国立大学にも夜間大学があるということを知らない人が結構いるみたいなので少しだけ紹介しておきます。

合格しやすい

一般的に現役生が夜間(二部・フレックス制)を受験することはないので、昼間主よりも学力が低い人が受験する可能性が高いです(一般的に社会人が受けるので受験勉強のための時間が取れないことが理由の一つ考えられる)。

また

昼間主と異なり夜間は募集定員の倍近い合格者を出すこともあります。

こういった理由から、夜間は昼間主の学部よりも合格するのがかなり易しくなるのが通常です。

夜間から昼間主に変わる

国立大学は基本的に夜間から昼間の学部に移ることは難しいところが多いみたいです。

中には昼間に移る制度があるところもあるみたいなので、気になる受験生は受験をしようと考えている大学に直接問い合わせて確認してください。

在籍している学生

夜間は昼間よりも偏差値が低くて合格しやすいことは確かですが自分が思い描いているものとかけ離れた大学生活になるはずです。

夜間の学部は基本的に昼間働いている人を対象にしていると思ったほうがいいです。

友達をたくさん作って

サークル活動にも力を入れて

夜はみんなでわいわい騒いで

合コンやって

なんてことを考えている人は、夜間はお勧めできません。

文系学部に夜間のある国公立大学

文系学部で夜間がある国公立大学を列挙しておきます。

夜間学部は廃止の傾向があるみたいなので、挙げている大学もすでに廃止されている可能性があるので、受験を考えている人は自分で確認するようにしてください。

小樽商科大学

「小樽商科大学」の商学部に夜間があります。

試験は前期しかなく、数学の配点がそこそこ高いですが英語が得意であれば十分狙えるはずです。

富山大学

「富山大学」の経済学部に夜間があります。

後期しか試験がありませんが文系3教科で受験できます。

滋賀大学

「滋賀大学」の経済学部にも夜間学部があるのですが

一般の高校生が受験するようなものではないみたいです。

昼間主コースは前期・後期ともに3教科で受験できるので、夜間でなく昼間主で受験することも考えていいかもしれません。

大阪教育大学

「大阪教育大学」は教育大学には珍しく夜間学部があります。

ただし、夜間が置かれているのは「小学校教育」のみです。

しかも、夜間であっても前期と同様の試験科目が課されますし、前期並みに合格が難しくなっているみたいです。

岡山大学

「岡山大学」は法学部と経済学部に夜間学部があります。

法学部は前期も後期も文系4教科だけで受験できます。

経済学部は前期試験だけ実施、数学も受験しなければなりませんが配点が少ないです。

広島大学

「広島大学」は法学部と経済学部に夜間学部があります。

広島大学の法学部は偏差値50、経済なら47.5、共通テストで6割くらい取れれば合格の可能性が出てきます。

経済学部は英語が得意であれば、かなりの確率で合格ができるはずです。

長崎大学

「長崎大学」の経済学部にも夜間があるみたいですが、社会人入試しかないようなので高校生は受験できません。

愛媛大学

「愛媛大学」の法文学部に夜間学部があります。

前期は数学・理科も必要になりますが、国語が得意であればそれらが苦手でも十分狙えるはずです。

後期は文系4科目で受験ができます。

琉球大学

「琉球大学」の国際地域創造学部に夜間学部があります。

前期は6教科必要ですが後期は文系4科目で受験できます。

理系夜間国公立大学

一応理系の夜間国公立大学も書いておきます。

  • 室蘭工業大学の理工学部創造工学科
  • 山形大学のシステム創成工学科
  • 群馬大学の総合理工学科
  • 茨城大学の知能システム工学科
  • 名古屋工業大学の工学部基幹工学教育課程(総合選抜・学校推薦入試しかないみたいです)
  • 徳島大学の理工学部

前橋工科大学と北九州市立もつい最近まで夜間があったみたいですが廃止されたみたいです。