高校に入ってから成績が落ちたというのなら
勉強不足か勉強のやり方が間違っている
のいずれかだと思います。
中学のときは普段は勉強などしなくても定期テスト前に少し勉強をすれば余裕で平均点以上が取れる子はたくさんいます。
しかし、高校では学ぶ内容スピード、それぞれが中学と違うのは高校入学後1・2週間で実感したはずです。
にもかかわらず、中学のときと同じことをしていたら・・・
成績が下がるに決まっています。
当たり前のことなのに、それに気づかない子は結構多いです。
高校は学力で一定のふるい分けがされるので
中学のときに学年上位4分の1位くらいであれば、中学のときにそのくらいの実力だった子が自分が通っている高校には集まっているはずです。
同じ実力の子が多く集まっているのだから(その高校に入るのがぎりぎりの実力で合格していたとすれば勉強をしなければ、中学のときに周りからそこそこできると思われていたとしても最下位になる可能性だって出てきます)
高校ではちょっと勉強をしたくらいでは学年上位4分の1に入ることなどできるわけがありません。
中学のときより少し頑張るだけなら平均
中学のときと同じことをしていたら学年下位4分の1くらいになるはずです。
あと、話がちょっとズレますが
佐賀大や大分大などの地方国立大学を馬鹿にする人が結構いますが
中学のときに偏差値55前後くらいしかなかったのであれば、これらの国立大学を目指すことすら相当厳しいんです。
数学をやらなくても合格できる私立大学と比べたらたとへ偏差値が50以下であっても簡単には合格できません(少なくとも佐賀・大分は西南に合格するよりも難しい。当然西南・福大に不合格になったけど佐賀・大分にに合格してしまった、なんてことも起こり得ますが、だからといって佐賀・大分が西南・福大よりも簡単に合格できるわけではありません。そんなことは大学受験がどういうものかを知っていれば分からない訳がありません。ちなみに2021年度入試で佐賀大に合格したのに福岡工業大学に不合格になった子がうちの生徒の中にいます。だからといって福岡工業大学の方が佐賀大よりも合格するのが難しい、なんて思う人はほぼいませんよね?)。
中学のときに偏差値55前後くらいしか取れていなかった人(大学受験になると中学のときの偏差値55は平均以下と考えていたほうがいい)偏差値50未満の国立くらいなら余裕でしょ
なんて思っていては合格できるわけがありません。
※ 仮に私が福岡市内に住んでいて大分大と西南を天秤にかけるとしたら西南を選ぶと思います(大分大学には申し訳ないですが、一人暮らしをしなくてはならないなら広島大学・熊本大学くらいのところを目指します。福岡市内に住んでいるのになぜ大分大を目指すのか、私的に分からないんです。行ける国立がそこしかないから?ということは「国立」というだけで大学を選んでいるの?それってなんで?となってしまいます。もともと目指している国立が九大とか九工大だったけど、成績が伸びず仕方なく合格の可能性がある国立を…というのって、何というか…、意味がないのでは?志望大学を下げなければ合格できないくらいの実力しかないのなら、仮に下げたとしても合格できるかどうか微妙な実力しかないはずなので、結果、中途半端な勉強しかできず大分も西南もダメ…、そんな結果になるのが落ち…かもしれません。だったら西南に的を絞って勉強するほうがいいような気がします)