MARCH関連の検索に関する勝手に回答しました。
目次
高校1年のときの偏差値
「合格する人の高校1年の時の偏差値は?」
という感じの検索がありました。
多分偏差値50以下の人はあまりいないと思います。
実際に私の明治時代の友達の多くが地元でトップレベルと言われている高校を卒業している人でした。
中学時代の偏差値は60以上、高校に入って勉強をサボり早稲田に不合格で仕方なく明治。
そんな人も多く、私のように底辺校から合格する人はほとんどいないのが現実です。
ただ、別に高校1年の時の偏差値など気にする必要はありません。
偏差値が30台でも
「MARCHを受ける」
と思ったのならそこから努力をすればいいんです。
偏差値なんか関係なく、継続して努力が出来れば誰でもMARCHに合格できます。
なぜ、そんなことが言えるのか。
それは
高校1年の時に偏差値38だった私が明治大学に現役で合格したからです。
極端に勉強が苦手でない限り、だれでも合格の可能性はあります。
中学の時に勉強ができなければ合格無理か
中学の時に勉強ができなければMARCHレベル以上の大学に進学することは無理なのか、高校になってから心機一転頑張ろうと思った人なら一度は考えることだと思います。
私ができたのだから不可能ではないし、合格ができるように努力をしてもらいたいです。
しかし、中学で勉強ができなかった子が高校で頑張ってMARCH以上の大学に合格することはかなり難しいと思います。
その理由は、「中学時代成績悪かった高1が早稲田・明治・法政・立命・近畿大等受験」で書いている通り、高校で習う内容と中学で習う内容に差がありすぎるからです。
中学の時に全く勉強をしてこなかった人がいきなり高校の勉強を始めると、内容が難しすぎて頭になかなか入ってきません。
頭に入ってこないので集中力もなくなります。
そしてすぐに挫折してしまうのです。
低偏差値の私立高校に進学すると中学レベルの内容から勉強を始めるところもあるでしょう。
その場合、本気で勉強をすれば高校では成績が伸びる可能性が高いです。
しかし、その内容では到底MARCHに合格できるようなものではありません。
偏差値50前後の大学にも進学できないはずです。
それを知らずに学校の勉強ができるようになっただけで実力が上がったと勘違いし、いざ全国模試を受けてみたら偏差値30台。
結果に粗油劇を受け、やる気がなくなり挫折・・・。
そうなる可能性が高いです。
もし、低偏差値の高校に入ったけれど高校から頑張りたいというのであれば、学校の勉強をしっかりとやり、学年上位を狙いましょう。
学年上位になれるくらい努力をしたのなら、すでに勉強習慣はついているはずです。
それからは学校の授業は無視して、自分なりの大学受験計画を立ててください。
ただし、学校の勉強と並行して中学英語の復習をしてください。
英語は基礎がとにかく重要です。
中学で習う基本の英語が分かっていなければ高校英語が分かるわけがありません。
とにかく英語を重視した勉強をしてください。
そうすれば、私のように偏差値30台からMARCHに合格できるレベルになる可能性がでてくるはずです。
地方出身者が関東の大学を受験するなら国立・芸術・MARCH以上
合格する人は定期テストで何点くらいとるか
定期テストの点数など大学受験には全く関係ないので、0点でもいいのではないでしょうか?
名前を書けば入れる高校の定期テストで100点をとるのと、灘高校で10点とるのではどちらが難しいかを考えれば定期テストで何点を取れば合格できるかなど全く意味のないことだということが分かるはずです。
そこそこ偏差値の高い大学に合格したいのであれば、大学受験がどういうものなのかを調べてください。
さすがにこの検索をした人が高校3年生ということはないと思いますが、検索した人は大学入試の知識がなさ過ぎます。
定期テストの点数や学年順位にこだわる人は大学合格は遠のきます。
私の高校時代の話になりますが。
周りのみんなが定期テストで学年上位を取ることに意味がないことに気付き始めてきたときに、定期テストの勉強を必死にやっていた人がいました。
その人は学年7位になって喜んでいましたが、福大にすら合格できていなかったと記憶しています。
定期テストの勉強をやめ、その人よりも定期テストの順位が低くなった人たちは、明治(私ですが)・関西学院・西南学院・福岡教育大学などに合格しました。
一般入試で受験を考えているなら、定期テストの順位など関係ありません。
ただし、2020年以降少しずつ入試の形が変わる可能性があるので、特にスーパーグローバル大学に指定されている大学は内申点が重要になる可能性がないとは言えません。
受験期の勉強量
合格する人の多くは、高校3年に入ってから、寝る時間・学校にいる時間・通学時間などを除けばほぼ勉強をしていると思います。
大学入試は暗記がすべてなので、勉強時間が多い方が合格できる可能性が高まります。
ただし、1日ほぼ勉強をするといっても、現実的に集中して勉強ができるのは1日5時間くらいです。
適度に休憩をとって、集中して勉強ができるようになってください。
直前期は
合格する人の多くは年明けから集中力が増して、学校が休みの日であれば、1日10時間くらいは集中して勉強ができるはずです。
合格の可能性が微塵も感じられない人は、ごちゃごちゃと言い訳をして勉強をせず、志望校を下げようかどうか悩みます。
もし、年末・年明けころに「合格してやる」という気持ちで集中して勉強ができているのであれば、合格できる可能性は十分あると思ってください。
至らんことを考えている人は、気持ちを入れ替えない限り、第2志望にすら合格できないかもしれないので頑張ってください。
どれくらい合格が難しいか
2017年現在、18歳の人口は約118万人です。
MARCHの1学年の収容員数は明治約7500、青学約4000、立教約5000、中央約6000、法政約6500、合計約29000人です。
これをもとにどれくらい合格するのが難しいかを考えてみたのですが、私立大学は収容人員の3倍~5倍は合格者を出しますし、重複合格している人もいます(浪人生もいます)。
なので、MARCHに実際に合格している人数がどれくらいいるのか調べようがないので、どれくらい合格が難しいのかを数字で表すのは無理でした。
ただ、旧帝国大の収容人員早稲田・慶應・関関同立の収容人員などを考えると、公立中学で学年上位5~15%くらいにいた人が合格できるレベルの大学だとは思います。