合格したければ偏差値を上げることを考えるよりも
合格するために何をすべきかを考えてください。
にも書いた通り
中学生なら場合によって1か月~3ヶ月で偏差値10上げることは不可能ではないかもしれませんが
高校生では、一部の天才を除き、ほぼ不可能です。
特に、共通テストを利用しない私立一般選抜で受験するなら
模試の偏差値や合格判定など無視して構いません。
模試は共通テストに似せて作られているものが多いので
時間との勝負になるので、
国語・英語は時間をかければ解けるけど、時間がないから後半の問題は問題を見ることなしに終了
なんてことが普通に起こります。
しかし、私立大学の一般選抜ではそのようなことはまず起こりえません。
模試で偏差値30台40台、「合否判定Eでも中堅私大(西南・福大)に合格できてしまう理由」はそこにあります(逆に偏差値50台後半でも西南・福大に不合格になることだってありますよね)。
高校1年生からまじめに勉強をし、処理能力を高めることができていれば
共通テストでも7割は確実に取れるようになるとは思いますが
1・2年の時に勉強をさぼってきた子が
10か月の努力(しかも、4月からスタートダッシュができる子は少数派で、本腰を入れ始めるのが6~9月くらいなので実際は8カ月~半年くらいの努力になる子も多い)
で共通テストで試験科目全体で7割を確実に取れる実力になるなどまずありません。
10月末現在、私立大学まで残り3ヶ月くらいになった今、
偏差値50未満で合格判定Eから合格したいのであれば
マジでやるべきことをやってください。
英語なら
英検準2級の筆記試験に合格できないレベル(中学レベルの英語力しかないレベル)から残りの期間で7割以上取れるようになることは起こりえませんが
準2級の筆記試験に合格できるくらいの実力があるなら模試で偏差値40台であったとしても、まだまだ本番で7割取れるようになる可能性はあります。
選択科目(日本史・世界史)は暗記科目なので、残りの期間必死にやれば7割以上取れるようになるはずです。
国語は漢字・古文単語の暗記なら今からでも間に合います。
模試で5割前後しか取れない実力であっても西南・福大ならまだ合格の可能性はあるので
その実力からでも本気で合格をしたいと思っている子は最後まであきらめずに頑張ってください。