西南・福大に合格するために
最低限確保しておいた方がいい勉強時間を書いています。
目次
使う参考書
- 時代と流れで覚える! 日本史B用語:100時間~200時間
- 山川教科書or石川実況中継or共通テスト対策の参考書:200時間~300時間
- 大学入試全レベル問題集①~③:150時間~250時間
進め方
教科書・実況中継・共通テスト用の参考書が合わない場合「金谷の日本史 なぜと流れがわかる本(これは計4冊)」を代わりに利用してください。
また「全レベル①~③は「日本史Bレベル別問題集②~④」でも構いません(どちらを使うかは実物を手にしてから決めてください)
暗記と演習の割合をどうするかが悩みどころです。
3割暗記で7割演習がベストの人もいれば、7割暗記で3割演習がベストの人もいるはずです。
日本史は暗記する量があまりにも多いので、「演習に7割もかけていては知識が不足すぎるんじゃないか?」と多くの人が不安に駆られるんじゃないかと思います。
だから、私個人としては、6・7割暗記で3・4割演習がベストだと思っています。
進め方は
- 原始・古代
- 中世
- 近世
- 近現代
時代ごとに区切り、「実況中継などの参考書」+「時代と流れで覚える」を一区切り終わらせる。一区切りが終わったら問題演習を1冊(低いレベルから)終わらせ、それがおわったら次の時代、近現代まで終わったら、原始・古代に戻って3周する。
とか
3周する時間がないなら、1週目に問題演習を2冊やり、2周目に3冊目をやる。
とか
自分なりのやり方を見つけてください。
最低限必要な勉強時間
「過去問演習+それをもとに苦手個所の補強」に、最低でも50時間は使いたいので
知識ゼロから福大入試で合格点を取れるようになるには500時間~750時間は必要になるはずです。
仮に500時間の勉強で合格点がとれるようになるとすれば
1日3時間日本史の勉強をしたとして5か月以上要します(750時間だと8カ月以上)
これだけの勉強時間が必要になるので
間違った暗記の仕方をして無駄に時間をかけるのだけは避けてください。
例えば
参考書をノートに丸写しして暗記をしようとするなんてことをしては非効率極まりないです。
絶対に間に合いません。
私も現役の時は5月くらいまでこのやり方でやっていたと記憶していますが、「これじゃ絶対に間に合わない」と自分で気づきやり方を変えました。
日本史だけを1日8時間勉強してもよいのなら2か月で合格点を取れるようになるかもしれませんが、
実際には英語・国語の勉強もしなければなりません。
なので、日本史で合格点を取るためには1・2か月でどうにもなりせん。
ネットを見ると2か月で偏差値30から60とか70などというものを見ますが、複数科目をやりつつ、それだけ偏差値を伸ばすのは、普通の人には不可能です。
そんなことができるなら誰でも簡単に大学に合格できます。
夏休みが終わるまでは勉強時間の6・7割くらいを英語に回し
2学期から英語の時間を減らし、減らした分を選択科目の時間に回す
年明けから入試までの1ヶ月選択科目の勉強を8割くらいにする(英語は遅くても12月末までに合格レベルまでもっていく必要がある)
これが合格するためにいいかな
と思います。
選択科目の勉強があまりできないと模試の結果が悪くなり、合否判定がD・Eばかりで不安になるかもしれませんが
模試は所詮模試です。
あれでA判定を取れたからといって合格できるわけでもないし
E判定を取ったからといって不合格になるわけでもありません。
目先の結果にこだわりすぎると
目的を取り違えてしまいかねません。
合格するために何をどのようにどれだけするかを決めるのは大切です。