公立高校を受験する中学3年生に向けて書いています。

福岡県の入試情報に関しては↓を参考にしてください。

2020/2021年福岡県公立高校入試

 

入試の勉強

基本の部分は「中学生普段の勉強」と変わりませんが、

受験のための勉強は合格するための作戦を立てる必要があります。

もしあなたが

定期テストでは平均以上取れるのに実力模試になるとできない

に書いているように

定期テストで400点以上取れるのに

実力テストでは偏差値50台前半しか取れないのなら

勉強のやり方を変える必要があります。

塾に通う必要性

科目特性を知る

定期テストの勉強ならば、

国語1時間・数学1時間・社会1時間・理科1時間・英語1時間する

という勉強計画を立ててもあまり問題はありません。

しかし、受験期の勉強は

  • 科目特性
  • 現在の実力
  • 得意・不得意

などを意識して、

早めに取り掛かるべき科目

科目ごとに割く勉強時間を変える

などを意識する必要があります。

こういうことを意識せずになんとなく勉強をしてしまう子は意外と多いようなんですが

これを意識するだけで合格の可能性を確実に高められるのでできるだけ早く意識するようにしましょう。

 

難関私立高校を受験する予定がなく公立高校を第一志望にするなら

12月末までに英語・数学は志望校に合格できるくらいの点数を取れるようにする。

1月以降は理科・社会に勉強時間の大半を回す。

とりあえずこの2点は覚えておいてください。

 

こうするだけで、合格の可能性を高めることができます。

うちの塾の話になりますが

開塾直後(2007年3月入試)に偏差値60超の子が筑紫中央に不合格になった例外を除き、

たとえD・E判定からでも福岡中央・筑紫中央・筑紫といった高校を受験した子が全員合格しているのは

受験期は受験勉強に徹し、成績が伸びる可能性の低い科目の勉強時間を最小限に抑えているからです。

理科・社会が足を引っ張り志望校合格判定がC・D判定であっても

英語・数学を偏差値60前後にしておけば福岡中央・福翔・筑紫中央には十分合格できますし、国語が得意なら筑紫丘・春日も狙えます。

以下、科目ごとに何をすべきかを書いているので

塾に通っていない子は参考にしてください。

なお、上記内容は大学進学を考えている子or偏差値52以上の公立高校を受験する子を前提に書いているので

大学進学を考えていない

且つ

偏差値52未満の高校を受験する

子は「高校受験用参考書」を参考にしてください。

科目ごとの注意点

受験勉強を本格的に始める時期

中学1年のときから大量の課題を与え

勉強でいっぱいいっぱいな生活を送らせ筑紫丘・春日に合格するか

中学3年の夏休みまではできる範囲で努力をし半年の受験勉強で自分の実力に応じた高校に合格するか

どちらが良いと思うかは人によって異なると思いますが

私は完全に後者の立場をとっています。

普段からしっかりと勉強をして力をつけておけば

夏休みから本格的に受験勉強を始めても筑紫丘・春日・福岡中央は目指せます。

塾を探している方は「塾の選び方」を参考にしてください。

公立高校受験対策を本格的に始める時期

偏差値はあくまで目安

偏差値はあくまでも目安です。

偏差値が55しかなかったとしても

直前にしっかりと努力すれば偏差値60の高校に合格することもできます。

そもそも、ネットにUPされている偏差値はあまりあてにならないので(このサイトの偏差値も安易に信じないでください)

