国語が極端に苦手で(5割取れない)
英語・選択科目が得意(共通テストで西南なら7割5分、福大なら7割以上を確実に取れる自信がある)
というのなら
一般選抜で受験するよりも共通テスト併用で受験したほうが合格の可能性が高くなるので
共通テストの対策はしておいたほうがいいと思いますし
共通テストで6割すら取れる自信がないのなら
共通テスト併用で受験しても絶対に合格できないので
一般選抜にかけるべきです(共通テストで5割くらいしか取れなくても西南・福大の一般選抜で7割とることは可能。共通テストに比べ知識を詰め込めば解ける問題が多いですし、問題処理能力をそこまで問われない西南・福大の問題は、大半の子にとっては共通テストよりも点が取りやすいです)。
模試は一般選抜よりも共通テストに似ていることが多いので
模試で特定の2科目で偏差値60前後を安定して取れていないのであれば(7割くらい取れる実力がある)
共通テスト併用で受験してもまず合格できないはずです。
この場合は当然共通テストの対策は、少なくとも自学では、する必要はないと思います(私が同じ立場なら絶対に共通テストの対策などしません。
一般選抜対策(簡単にいうと用語暗記や単語・熟語の暗記)に集中したほうが合格の可能性が確実に高くなります。
もちろん、共通テストの対策が一般選抜受験にまったく関係ないわけではないので
学校の授業が共通テスト対策が中心だからといって、授業を無視して内職していいというわけではありません。
なお
福大は
パンフレットに
一般選抜で不合格になった子が共通テスト(センター)併用で受験したら何割が合格した
なんてことを毎年書いていますが
あれは、特定の2科目が得意だった子が合格しているだけで
共通テストで6割くらいしか取れない子が受かっているわけではないはずなので
受験すればだれでも確実に合格の可能性が高まるんだ
募集人員が少ない割に大量に合格者がいて倍率が意外と低いから自分も合格できるかも
などと、勘違いしてはいけません(試験の仕組みを少し考えれば分かることです)。
あの記載があるのは
不安で仕方がない受験生に少しでも可能性を高められるように見せかけ
受験生の数を増やして受験料収入を増やそうとしているだけだと思ったほうがいいです。
もちろん、共通テスト併用で受験するかしないかは自分で決める必要があります。
受験しなければ合格の可能性はゼロですが
受験すれば合格の可能性はゼロではなくなるので、運よく合格できる可能性はないわけではありません。