合格最低点を超えれば合格できる

当たり前のことなのに

それがどういうことなのかわかっていない受験生は多いです。

最低点を超えれば合格

多くの受験生は合格最低点を取れば合格ができるということは知っているはずです。

だからほとんどの受験生が合格最低点を気にするわけです。

しかし、ほとんどの受験生が合格最低点を取るために何をすべきかということを考えず

「最低点を超えれば合格できる」

ということを気にするだけで、

じゃあ、どうすれば最低点を取れるようになるのか?

という部分をあまり考えていないんですね。

 

そりゃ、合格最低点を取れれば合格できるのは当然なんですが

 

苦手科目に取り組もうとせず、勉強をし易い科目で非現実的な高得点を取ろうと考える

私立大学しか受験しないのに模試の結果や共通テストで点を取ろうとする

そんなことをしている受験生が多くいることをみると

 

何やっているんだろうか・・・

と思ってしまいます。

無謀な点を取ろうとする

200点を取れば合格できると決まっている試験で

現在

英語50点

国語50点

社会70点

合計170点

この場合

社会の勉強に時間をかけ

英語・国語は気持ち程度

になってしまっていませんか?

 

仮に社会で9割取ろうと考え

社会の勉強に9割使い

残り1割を英語・国語に充てる

なんてことをやったとしても社会で9割を取るのはおそらく無理です。

社会で90以上を目指すより

国語で60、英語で70以上を目指すほうが結果が出る可能性がたかくなることはほぼ間違いありません。

 

社会に時間をかけて仮に9割取れるようになったとしても他の科目が5割しか取れなければ合格はできませんし

そもそも社会で9割とるのは8割とる倍くらいの勉強時間が必要になるはずなので普通の人には無理なはずです。

 

 

英語で50点くらい取れているのなら残り2か月で7割くらいにはなるはずですし

国語も古文の勉強をすれば10点くらいは伸ばせるはずです。

やったことが実感しやすい社会に逃げてしまうと

勉強を必死にやったのに合格できない

という典型的な道を歩むはずです。

自分よりできないやつが自分よりいい大学に合格

合格するためにやるべきことを考えず

偏差値が50以上あったのに第一志望校に合格できず、残念な結果になってしまった人が

自分より偏差値が低く下に見ていた人が自分が第一志望にしていた大学に合格したことを知り

あいつは俺より勉強できていなかったのに運よく合格できたズルい

と悔しがるわけですね。

 

偏差値30台が福大に合格出来て50台で不合格

そんなのやるべきことが何かを考えずに出鱈目に勉強してきた自分が悪いだけです。

合格したいのであれば

合格するために自分が何をするべきかをしっかりと考えてください。

 

私立に的を絞ったのなら模試の結果などほぼ意味なしです(だから私立に的を絞った受験生の親は模試の結果を見て喜んだり怒ったりするのではなく、過去問でどれくらい取れているのかを見てください)。

自分よりできない人