合格できるかどうかは過去問の結果で判断することを勧めます。

福岡県公立高校の偏差値一覧

過去問を解き始める時期

難関私立高校を受験する子は塾で先取り学習をしているはずなので

9月ころから過去問を解き始めると思います。

しかし、公立高校を第一志望にしている子はそこまで早く過去問を解く必要はないと思います。

普段しっかりと勉強をしているのなら

12月からで大丈夫です。

公立高校入試の過去問

公立トップ校を目指す子

公立トップ校を目指している子はほぼ全員塾に通っているはずなので

基本的に塾の指示に従って勉強を勧めていけば大丈夫だと思います。

ただ、どんなに成績が良くても

入試が近づくにつれ、緊張でどうにもならない子も出てくるはずです。

不安で勉強が手につかなくなった場合は

やるべきことの優先順位を無視して

勉強自分が好きな科目から勉強を始めるのも一つの手です。

好きな科目だったら何も考えずにもくもくと勉強ができるはずなので、

調子が出てきたらやるべき科目に移る

なんてことができるかもしれません。

公立トップ校受験前の確認

    挫折しないために

    勉強をしていると挫折しそうになることもあります。

    挫折を避けるために、次のことを知っておきましょう。

    できないこともある

    勉強をしても理解できないところがたくさん出てくるはずです。

    理解ができずにいると、イライラしてすぐに挫折してしまいます。

    頑張ろうと思った気持ちが1日で消えてしまう子もいるかもしれません。

    そうならないために、

    少し勉強したくらいで理解できるようにはならない

    ということをあらかじめ知っておきましょう。

    これを知っているだけで意外と気持ちは落ち着きます。

    1回2回で覚えられなければ3回4回とやればいいだけなんですよ♪

    簡単に成績は伸びない

    定期テストであれば

    20点・30点から

    いきなり80点以上になることが普通に起こります。

    暗記さえすれば理解していなくても答えられる問題が多いですし

    範囲が短いからです。

    しかし、実力テストの成績が一気に伸びることはあまり考えられません。

    定期テストと異なり

    暗記だけでは答えられない問題が多く

    範囲も広いからです。

    また、英語・数学は下の学年の内容を理解できていなければ上の学年の問題を解くことは難しいです。

    国語に関しては、読解力が必要になるのでそれまでの勉強量がものを言います。

    結果を出すには最低でも3カ月は必要

    って感じでいれば、不安も減るはずです。

    伸び悩む時期が来る

    ある程度勉強を続けることができれば少しずつ成績が伸びてきます。

    4月に偏差値45くらいだったとしても

    本気で努力をすれば夏休みには偏差値55前後くらいにはなります。

    しかし、それ以降は偏差値50台中盤を行ったり来たりすることが続き、伸び悩むこともあります。

    12月ころになってもなかなか思うような結果を出せないかもしれません。

    これは誰にでも起こりうることです。

    伸び悩みの時期は「何をやっても意味がないのでは?」と不安になるかもしれませんが

    ちゃんと勉強をしていれば成績は伸びます。

    伸び悩みは

    飛躍のための充電期間

    くらいに思って

    普段通りの勉強を続けましょう。

    勉強習慣のない子が急に勉強を始めると挫折する?

    受験生の勉強時間

    ベネッセの資料を見ると中学2年生の平日の勉強時間は

    • 全く勉強をしない子が10%
    • 30分~1時間未満が35%
    • 1時間~2時間未満が35%
    • 2時間~3時間未満が15%

    とありました。

    いつの資料かを忘れてしまったので現在もこの割合かどうかは分かりませんが、おそらく今もたいした違いはないはずです。

    では

    受験生はどれくらい勉強をするかと言うと

    久留米附設や大濠高校のような難関私立高校を受験する子は3時間以上はしていると思いますが

    公立高校が第一志望の子の勉強時間は

    部活が終わるまでは1日に1時間~2時間くらいだと思います。

    本格的に受験勉強を始めるのは部活が終わってからの子が多いですし

    それでいいと思います。

    筑紫中央・福翔・福岡中央・春日・筑紫丘など偏差値50台中盤以上の高校を受験する予定の子は

    夏休みは1日6時間~8時間くらい

    2学期は3時間

    冬休み以降は毎日6時間~8時間くらい

    する子が多いんじゃないかと思います。

    直前期に1時間程度の勉強しかできない子は、頭がもともといい子は別として、地元の上位校に合格することは難しいと思います。

    中学生の一日の勉強時間