大学進学を考えている中学3年生は

受験が終わってからしばらくは勉強をする気になれないと思います。

特に推薦入試で合格してしまった子は

2月中旬から4月初旬までの約2か月

自由な時間ができます。

その間、勉強時間がゼロになってはあまりにももったいないです。

大学進学を考えている子は

受験終了後もやるべきことはやりましょう。

高校の推薦入試で不合格になった

 

だらけすぎはダメ

受験終了後は気分が開放的になり

気持が緩んでダラダラ生活をしてしまう子が多くでてきます。

遊んではダメ

なんてことは言いません。

こんなに時間に余裕を持てる期間は高校進学後はないので

たくさん遊んでください。

ただ

そんな中でも勉強はできるはずです。

この時期に勉強をさぼってしまうと

高校進学後もダラダラした生活が抜けなくなってしまう可能性があるので

やるべきことはやっておいた方がいいです。

高校生になったら勉強しなくなる

先取り学習

普通科に進学することが決まったら課題が与えられると思いますが

その課題をやるだけでなく

バンバン先取り学習をしちゃいましょう。

特に

英語・数学

の2科目は

高校に入る前に先取り学習をしておくことで

スムースに授業についていけるようになるはずなので

市販の参考書を使って先取りすることを勧めます。

大学入試対策~独学用参考書の選び方

数学

数学の先取りは

『数学のトリセツ』をお勧めします。

解説が丁寧なので

映像授業をしっかりと受ければ高校数学の基本が理解できます。

 

中学の時に数学が得意だと思っていた子の中には高校数学を舐めてしまう子が結構でてくるんですが

危険です。

中学数学と高校数学は全く別物だと思ってください。

 

中学では簡単な内容でもゆっくり丁寧に解説授業がなされていたと思いますが

高校では

こんなのわかるよね?

という感じで

どんどん授業が先に進んでいきます。

お調子に乗られていると

すぐに授業についていけなくなるはずです。

数学が得意だという自信は一度取り除き

真剣に数学に向き合ってください。

 

逆に

実力テストの難問が解けないで苦労していた子は少しだけ安心してください。

難問が解けなかったとしても

計算さえしっかりとできていたなら

高校数学には影響ありません。

この参考書の授業を繰り返し受け

基本的な問題をスピーディーに処理できるようになれば

高校の授業についていけるはずです。

 

「安心して」とかきましたが、高校数学は高校入試に出てきた難問を解くよりも難しいです。中学数学と高校数学が全く別物なので、高校入試の難問が出来なくても高校数学には影響がないという意味での「安心して」です。高校1年の最初から本気で勉強をしないと高校数学はできるようにならないので、今の時期にしっかりと勉強しておきましょう。

英語

難関私立や公立トップ校に合格した子を除き

英語は中学英文法の復習をしておくことを勧めます。

そのときに使ってもらいたいのが

『スーパーステップ中学英文法1~3年』

これ↓

です。

おそらく、ほとんどの子は中学の時に「品詞・5文型」を意識して英語を学んでいないはずなので

これをじっくりと読み

品詞・文型を意識して英語を勉強するようにしてください。

この時期にしっかりとそれらを意識することができれば

激難高校英語でもなんとかついていけるようになるはずです。

 

単語の暗記が不十分だと自覚している子は

単語も覚えちゃってください。

『基本英単語・熟語ターゲット1100』

『ターゲット1200』

がお勧めです。

 

難関私立や公立トップ校に合格した子や

高校に入ってから絶対に英語を得意にしたいという子は

英文読解入門基本はここだ

を読んでおくのもありです。

高校英語

国語

英語・数学が先取りの中心になると思いますが

国語

特に現代文の勉強も始めておいた方がいいです。

というのは

高校3年になってからはやらなくてはならないことが多く

国語の勉強にあまり時間をかけられなくなるからです。

できる限り早めのスタートを切り

高校2年までに現代文を得意にしておけば余裕をもって高校3年を迎えてください。

 

お勧めは

『大学入試無敵の現代文記述攻略メソッド』

これ↓

です。

この参考書に書かれてあることを日々実践していけば現代文を得意科目にできるはずです。

他には

自分の興味のあるもの

例えば古代ギリシャに興味があれば

『古代ギリシャのリアル』

のような

今まで読んだことのないような少し難しめの本に

ちょっとだけ背伸びをして読んでみたりしてください。

ちなみに

この本はうちの塾の生徒の

ギリシャに少し興味がある

という一言を耳にして

塾で購入した本です。

他にも

中学生

に書いたように

新書を手にしてみるのもOK。

現代文の勉強

大学受験は高校受験のように甘くない

最初にこの記事を書いた後に、さらに読んでもらいたい本ができたので追記します。

 

大学入試は高校入試ほど甘くありません。

国立大学を目指すなら(大学に進学するなら目指すべき)

高校1・2年のうちに国語・英語をある程度仕上げ

高校3年から本格的に受験勉強に入る。

高校1年の1学期から学校の授業についていけなくなったら

かなりの確率で大学に進学しようという気力さえなくなります。

スタートが肝心です。

大学に進学したいのなら今さぼってはダメです。

時間にかなりの余裕がある今の時期

1日2時間で構わないから勉強をしてください。

そんな時に読んでもらいたいのがつい先日紹介した

マンガで学ぶ〈国語力〉 ―大学入試に役立つ〈読む・書く・考える〉力を鍛えよう―

この本本当にお勧めです。

高校進学前に本当に読んでおいた方がいいです。

国語がどういう科目なのかが分かるだけでなく

なんで勉強をしておいた方がいいのか

納得させられる一冊です。

新高校1年生は絶対に読んでおいた方がいいです。

高校生になったら勉強しなくなる」子が多いんですが

そうならないために、読んでおきましょう。

高校準備講座

高校準備講座を2月17日から実施しています。

関心のある方は問い合わせください。

福岡市南区「大橋駅徒歩4分」学習塾レイズ

そこそこのレベルで授業をするため、フクトの英語の偏差値が50未満の子は難しいと思います。