Fスコア55以下くらいの高校の授業を必死にやって定期テストで学年トップになって
内申点がオール5に近ければ指定校推薦で西南・福大に合格できるかもしれませんが
一般入試のための勉強をしていなければ一般入試では福大にも合格できません。
100%です。
目次
学校の授業は大学入試レベル?
ネット上で偏差値55以下とされている(他のネットで偏差値55以下とされている高校はこのサイトでは偏差値40台になっていると思います)公立高校や私立高校の進学科(特進ではない)に通っている子が
学校の授業をまじめに受けて定期テストで高得点を取ったとしても
おそらく福大に合格することもできない可能性の方が高いと思います。
授業の内容が簡単すぎると、たとえ定期テストで8割9割くらい取れたとしても
福大の過去問で3~4割くらいしかとれないはずです(3割は適当に解いても取れる可能性がある点数)。
大学入試に出ないような簡単な問題ができるようになっても…
当たり前ですが大学に合格できるわけがありません。
私は高校1年の時に数学で100点ばかり取っていたのですが、計算問題しか出されないので、満点を取れて当たり前だったからです(ただそんな問題にもかかわらず平均点が50点台とか、赤点を取る人がクラスの半分近くとかもありましたが)。
課外を含め学校の授業が大学入試レベルの内容でなければ、大学受験対策にならないのは当然です。
基礎が出来ていないから大学入試レベルには到底及ばない超基本的な内容を授業でするしかないのでしょうが(私の高校もそうだった)
自分がその実力を超えているのであれば、そのような授業を受けてもほぼ意味がないと思ったほうがいいです。
暗記は重要だが
今の子は指定校推薦枠があるのでそのために暗記中心の勉強をしてしまう傾向が・・・?
そんなことでは自分の能力を高めるための勉強をする機会が奪われてしまっているような気がするので
長い目で見たら、自分にとってプラスにならない可能性が高くなるはずなので、かわいそうだと思います。
西南の指定校推薦枠があれば、私もそれを目指して学校の勉強(暗記だけで、何も残らないやる意味が薄い勉強)しかしなかったかもしれません。
指定校推薦枠がなくてかえって良かったかと・・・
ただ、当時の私は暗記中心の勉強しかしていなかったので・・・
やればできるという気持ちを持つことが運よくできたけど
もしあの時に合格できていなければ何のための勉強だったのかと・・・なっていたかもしれない。
高校によっては授業でやったものがほぼそのまま出題されるところがあります。
そういう高校で90点以上を取れていたとしても
実力テストを解くための勉強をしていなければ
進研模試ですら偏差値50以下になるはずです。
暗記さえすれば高得点が取れるテストで良い結果を出したところで、単に暗記ができることを証明したにすぎません。
大学入試の問題は暗記が中心になることは間違いないですが、
共通テストや国立2次試験は暗記だけで対応できるものではありません。
中学のときにフクトで偏差値60前半くらい取れていると
自分は勉強ができるほうだと勘違いしてしまいがちですが、
普通に勉強をしていさえすればフクトで偏差値60前半を取るのは当たり前のことで
凄いことでも何でもありません。
中学のときには学年上位にいたのに
「えっ、なんでその大学に通っているの?」
と思われる子がたくさんいるのはこのような勘違いが大きな原因になっているはずです。
暗記中心の勉強をしていたら成績が伸び悩む時期が必ず来ます。
かなり勉強をしているのに偏差値60前半で止まり、60台後半にまったく届かないのなら今やっている勉強を変える必要があるかもしれません。