どれくらい勉強時間が必要なのかは人によって異なります。

なので、「何時間勉強したら偏差値は10上がる」などと、具体的な数字を出すことは不可能です。

偏差値10上げるのは簡単であり難しい?

大学入試の進研模試であれば、偏差値40から50にするには半年~1年、

公立高校受験者用の模試(福岡ではフクト・県模試など)であれば、偏差値40から50なら3ヶ月~半年くらいでどうにかなるはずです。

しかし、偏差値60から70に伸ばすとなると話は変わります。

勉強をほとんどしていないのに60前後あるような子が本気に勉強を始める

というような場合でない限り

既に必死に勉強をしているのに偏差値60前後の子が、その後さらに必死で毎日5時間以上勉強をし続けても70超を目指すのは厳しいです。

偏差値が上に行けば行くほど、簡単に成績は伸ばせなくなります。

偏差値40から安定して50にするのに「1」の努力で済むとすれば、偏差値50から60にするのには「5」、60から65は「10」の努力が必要で、65から70は努力ではどうにもならないかもしれません。

定期テストで200点から300点台後半にする(いっきに100点以上のばす)のはそこまで難しくないが、380点くらいから420・30点にするのが難しいのも同じです(定期テストの場合は問題の難易度に点が大きく影響するので得点だけで判断はできないが)

実際には努力を数値化することなどできませんが、偏差値が高くなればなるほど成績を伸ばすのが難しくなるのは間違いありません。

 

 

それでも、

「どうしても70に達したい」

というのであれば、達するかどうかは分かりませんが、勉強のやり方を見直すしかないと思います。

既に必死になっているのに60しか取れないのであれば、同じやり方で勉強をし続けても、成績が伸びるどころか、学年が上がるにつれて下がる可能性もあります。

どうすれば点数を取れるようになるのか、自分に合った勉強法を探してください。

ちなみに、自分に合う勉強法は人によって異なります。

自分で探していくしかありません。

勉強が得意な人のやり方を真似ればよいというわけではないので、その点は注意してください。

偏差値よりも合格することを目標に

高校に合格することを目標に勉強をするのであれば、

模試の偏差値を気にするよりも合格するために何をすべきかを考えたほうがいいと思います。

偏差値60台前半を安定して取れているのであれば、偏差値60台後半の高校に合格できる可能性は十分あります。

公立高校の問題は簡単なので、60台中盤くらいハイレベルになると60台後半だろうが70台だろうが、実力に大きな差があってもその差を計りにくくなるからです。

偏差値60台前半の子が合格し、60台後半70台の子が不合格になることだって起こり得ます。

一定のレベルに達したのなら、偏差値にこだわるのではなく合格するための勉強をしてください。

異次元の子がいる

私の教え子の中に

勉強をほとんどしていないのに偏差値70を超えたことがある子

中3の夏休みに偏差値30台で入塾してきたが、卒業前には偏差値60近くなった子(理解力・集中力が高く数学が得意だった。九工大に進学)

中3で英検準2級を取っているのに「英語が苦手」と言っていた附設に合格した子

中学1年で引っ越したのでその後どのようになったかは分かりませんが、相当頭の切れる子(普通に勉強を継続していれば修猷館に合格できているはず)

がいましたが、

そのような子と接すると、「異次元の子はやっぱりいるな~」ということを実感します。

異次元にいる子が、小さいときに受けた教育が影響して異次元になったのか、もともと異次元にいるのかは分かりませんが

努力ではどうにもならない壁はあると思います(附設の子は小学生のときから必死にお受験をしていたらしいですが、偏差値70の子は勉強が大嫌いで塾も私の塾しか経験なし)。

 

教え子ではありませんが、

今の場所に移転後、私の塾に新中学1年生として体験授業をしに来た子の中にも明らかに次元の違う子がいました。

その子は私の塾に入る前提で体験をしに来ていたのですが、その時は他にも入塾希望の生徒がいたのでその子だけを見てあげることはできず、「うちの塾はやめたほうがいい、近所に進学塾があるからそちらに行った方がいい」と別の塾を紹介しました(遠方に住まわれている方で、ネット検索で私の塾は知っているのに超有名な近所の進学塾を知らなかったようです)。

その子は私が勧めた塾でも上位に位置し、TOP5に入るくらいだと耳にしました。

このように次元の違う子は、体験授業を1回しただけで分かることもあるんです(もちろん、継続して努力をすることで成長とともにできるようになる子もいます)。

そして、このように異次元な子たちは、彼らにとって面白いと思わせる授業ができればあとは放っておいても、つまり、授業の質が良ければ誰が教えようと勝手に成績が伸びます(この手の子は私のような公立高校合格を目標に指導をしている塾よりも、大手塾のトップクラスに入ったほうがよい)