阿部共実先生のまとめページです。

阿部共実作品

空が灰色だから

『空が灰色だから』は思春期の女の子たちが抱える孤独、不安、そして小さな希望を繊細に描き出した短編集です。

登場人物の心の揺れ動きが

同年代の子が読めば共感

成人した人が読めば自分が過去経験したことがあるそれと同じように思える部分もあり、懐かしくも切ない気持ちになるはずです。

『大好きが虫はタダシくんの 阿部共実作品集』

『大好きが虫はタダシくんの 阿部共実作品集』は

孤独やコンプレックスといった、誰もが心の中に抱える歪んだ感情が横たわっています。

笑いもありますが、時にゾッとするような不思議な読後感を味わうものもあります。

『ちーちゃんはちょっと足りない』

『ちーちゃんはちょっと足りない』は

思春期の子が抱える劣等感や優越感

そしてそれを抱いてしまう自分への自己嫌悪といった心の闇

読み進めるうちにじわじわと感じてくる作品です。

『ブラックギャラクシー6』

『ブラックギャラクシー6』は

肩の力を抜いて楽しめる日常系コメディが好きな人

かつて抱いていた「こじらせ」た感情を愛おしく思えるようになった大人

が読むと楽しめると思います。

『死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々』

『死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々』は

「死にたくなるくらいしょうもない日々」と「死ぬほど死にたくない日々」という対照的なタイトルが示すように

辛くてどうしようもない日常の中に、それでも生きていきたいという感情が垣間見える、作品になっています。

『月曜日の友達』

『月曜日の友達』は

大人になることへの戸惑い、周囲とのズレ、そして劣等感や羞恥心など、思春期特有の複雑な感情が描かれている作品で

「このマンガがすごい!2018」オンナ編1位になっています。

『潮が舞い子が舞い』

『潮が舞い子が舞い』は

海辺の田舎町にある高校の2年4組を舞台にした群像劇です。

他の阿部共実作品と比べるとダークな要素や重いテーマは抑えられているので、阿部共実はちょっと苦手…という人でも楽しめるかもしれません。

学漫先生が阿部共実先生を知った経緯

子どもたちが勉強になる漫画はないかと2021年ころいろいろ検索していたときに『ちーちゃんはちょっと足りない』がヒットしたことがきっかけになります。

購入したもののパラパラとめくるだけで中身をしっかりと読んでいなかったのですが

2024年夏ころ「哲学漫画」を探すと『空が灰色だから』ヒットしたので読んでみると、「あっ、おもしろ」となって全巻揃えるほどのファンになりました。

こういった人にお勧め

阿部先生の作品は、完璧にはわかり合えない人間の「ズレ」や「歪み」を巧みに表現しており、読んでいると「ああ、こういう気持ち、わかるな…」と共感したり、心がえぐられるような感覚を覚えものが多いです。

1. 人間関係に悩む中学生

阿部先生の作品の登場人物の多くは、人間関係に不器用で、自分の居場所に不安を抱えています。

「今の自分と重なる…」と感じる場面があるかもしれません。

作品を読むことで、孤独や疎外感といった感情と向き合い、自分自身や人間関係について深く考える「鏡」のような体験になるはずです。

2. かつての自分と再会したい人

思春期特有の繊細で複雑な心の揺れを、時にユーモラスに、時に残酷なほどリアルに描いているのが阿部先生の作品です。

「あの頃、こんな気持ちだったな」と懐かしい気持ちになったり、胸が締めつけられるような感覚を味わえるはずです。

3. 人の不完全さに惹かれる人

登場人物は皆、何かしらのコンプレックスや悩みを抱えています。

完璧ではないからこそ愛おしい、そんな人間らしさに触れたい人には、深く心に響く作品が多くあります。

4. ハッピーエンドだけではない物語を求める人

必ずしもハッピーエンドで終わるものばかりではありません。

読後にモヤモヤした気持ちが残ったり、後味が悪いと感じる展開もあります。

それも含めて人間の「リアル」っぽさを漫画で読めます。