どの科目でもそうだと思うのですが

数学は個人差が特に出る科目なので少し

 

難関私立高校を目指している(目指す実力がある)のであれば、

一つの問題にある程度時間をかけて自分の力で解く(受験期は他の科目との関係からどのように勉強をすべきかは変わってくる)

ちょっと考えたくらいで分からないからといってすぐに答えを見るのはお勧めできない

 

一方

過去、自力で必死に解こうとしたけど自力では全くどうにもならない(手を動かせと言われても、そもそも何をすればいいかすら分からない)場合は

すぐに解説を見てどうやって答えを導き出すのかを覚える

同じ問題を翌日に解いて解説を見ずに答えを出す。

 

公立中学の教科書レベルの問題は解けるけど(解けると言っている子が実際に解けているかどうかは分からないが、少なくとも解けると思っている場合)

解説を読んでも全く理解できない場合、自分の実力を知っている人に何をすべきか相談する

 

教科書レベルの問題が解けていないのなら

それが解けるように標準レベルの参考書を解く(この場合、参考書を読んで理解する力がないのであれば誰かに説明をしてもらうしかないが、本番で9割目指すのはかなり厳しい、7割くらいを目標にして他の科目でカバーすることを考える)

 

 

どのように勉強するかは人それぞれなので

必ずしも上記のようにする必要はありませんが

 

「分からないからといってすぐに答えを見るのはダメ。そんなことをしているから数学ができないんだ」

という講師もいれば(トップレベルの子だけを教えている講師はこう言いがちだと思う)

「分からなかったらさっさと解説を見て覚えろ」

という講師もいます(偏差値50前後の子を中心に教えている講師はこう言いがちだと思う)。

 

どちらも正しい考え方だと思うのですが

 

実力によってやるべきことが変わるので(幅広い生徒を教えていて、どうやって勉強すべきかは個人差、その時点での実力によって同じ人であっても異なる、ということを知っている講師は状況によって指示が変わると思う)

結局何が自分に合っているかは自分で決めるしかないということです。