新しい学年でスムーズにスタートできるよう、今まで習ってきた内容の復習をしっかりとやりましょう。
目次
今の学力は気にしない
勉強習慣がついていないしテストでも平均点すらとれないから集団授業は無理かな
なんて思う必要はありません。
勉強習慣がついていなければ平均以下になるのは当然です。
少しずつ勉強をして、少しずつ成績を伸ばしていけばいいだけです。
「成績を伸ばしたい」という気持ちを持ち、継続して勉強ができるようになれば
たとえ前回の定期テストが200点くらいだったとしても、平均点くらいならすぐに取れるようになります。
学年が変わる今の時期をきっかけに、勉強しない自分とさようならをすれば、新学年の最初の定期テストで自分でも思いもしない結果を出せるようになるはずです。
※ 既に「Fスコア」が60を超えている子は大手塾の上のクラスに通うことを勧めます。うちは平均前後から60以上を目指し、志望する公立高校に合格することを目標にする塾です。初めから60以上ある子なら大手塾の上のクラスに入るほうがいいと思います。
※ 必死になって勉強をしているのに平均点を取ることができていない場合、集団ではなく個別指導塾に入ることを勧めます。
新中学1年生
この学年は今の実力は全く問いませんが、できる限り上を目指したいという気持ちを持った子を受け入れたいです。
小学校の時の成績は一切関係ないので、「頑張って上を目指したい」という子は是非入塾を検討してください。
「定期テストでは平均以上取れるのに実力模試になるとできない」に書いている通り、
塾で学んでいる子と独学で勉強をしている子を比べると
定期テストの結果は同じでも点数には見えない大きな差ができてしまっていることが意外とあります。
定期テストでは点が取れるけど、
実力テストになると微妙・・・
そんな状況に陥っては大学に進学することは難しくなります。
そうならないために塾を利用して勉強のやり方を身につけましょう。
新中学1年生は春期講習の前に「中学準備講座」を実施します(2022年度は既に中学生の内容に入っているので、入塾を考えている子はできるだけ早く入ってもらうと助かります)。
英語
春期講習では
英単語100個~300個暗記(英単語の暗記が苦手な子は100個、できる子は300個)
と
be動詞・一般動詞を使って簡単な英文が書けるようになる
この2点ができるようになってもらいます。
英語は学び初めに個人差があり、
すぐにできるようになる子がいる一方
5回や6回くらい授業を受けたくらいではまったく覚えられない子もいます。
余りにも差がついてしまうと、授業を受けることが難しくなってしまう可能性もでてきます。
そこで
2021年度からは
英語が苦手な子もできるだけ早く英語の感覚を身につけられるよう
あるものを用意することにしました。
これを使えば多少英語に苦手意識を持っている子でも周りに遅れずに授業についてこられるはずです。
公立中学で学ぶ内容よりも若干難しい内容を取り扱っていますが、一緒に頑張って英語を得意科目にしましょう。
小学校でも英語が必修科目になったこともあるので、わざわざ書く必要もないと思ったのですが、念のために書いておきます。
アルファベット
は大文字も小文字も書けるようになっておいてください。
書けなければ授業を受けることは難しいです。
数学
多くの子が苦手意識を持つ単元
- 分数のかけ算・わり算
- 割合
- 単位量あたりの大きさ
- 比
など、
「中学準備講座」でやった内容のおさらいから入ります。
小学生の復習が終了後、すぐに正負の数に入ります。
慣れれば簡単な正負の数ですが、ここで頭がこんがらがってしまう子は意外と多いです。
中学に進学する前に時間をかけて正負の数を学び
正負の数?余裕だぜ!!
となっておきましょう。
そうなりさえすれば、その後数学で困ることはなくなるはずです。
スタートダッシュに成功すれば
その後3年間、数学が得意なままでいられますよ♪
※ 小学校で習う計算問題ができていなければ中学でも計算で苦労する可能性が高いです。小学校の時に必死に勉強をしていたのに計算問題を解けない状況が続いている場合、塾に通うのではなく家で一緒に勉強をしてあげるか、それが難しい場合は個別指導塾に入ることを勧めます。
新中学2年
新中学2年生は在籍している生徒の全員(3人しかいませんが)が英語・数学の偏差値が60以上です。
授業もその子たちに合わせているので、超基本的な部分の解説はしません(久留米附設のような難関私立対策は一切していないので、数学で難問が出される私立高校を受験する予定の人は大手塾の上のクラスを勧めます)。
勉強をさぼってきたことが原因で平均前後しか点が取れていないのであれば
春休を利用して個別対応ができるので、短期間で今までの復習をして一気に成績を伸ばすことも可能です。
これから頑張って上位を目指したいと思っている子は入塾を検討してみてください。
しかし、ある程度勉強をしているのに平均が取れていない場合、授業についていくことは難しいはずです。
入塾は可能ですが、お勧めしません。
基本の基本から復習できる春期講習をうまく利用しましょう。
英語
英単語500個プリントを講習の初日に渡すので講習終了までにすべて覚えてもらいます。
授業は
be動詞と一般動詞の基本事項の確認から始め
代名詞・複数形・疑問詞・進行形・過去形と、1年で習った内容の総復習をします。
中学1年のときに勉強をさぼってしまい
3単現のsって何?
