この時期になると
共通テストは受験生の大半が受けるし
みんな対策をしているから自分もしなくてはいけないんだろうか?
特に
学校で共通テストを強制的に受けさせられる高校に在籍している子は
共通テストを受けるからには
しっかりと対策をしなければならない。
と
悩んだり思い込んだりするかもしれません。
また
学校の先生が
過去問だけをやっていては知識が偏るから共通テストの対策もしたほうができるようになると言うし
やらなかったら私立大学に合格できなくなるのかな?
なんてことも思っているかもしれません
が
別に共通テストの対策などしなくても私立には合格できます。
むしろ
しないほうが合格の可能性が高まる場合だってあります
なので
共通テスト対策の対策をすべきかどうかはどの受験形態で受験するか(合格の可能性が高まるか)によって決めればいいと思います。
共通テストを強制的に受けさせる高校がありますが、あまり理解が出来ません。
「防衛大を入試の練習のために受ける」も同じく理解できませんが、
こんなことをやっているとかえって実績が下がると思います。
共通テスト併用(共通テスト利用は国立大学が第一志望の子のすべり止めなのでここでは除外します)で合格可能性があるなら対策をし
共通テスト併用では合格の可能性が低い(模試で7割も取れない)場合は一般選抜の対策をする
これでいいと思います。
共通テストの対策がまったく意味がないという訳ではありませんが、
問題の形式が明らかに違うのに
共通テストを使って受験しないにもかかわらず
入試直前期に共通テストで点を取るための勉強をしては合格できるものもできなくなります。
ちなみに私立に的を絞った勉強をしていては
共通テストで点が取れるようにはあまりならないので
勉強をしても
共通テストに似た形式の模試を受けても偏差値はほとんど上がらないかもしれません。
だけど、偏差値や合格判定などほとんどあてになりません。
この場合は
過去問でどれだけ点数が取れているかを基準に合格の可能性かあるかを確認してください。
10月末時点で過去問で6割くらい
300点満点であれば180点くらい
取れていれば
合格の可能性は高いと思ってください。
150点くらいでもまだまだ合格の可能性はあります。
基本が出来ている前提ですが、過去問を中心に勉強をすべきです(ここは講師によって考えが違ってくるのですが、少なくとも西南・福大受験に関しては基礎ができているなら模試や共通テストの対策をするのではなく、過去問中心にしたほうが合格の可能性が高くなると私は思っています。そうじゃなければうちの塾生が西南・福大に合格している理由が説明ができない)
模試では全く点が取れず偏差値30・40台でも
やるべきことをやりさえすれば
西南・福大の過去問を解けば7割取れる
なんてことは普通に起こります。
にもかかわらず
英検2級に合格していても入試直前1ヶ月くらいに西南の過去問で5割(中には福大の問題でも5割)くらいしか取れない子もいるんじゃないでしょうか?
英検2級に合格できなくても西南・福大の問題で7割以上取れるようになるのに
2級に合格しているのに5割
明らかに合格するための勉強ができていない証拠です。
2級に合格できる実力があるのなら、今からでも間に合うので
何をすれば合格に近づくかをもう一度考えてください。