途切れ世代

普段から知識をつけるだけで、その知識を生かす場所がなければ、知識をつけることが無駄になる。

中学生・高校生は受験勉強をすることは大切だが、学校の勉強だけ良くても「だからそれで?あんた何できるの?」となる。

得た知識を利用して、それを活用する力を手にするには暗記をしているだけでは難しい。

一体どうすればいいのか?

子育て、教育を考えている人たちには本当に悩むこと。

「途切れ世代」の子たちは結局何をすればいいのか。

途切れ世代

すごく短い文でしたが(上に書いている文)、思いに反して反響が多いみたいです。

「途切れ世代」は私が作った造語です。

単純暗記をしてテストで点数さえ取ればよいと教えられ続けている子。

それではダメだと思っていても、それ以外の勉強法を教えることができない教育者(私を含め)。

どのような教育が良い教育なのか、

  • 詰め込み教育はダメなの?
  • アクティブラーニングがいいの?仮に良しとして、効果的に授業ができる教員はできるの?
  • AIに対応するって何?

など、誰もが何がいいのか分からない混とんとした教育環境で、中途半端な教育しか受けられず社会に出ていく世代が「途切れ世代」です。

これ以前の世代は、とりあえず暗記をして偏差値の高い大学に進学できればどうにかなりました。

これ以降の世代は、世の中の新しい構造をもとに必要な教育を受けられます(ようになるはず)。

「途切れ世代」がつらいのは、今までの暗記だけの教育を受けていれば普通に就職ができてしまう可能性が高いことです。

しかし、就職した後、「自分で考え行動を起こす」ということを身につける環境に自らを置くことができなければどうなるでしょうか。

「AIがしてくれるからあなたは不要です」と言われたときに、自分ができる仕事がなくなってしまうかもしれません(コンビニのバイトすら)。

そうならないために、

  • 自分で考え行動を起こすことができる会社に就職をする
  • できない会社に就職したら自分でその能力を身につける努力をする
  • 自分のやりたいことで起業をする

将来どうなるのかを自分のできる範囲で予測し、それに向けて自分で行動をとる必要があります。

しかし、「受験勉強を頑張りなさい」と言われ続けた人が自分でそういうことを考えられるでしょう?

勉強も遊びも何もかも中途半端でダラダラしている人は論外ですが、受験勉強以外のことで自分を活かす道を探している人のほうが、「勉強だけが大切」と教えられ続けた結果、中途半端な大学にしか進学できなかった人よりも明るい未来が待っていると思いませんか?

大人が子供に伝える

中途半端な大学にしか進学できないと(旧帝国大・早慶などに進学できる能力があれば自分で考える環境は見つけられるはず)、そういうことを考える機会は少ないでしょう。

なんとなく就職して、「あれ?自分仕事がなくなるかも」と感じ始めたときに初めて自分の失敗に気づくのです(未来はどうなるか分からないのでそうならないかもしれませんが)。

「途切れ世代」以降の人は、暗記だけではなく、自分で考える力が大切だということを小学生の時から教えられるので(はず)、社会に適応できる能力を身につけられるでしょう。

ゆとり教育⇒脱ゆとり教育(この世代も途切れ世代に入る)⇒空白途切れ世代⇒改革後の教育を受ける世代?

もちろん、今の教育改革が成功するか失敗するかは誰にもわかりませんが、

  • 定期テストで高得点を取るだけ
  • 受験で高得点を取るためだけ

の勉強を「良し」とする大人にしか出会えない子は将来どうなるか不安です。

勉強をすることが大切なことは当たり前で、知識がなければ自分で考えることもできないのだから暗記をすることもものすごく大切です。

受験勉強に本気で取り組むことも、大半の子にとってはものすごく大切です。

でも、「それだけではダメ」

それがこれからの社会です。

受験に直結しないかもしれませんが、「自分が持っている知識を基に、答えのない問題に自分で考える力も重要だ」と子供に伝えることに躊躇してはいけません。