何度も更新していたらごちゃごちゃにってしまいました。

関連の記事

日経新聞の4月4日の記事「共通テスト記述問題、1万人程度が採点

少し古い時期ですが今日(7月2日)「TOEICが2020年の大学入学共通テストは撤退する」と今日発表されたらしく「共通テストどうなってるんだ?大丈夫?」と思ったので貼っておきます。

7月4日にNHK NEWS WEBでも「「共通テスト」採点にバイト学生 認める方針 疑問視の声も」という記事がでていたので更新。

「0.3%で採点ミス」とあるが、確かにそれも問題かもしれないが(結構大きい問題?ただ、表に出ていないだけで他のテスト(各大学の入試採点)でもミスってもっとあると思う)、それ以前の問題、次元が違う。

完全にアウト

私ですら採点をする責任を負えないのに大学生が?

もう、今まで通りにするしかない。

受験生の全員が署名運動をすれば国が動く可能性もある。

実際に署名運動を呼び掛ける高校生が出てくると思う。

 

7月25日追加

英語民間試験「懸念解消早急に」 高校側異例の要請へ 」(日経新聞)

とのことです。

 

7月12日追加

数学の文章記述問題、導入見送り

数学は見送りがほぼ決まっているみたいですが、12日に確定したらしいです。

 

7月5日追加

「これからの日本、これからの教育」と

少し古いが「教育改革の幻想」

の2冊は今読むべき本(私も読み返します)

 

7月10日さらに追加

「崩壊するアメリカの公教育」を読めば利権が絡むとどういう結末になるのかが少しわかる(すでに手遅れかもしれないが)

 

 

多くの予備校講師が主張しているとおり、国語の採点は無理だと思います。

ただ、たとえそうだとしても、共通テストの実施はおそらく避けられないので…、受験生はやるべきことをやるしかありません(「採点がおかしいからやり直せ」と言っても誰も対応してくれないはず)。

 

すべての科目の基礎になるのはやはり現代文。

変なテクニックを手に入れようとするのではなく、基礎力をとにかく身に着けることに徹してください(解法を覚えることは大切だが、それに徹していては読めるようにはならない)。

 

大学受験を考えている中学生は今のうちから文章を読む訓練をしておくことを勧めます。

ちなみに、公立高校の問題を解くだけでは文章を読めるようにはなりません(最低限の漢字・語彙を知っていれば設問と本文の照らし合わせで対外が解けるから)。

読解力をつけるための勉強をしてください(学校の国語の先生に聞けば何をすべきか教えてくれるはずです)。

 

それにしても、民間企業との癒着でしか大学入試ができないなんて・・・ベネッセ…。

福岡県の高校入試レベルでも同じようなことはあるが…、

 

見切り発車

大学入学共通テスト 見切り発車でいいのか」(時論公論)

プレテストで記述が現実的ではないということが分かったのに、実施されるとなると

受験生が本当にかわいそう。

筑紫丘・修悠館・福岡・大濠などのトップレベルの高校に進学し、すでに自分で物事を判断できる、情報処理が速い人には影響はそこまでないだろうが、

暗記だけで偏差値60前後をとっていた子が国立大学を受験するとなると何をどうすればいいかわからない状況に…なると思う(皆が同じ状況なので、共通テスト対策を重視するのではなく、二次試験対策を必死にしたほうがいいかもしれない)。

改革には賛成だが、もっと別な方法で実施しないと受験そのものが崩壊しかねないと思う。

普通の公立高校が記述式に対応できる授業をすぐにできるようになるとは思えないし、多くの子が情報を知らないまま入試本番を迎えそう。

今年は、国立を第一志望にしている人が国立に不合格になったら浪人せずに、滑り止めの大学に進学する割合が相当多くなることが予想されるので、

それが影響して、ここ3・4年の「私立大学入試が難化」しているが、今年も軟化傾向は変わらない可能性が高い。

特に関東・関西の私立大学は昨年よりも合格が難しくなると思う。

数は多くはないと思うが、西南・福大に関東・関西の人が流れてくる可能性もないとはいえない。

私大難化を煽って不安にさせているだけのように思われるかもしれないが、中途半端な勉強しかしていなければ、西南・福大にも合格できないことは間違いないと思う。