すでに何度も書いていることですが

定期テストにこだわることはやめたほうがいいです。

一般入試で受けることが決まっているのなら

定期テストで学年最下位になろうが(留年したら意味ないので最下位になったらちゃんと補習を受けて)

学校の成績は合否に一切関係ありません(あるところもあるかもしれませんが、少なくとも福大以上の偏差値の大学で学校の内申点が合否に影響する大学はほぼないはずです)。

 

私が現役高校生の時は

高校1年の2学期から高校2年までは定期テストでずっと学年1位でしたが

高3になってからは学年順位を気にして定期テストで必死になることをやめました(1クラス20人しかいなかったので、勉強をしなくなったといっても、たしか、学年7位が最低順位でしたし、赤点を取ることもありませんでしたが)。

だって

それ受験には意味がないですから。

「意味がないから」というマイナスな言葉を使うと

「勉強に意味がないことなどない」という批判を受けるのですが、

受験勉強の目的は大学に合格することです。

受験勉強と関係のないことを必死になって受験勉強の第一目的である「合格」がかなわなければ本末転倒です(それを否定するのなら受験とは関係なく自分が好きなことを勉強すればいいだけ)。

 

いずれにしろ

受験部強をすると決めたのなら

受験に関係のない科目はとりあえず置いといて(その科目の勉強が必要と思うのなら受験が終わってからやればいい)

合格するための勉強に徹するべきです。

 

この時、私立大学に的を絞ったのなら

受験に必要なのは3教科です

その3教科以外の勉強は極力すべきではありません。

 

推薦で大学を受けるわけでもないのに高校3年生の子の定期テストの点数を見て

「なんでこんなに悪い点数なの」

と怒る親がいるかもしれませんが

受験のことを全く分かっていない証拠です(もちろん、普段から勉強をしていないから定期テスト云々というより、勉強をしていないことを怒られるのでしょうが、はっきり言って大学受験は親に怒られている時点で終わっていると思ったほうがいいです)

 

ただ

検索すればある程度情報が手に入れられるようになった現代社会では

「定期テストの結果は関係ない」と分かっている親は以前よりは多くなっているかもしれません。

しかし、それが分かっている親でも

模試の結果が悪いと怒るんじゃないかと思います(個人的には高校生が勉強をしないからと親が怒っている時点で、勉強は親のためにするものではなく自分のためにするものなので、親が子供の勉強にあれこれ言う時点であり得ない状況だと思うのですが。そんなことは中学で終わっていないとダメ)。

 

模試の結果などほぼ関係ないにもかかわらず

模試で合格判定がE判定になっていると怒るんですね。

 

冠模試でない限り、

私立大学の一般入試の合否判定はほぼ意味がないですし

国立大学も共通テスト(模試)と二次試験があまりにもレベルが違いすぎるので模試の結果はほぼ当てになりません(あてになるとすれば公立大学で共通テストの結果でほぼ合否が決まってしまうような場合くらい)

 

私立大学に的を絞ったのなら

受験に必要な科目を必死になってやる、定期テスト・模試の結果など一切気にしない、

気にするのは10月以降くらいになって過去問を解ける実力になってからどれくらいの点が取れるかです。

 

偏差値30台でも福大の過去問で7割以上は取れるようなるのに

偏差値50台以上を取っているにもかかわらず過去問で5割も取れない子がいるのが現実です。

受験をするために何をするべきかを考えず

目先の結果だけを気にしていたら

受かるもの儲からなくなります。