闇雲に勉強をしていては「偏差値60の壁」を超すのは難しいかもしれませんが
普通にやるべきことをやっていれば
少なくとも英語・理科・社会の3教科に関しては
フクトで偏差値60以上を取るのはそこまで難しくありません。
目次
英語
3年は1・2年と異なり、教科書の内容がそのまま出てこないので、
文法を理解し、必要事項の暗記が出来れば60以下になることなどまず考えられません。
60を取れないということは
単にやるべきことが出来ていないだけなんです。
なお、個人差があるので必ずそうだとは言えませんが、学年を問わず、塾に通っているのに英語・数学の偏差値が50以下になるなど、考えられません。
たとえそれが、うちの塾のように、入塾テストで生徒を選別しない塾であってもです。
塾に通っているのに偏差値50以下という場合は、塾に通っているだけで勉強をしていない可能性が高いです(ただし、どれだけ頑張っても結果が出せない子も中にはいます)。
数学
中学3年は大問1が各領域の小問題になっています。
この小問集合問題は正答率が60~95%くらいの簡単な問題が大半で
正答率が20~30%くらいの問題が1問、多くて2問あるだけです。
ここで1問ミスくらいで済めば
後は他の大問の最初の問題(簡単なやつ)が解ければ、偏差値が50くらいになります。
なので、
勉強をしているのであれば(学校の授業内容をちゃんと理解しているのであれば)
よほどのことがない限り数学で偏差値50以下になることのほうが難しいです。
あとは
普段の勉強で標準的な問題を解き
問題に慣れることで
偏差値60前後を取れるようになります。
中学1・2年のフクト数学は計算力が問われているだけです。
計算さえできれば偏差値は60近くになってしまいます。
逆に、計算スピードが遅かったり大量にミスをすると偏差値50に達さないことも考えられます。
偏差値50に達していない子で、何が何でも偏差値50以上を取りたいのであれば、計算問題だけは解けるようにしておきましょう。
国語
できる子は何も勉強しなくても偏差値60台後半
そうでない子は勉強をしてもしなくても偏差値30台~50台
になるのが国語だと思います。
塾で授業を受け
たくさん問題を解いたとしても
この状況が変わることはほとんどないんじゃないかと思います。
なので、中学生が塾で普通の国語の授業を受けることに意味があるか個人的には疑問です(おそらくこの考えは塾講師として少数派だと思いますが)
「主要5教科の中で一番大切な科目」で国語が1番と書いたとおり
国語など勉強しなくてもいい
と言っているわけではありません。
授業ではなく
普段から文章に触れ、自分で考える訓練をするべきだ
と考えているから
塾の授業って意味あるの(大手塾のトップクラスの授業は除きます)?
思ってしまうのです。
「小学生」の国語の授業で文章の要約をし論理的に文章を書く訓練をしているのは
文章を読み、書かれてある内容を理解する力を身に付け
仮に勉強をしなくても
ある程度問題が解けるようになってもらいたいからです。
理科・社会
暗記科目なので勉強さえすれば偏差値60以下になることはないと思います。
たくさん勉強をしているのに偏差値50台後半くらいにしかならないという場合は
を参考にしてください。
おそらく、暗記ばかりで演習をしていないからだと思います。
ただし
「フクトで偏差値70を取る方法」に書いた通り
問題が簡単すぎると、高得点をとっても偏差値があまり高くないということもあります。