どの塾に入るかによって成績が伸びるか伸びないかは変わってくると思います。
塾に入ると決めたら時間をかけて塾を探してください。
目次
塾を利用するかどうかの判断基準例
定期テストで点数を取ることだけが目的なら
以下のような基準で塾に通うかどうかを判断してもいいと思います。
無理に塾を利用しなくてもよい場合
- 難関私立中学を受験しない小学生
- 偏差値50~60の公立高校を受験する予定の中学1・2年生
- 偏差値50以下の公立高校を受験する予定の中学生
- 西南・福大・日東駒専レベルの私立文系大学を受験する人
- 佐賀大・大分大学など比較的簡単に合格できる国立大学を受験する人
自学ができても塾を利用した方がよい場合
- 難関私立中学を受験する小学5・6年生
- 公立トップ校や難関私立高校(西南学院以上) を受験する予定の中学生
- 偏差値50以上の公立高校を受験する中学3年生
- 理系科目が苦手な高校生
- 2次試験の問題が難しい国立大学を受験する人
- 大手予備校の現代文の授業
塾に通わせてもよい場合
- 自学ができない
- 学校の授業についていけない
メリット・デメリット
塾に入るメリットは
自己流のでたらめな勉強を矯正してくれる
勉強環境が用意されている
周りに刺激されてやろうという気になる
合格するために何をすべきかが分かる
などだと思うんですが
塾に入ったからといってこれらのメリットを享受するかどうかは・・・
塾や自分自身が大きく関係しているんじゃないかと
書いていて思いました。
すべての塾が「こうやって勉強したほうがいいよ」と教えてくれるわけではないですし
塾によってはガヤガヤ騒がしいところがあったり
周りから刺激を受けるどころか友達と遊ぶ場になっているかもしれません。
メリットを活かせるよう、塾選びにはある程度時間をかけましょう。
最低でも3つの塾を体験するようにしてください。
選び方
「集団授業塾」
か
「個別指導塾」
か
自分の成績を基準に選ぶとしたら以下を一つの判断材料にしてみてください。
学年上位10分の1に入っているのなら、大手塾のトップクラス
上位10分の2~平均前後ならで、大手・中小で自分の実力合った授業をしてくれる塾
平均を大きく下回るなら、個別指導塾
こんな感じでいいと思います。
勉強しない子
や
聞く耳を持たず明らかに勉強のやり方が間違っていると指摘しても自己流の勉強を貫く子
は
集団・個別指導にかかわらず塾に通っても成績を思うように伸ばすことはできないと思います。
勉強をしないのであれば、「勉強習慣を身につけることが第一」です。
体験授業で判断する
大手の集団指導塾・個人経営の集団指導塾・個別指導塾どれを選ぶかは体験授業をして決めてください。
少なくとも3か所くらいは体験することを勧めます。
体験後親子で話し合って決めてください。
特に個別指導塾は担当講師との相性が大切です。
どのような講師が担当してくれるかは事前にしっかりと聞いておいた方がいいです。
相性の判断
塾を選ぶうえで一番重要なのは相性です。
ある子にとっては最高の塾であっても、他の子にとっては最低な塾な場合もあります。
友達が入っているからと言う理由で塾には行ってみたら自分には合わなかった。
そのようにならないために必ず入塾前に必ず体験授業を受けてください。
うるさくないか
大手塾の下の方のクラスで起こりがちですが、授業中に騒ぎ声がする塾はすぐにやめさせた方がいいです。
ざわざわしているクラスは、講師が授業をコントロールできていない証拠です。
そのようなところで授業を受けても、生徒たちは楽しいかもしれませんが、成績は伸びません。
個別指導塾も教室によっては勉強をしないで大声で話をするようなところもあると聞きます。
そのような塾は子供が楽しんでいるからという理由でとどめておく必要もありません。