私立文系学部は英語でほぼ合否が決まってしまう
社会はまともな受験生なら7割以上取れて当然
国語は対策をしっかりとる子が多くないので合格者も不合格者も差がでない
不合格になる子は英語から逃げて社会中心の勉強になってしまうので
社会7~8割
国語6割
英語4~5割
合格する子は英語から逃げないので
社会7~8割
国語6割
英語6~8割
うちの塾がよほどのことがない限り福大に全員合格してしまっているのは
英語で6割以上を取れるようになるから。
それ以外は生徒任せではあるが
それでも合格できてしまっているという事実を考えると
結局のところ西南・福大の一般選抜入試だけを考えれば
社会・国語は自分でどうにかできるし
受験生自身もこの2科目は自分でどうにかなると思っていて
塾・予備校にそこまで期待をしていないということ。
もちろん
日本史・世界史で面白い授業をしている予備校講師の授業を受けることに意味がないとは思えないし
授業を面白いと思えるなら聞いたほうが知的好奇心がくすぐられ社会の暗記をするときにプラスに働くこともあるとは思う
しかし
市販の参考書や山川の教科書を読み込んで必要なことを暗記してしまえば
西南・福大の日本史・世界史は8割くらいは取れてしまうので
合格するために
塾や予備校で授業が絶対に必要かと問われれば
否
としか答えようがなくなってしまう。
※ 河合塾の国語のハイレベルコースの授業は受ける価値が間違いなくあると思っているし、私が現役生だったら間違いなく受講すると思うが、それは西南・福大受験のためではない。
それに、塾・予備校の授業を受ければ合格できるのなら
西南・福大に不合格になる人がこんなに多いわけがない。
一定の不合格者が出ているのだから
当然だが、予備校に通って授業を受けたら合格できるなんてこともない(当たり前なのに授業を受けて満足をするだけの子も少なくないはず。そうなっているのなら、予備校の授業を受けることが返ってマイナスになることもある)
受験なのだから合格最低点を取れば合格でき、取れなければ合格できないだけ。
この事実を考えれば
英語が合否を分ける科目だと分かっているのに
英語を捨てて社会の勉強だけに力を入れるなんていう作戦を取っている受験生の意味が分からない(もちろん英語がどうしようもなく苦手で公立高校入試レベルの英語ですら全く読めないというのなら、特定の受験形態に賭けて社会だけを勉強しているというのならわかる)
英語の偏差値が30台でも福大くらいの問題なら
勉強が極端に苦手でない限り
安定して6割以上取れるようになる可能性がものすごく高いのに
社会にだけに力を入れ英語で6割未満しか取れない状態で受験に挑むのか?
英語を6割以上とれるようになればギリギリ合格ラインに乗っかる
英語で6割未満しか取れないので合格ラインにギリギリ乗らない
合格ラインぎりぎりにいる子の大半が
英語で10点くらいの差があるだけで
社会・国語ではそこまで差はないはずなのに
なぜ英語をしないのか・・・
これだと
不合格になるのは仕方がない