・2度読んで分からないなら、3・4度と読めばいいだけ。

その程度の努力ができないのなら、いつまでたっても人から教えてもらわなければ自分では何もできないまま。

入試直前の時は仕方がないかもしれないが、そうでないなら地道に自分の能力を高めていこうとしないでどうする。

人から教えてもらわなければ自分では何もできないようでどうする。

 

時間をかけずに楽するよりも、じっくりと時間をかけて考え抜くことが結果的に自分の能力を高められるということになぜ気づけない?

1時間かけてできることがいつまでたっても1時間かけなくてはならないのは悲しくない?

1時間かけてやっていたことを50分、40分、30分と時間をかけずにできるようになるほうが絶対に良くない?

それができたら、ほかの人が10時間でできる内容を5時間でできるようになることだってある。

最初に苦労をすることで、のちのち楽になる。

だって、他人が10時間かけてできる10時間かけてしかできないままだったら

5時間でできるようになったあなたは

10時間要する人がどれだけ努力してもあなたに勝てないのだから

※ もちろん、勉強をしないで別の能力を高める努力をすることを否定はしない。

 

 

以下は小学生の子を持つ方に向けてになりますが、

 

「勉強をしないから塾に入れる」というのはその場しのぎの逃げにすぎません。

子どもが勉強をしないのであれば、塾に入れる前に

勉強をしない原因を探り、何をすれば子供が勉強に向かうのか、意味を感じるのか、子供と真剣に向き合ってください。

仮に勉強をしているとしても、

勉強をしている理由が

「親がやれというから」

そんな受け身な状態で勉強をさせたところで、テストのための勉強しかできません(つまり暗記中心・人から教えてもらうことが中心で、自分の能力を高めることにつながらない可能性が高い)。

時期によってはテストのための勉強を避けることはできませんが、

小学生のときに勉強ってなぜするのか?

ということを親子で一緒に考えることを勧めます。

 

文章を読む癖をつけておくことが特に重要

来年からうちの塾でも始めますが、

「子ども一緒に本を読んでその内容を話し合う」

本を読む習慣がない子なら、まずはこれからスタートしてみてください。

ただ本に書かれてある文字をたどるだけでなく、書いてある内容について話し合うことで、自分で考える訓練にもなります。

どの本を読んでいいか分からないときは、大型書店にいって子どもに本を選んでもらいましょう。

お父さん・お母さんと一緒に読む

と言えば、

喜ぶ子も多いはずです。

 

中学1年の1学期ですでに学力に大きな差があるのが現状です。

中学生になって焦って「勉強しなさい」といっても多くはどうにもならないはずです。

そうならないために、今できることはやっておくことを勧めます。