疑問詞が入ると疑問文が作れないよ 😥
というような状況にいる子は是非この講習を機に英語を得意にしてください。
「本当に得意になれるのかな?」と不安に思うかもしれませんが、
実は英語って単語を覚えるのに時間が必要なだけで、覚えることはたいして多くないんです。
レイズの授業で基本的な形をしっかりと身につければ、1か月の努力でイッキに得意科目にすることだってできるかもしれません。
実際に中学1年のこの時期に偏差値50以下で入塾した子が3年になって偏差値60以上になる子が普通にいます。
「自分は英語が苦手・・・」
という子も一緒に頑張って成績を伸ばしましょう。
数学
文字式の利用、方程式、比例・反比例の復習をしたあと2年の内容に入ります。
2年の内容は式の計算を完璧にマスターすることを目標にし
余裕があれば文字式の利用まで終わらせる予定です。
春期講習の期間は時間的余裕があるので
個別で対応
する時間も設けられます。
今まで勉強をさぼってきて学校の授業が難しくなってしまった子は
この時期をうまく利用して、まずは平均、最終的には学年上位を目指しましょう。
新中学3年
偏差値50未満からでも筑紫中央・福翔なら普通に目指せますし、
必死に頑張れば福岡中央・春日だって目指せます。
今現在の成績はとりあえず無視して、自分が生きたいと思える高校があるならそこを目指してください。
あとは
あなたがやるかやらないか
それだけです。
塾で学びの環境を手に入れ、必死になって受験勉強に取り組んでください。
英語
最初に複数形、3単元のs、代名詞など1年の超基本事項の確認をします。
一通り確認が終わったら
2年の内容(助動詞、不定詞・動名詞、比較級)の復習に入ります。
助動詞や比較級はなんとなくできるけど
不定詞がよくわからい
っていう子は大大大歓迎です。
ある手順で教えることで
不定詞がどのような使われ方をされているのか、誰でも簡単に気づけるようになります。
だから、うちの塾生で「不定詞が苦手」っていう子はほとんど出ないんです。
不定詞の中でも理解するのが難しい形容詞的用法も1回授業を受けてくれたら自分のモノにできると思います。
もし、1回の授業では理解が不十分だったら(中学1年の英語ができない状況だと1回では理解は無理)個別に対応するので安心してください。
あとは、
英単語・熟語を500個も覚えてもらいます。
少し多いと思うかもしれませんが
英語ができるようになるには単語の暗記は欠かせないので頑張りましょう。
数学
- 一次方程式
- 連立方程式の復習
- 比例・反比例
- 一次関数
を徹底復習した後
3年の多項式の計算(式の展開・乗法公式)に入ります。
数学は英語と違ってイッキに成績が伸びるかどうかは分からない科目ですし
苦手な子は集団授業についていくのが難しいこともあります。
そんな子でも集団授業についていけるよう春期講習期間中は
個別で対応
する時間も設けられます。
この機会をうまく利用して成績を伸ばしましょう。
小学生・高校生
「小学生」は通常授業が続きます。
新高校3年生を対象にした「2月スタート高2基礎英語講座」が始まります。
特に小学生は英語よりも国語
春期講習とは関係ないことなのですが
「主要5教科の中で一番大切な科目」に書いてある通り、国語・数学が重要な科目だと私は思っています。
しかし、国語塾はあまりないのに英語塾が溢れるようにあることを見る限り、国語よりも英語が大切、と考えている人が世の中には多いように思えます。
小学生の時にある程度難しい文章を読みなれておくことで読解力を高められるはずなので、英語よりも本をたくさん読むことを勧めます。
ちなみに、国語・数学は個人差が大きい科目です。
塾に通ったからといって誰もが確実に成績が伸びるかと問われれば、それは難しいと答えざるを得ません。
一方、英語は個人差があまり出にくい科目です(ディスレクシアなどがみられる場合は伸びにくい)。
なので勉強をすれば誰もが一定以上のレベルになります。
【Fスコア】40くらいからでも60以上になる子も多くいるうちの塾よりも、英語の力を高められるところはほぼないのではないかと思います。