多くの塾講師が(塾講師だけでなく学校の先生もだと思います)今の教科書を使っては絶対に英語ができない子が量産されると思っているはずです。
勉強習慣がついていて
1日に1時間くらい勉強ができる子であれば
なんとかなるかもしれません
家でほとんど勉強しない且つ塾に通わず学校の授業だけしか英語の勉強をしていない
という子だと
よほどのことがない限り
英語ができるようにはなりません。
なぜか?
塾のHP【できるようになるために何をすればいいか】でも書いているように
be動詞・一般動詞の基本が分かっていないのに
色々なことを詰め込もうとするので
理解が追いつかないからです。
英語という科目の性質上一度つまずいてしまうと
挽回が厳しくなります。
当然、今の大学入試は英語が重視されるので
中学1年の時点で福大レベルの大学に合格することもほぼ不可能になりかねません(中学でつまずいた子が高校進学後挽回できる可能性は1%に満たないのは私の経験上間違いありません)。
そうなりたくないのであれば
塾に通う必要はないので
小学生の時に基本英文法と簡単な英単語の暗記はしておくべきです。
今思ったのですが
視点を変えて考えれば
中学1年の1学期の定期テストが50点以下なんてことが当たり前になっている今
逆に差を付けられてラッキーかもしれません。
高校入試でも同じことが言えます。
結果を出せない人はなんだかんだでやるべき時期に楽な方に逃げる
やらなくてはならないことを後回しにしているとどんどん厳しい状況になるだけなのに
ギリギリまでほとんど何もせず
挙句、自分がやらなかったことが原因なのに、成績が伸びないことを人のせいにするんです。
努力もせずに結果を出すなんてできるわけがありません。
目次
中学3年
be動詞・一般動詞・疑問詞・代名詞(中学1年生が2学期までに覚える内容)
を完璧にする
後は単語の暗記
これを夏休みまでにやっていれ偏差値50は超すだろうし
夏休みの1ヶ月、ある程度必死に勉強をすれば
勉強が極端に苦手でない限り
フクトなら偏差値60前後にはなります。
絶対です。
こういう基本を無視して今習っているところからやろうとするから必死にやっても頭に入ってこないという・・・
当たり前のことなのにこういうことを知らない子が多すぎる。
うちの塾では中途入塾の子で通常授業だけでは英語の授業についていけない子には
「be動詞・一般動詞・疑問詞・代名詞」
を通常授業とは別に個別で教えていますが
之さえ理解できてしまえばあとは勝手に成績が伸びます(これが理解できない子を伸ばすのが難しいんです。何十回やってもbe動詞・一般動詞
が中途半端にしか理解ができていません。
厳しいと思った
塾講師として悔しいのは
学校の授業に追いついていない子を成績を伸ばすのに一番なのは
授業をすることではなく暗記をさせることということです。
塾なんかいらないじゃん
という分けです。
平均以下の子は塾に通う前にまずはやるべきことをやれるようになった方が早いです。
塾に通わせているのに塾以外での勉強時間がほぼゼロというのなら
成績が伸びるわけがありません。
当たり前なんです。
夏休みまでに
どれだけやるかで入試の結果が全く違うものになる可能性がないとはいえません。
名前を書けば合格できる公立高校が複数存在するようになった今
別に夏休みまで遊び続けたところで
選ばなければ間違いなく公立高校に合格できますし、私立高校にだって合格できます。
ただ
福翔・筑紫中央・福岡中央といった公立高校を目指しているのなら
今からやっておいた方がいいです。
内申点が影響して合格しにくくなる可能性もありますし
夏休みまで中途半端にしか努力できなかった子が
夏休みになってから急に頑張るなんてことはあまり起こりません
今中途半端なことしかできない子は
夏休みになってからも中途半端なことしかできない可能性が高いので
そういう意味では
今、楽な方に逃げた時点で合格の可能性は遠くなると思ったほうがいいです。
公立高校入試は結局はどれだけやったか、勉強量で決まります(大学入試は勉強量に加え他の部分も重要になってきます)