予備校の有名講師が塾の授業料についてつぶやいていましたが

全く同じ考え

 

学校・塾のIT化

残念だけど、ほぼ意味がないんじゃないかと思います。

私立高校ではかなり早い段階からタブレットを取り入れているけど

じゃあそれで成績伸びた?

すべての子どもの学力の底上げにつながった?

大手塾ではタブレットを使って効率的な授業ができるようになってきているみたいだけど

じゃあ、塾に入ったすべての生徒の成績が伸びているの?

 

必要なのは道具ではなく自分のアタマ

結局はやらなければ貴重な道具もただのお飾りにしかならないんです。

勉強には効率性は必要だけど効率性だけを見て、自分のアタマを使うことを忘れちゃ~いないかい?

です。

お金をかければ成績は伸びる!?

10年前と比べ塾の費用がさらに無駄に高くなったのはIT化のせいもあると思います。

講師が教えずにただ画面と向き合うだけの個別指導塾が増えてきているみたいですが

中にはあり得ない額の授業料を取っているところもあるようで

なぜそんなに塾にお金をかけるのか分からない・・・

塾に高いお金(夏期講習でもないのに月額6万なんて異常だということに気づくべき)を払っても

本人がやらなければ伸びるわけがないのに・・・。

 

お金をかければかけるほど勉強ができるようになると勘違いしているんだろうか?

そんなので自分の能力を高められるのなら誰も勉強で苦労することはないのに・・・。

 

IT化が進み集団指導塾でも1年から毎月3万円くらいの費用が掛かるところもあるわけで・・・

多くの人は個人経営塾よりも大手塾を信用するから

結果的に塾に通っている大多数がそのくらいの費用を支払うのが当たり前だと思い込み

感覚がマヒして違和感を感じなくなっているのかもしれないのかもしれません。

 

大手の半額くらいの授業料でやっている個人経営の塾は結構あるのになぜそういうところを調べようともせず大手に通う子がここまで多いのか…。

実際にうちの塾の3年間の費用が大手集団授業塾で中学3年の1年間の費用よりも安いなんてこともあるわけで・・・

じゃあそれで結果を出せないかと言えば…

うちの中学1年生は3人(2022年12月)しかいませんが

全員学年上位(全員うちの塾でなくても同じような結果を出せていると思いますが、うちでも一定以上の結果は出せています)

筑紫丘A判定、春日B判定を取れる子がいますし(ちなみにこの時期の判定はほとんど当てにならない。また、この結果に調子に乗ったら成績が下がることはあっても伸びることはない)

英語・数学の偏差値は全員60超の実力がある

勉強が極端に苦手でない限り

勉強をやりさえすれば(これが大事)

ほとんどの子が

少なくともフクトで偏差値60を超すのはそこまで難しくない(やるかやらないかは本人次第、塾はそのきっかけを作るだけ)

このように書いてしまうと必死になっているのに60にならない子を馬鹿にしているのか?

というコメントが返ってくるのですが

私は学校の勉強ができるだけがすべてだと思っていないのでバカにするなんて気は一切なく(努力によっても思い通りにならない場合であっても、中学の時は一定の努力をすることそのものが大切で、勉強をやることで自分が苦手だと気づくことができたら学校の勉強以外のことで頑張る方向を選択できるようにもなる(それでも学校の勉強を必死に頑張りたいというのなら頑張っても構わない)。やらなければ自分が苦手かどうかにも気づけないのだから、中学を卒業するまでは学校の勉強で努力をしたほうがいい)

単に

本気で勉強をすればフクト偏差値60を取るのはそこまで難しくない

という事実を言っているだけです。

 

IT化の恩恵を受けるのは必死に勉強をする子だけで(恩恵を受けるといっても、今のところ別にIT化したところでそうでないときと比べたいした違いはない…かな、ただトップクラスの国語の授業に関しては講師がITをどのように活用するかにもよるが、今後大きく変わるような気がする)

ただ塾に通わされているだけの子にとっては授業料が無駄に高くなっただけでほぼ意味がない

これが現状なんじゃないかと思います。

 

うちのように特殊な塾は避けるのは仕方がないにしても、

大手よりも個人経営の塾に通ったほうが成績が伸びる子はたくさんいるはずなので

塾選びは大手を含め個人経営の塾もいくつかしておくことを勧めます。

フクトで偏差値60以上を取るのはそこまで難しくない

やるならさっさとやる

やるべきことをやらずに後回しにすればするほど挽回するのが難しくなる

中学1年でさぼって定期テストで平均を取ることもできない状況になっていたら

2年になって挽回するのは厳しくなるし

1・2年でさぼっていたら3年になってから挽回するのはさらに難しくなるわけで

やるなら早い段階からやっていたほうがいい

自分がさぼっていたのに成績が悪く

成績がズタボロな状況で塾に入ってきたのに3か月で結果が出なければ塾を辞める

なんて人もいるみたいだが(なお、うちの塾に入って半年くらいで辞めてしまうという子は記憶する限り移転後は1人しかいないので、うちの塾生のことを言っているわけではない)

中にはとんでもない塾の状況を聞くことはあるが

とんでもない状況にない塾に通っているのに成績が伸びないのを塾のせいにしている人がいるとしたら

残念だけど

どこに移っても成績は伸びない可能性大

勉強に対する考え方の違い

1に勉強2に勉強3・4も勉強5も勉強

とにかく勉強をしなくてはダメ

という考えの子であれば

一定以上の実力のある子を集め大量の課題を与える塾に通ったほうがいいかもしれませんが

そこまで勉強をする必要はない

普通の努力で行けるところに行ければいいという考えの場合

ある程度自分のやりたいようにやらせてくれる塾に通ったほうがいいと思います。

 

うちの塾は大量に宿題を出しても意味がないと考える塾なので

受験期になると

生徒が

他の塾の子は分厚いテキストを使って必死に勉強しているけどかわいそう…

と言ったり

中には

あれやって意味あるの?

と言う子までいます。

 

受験期に何をすべきかを自分で考えているから出てくる言葉だな~

 

と私はそれを聞いて感心しているのですが

これに関しては、否定的に捉える方もいると思います。

 

勉強は大量にやればいいのではなく、自分に必要なことを自分で考えそれをやるべきなんですよね。

全員に同じ課題を出してやってこなければ怒る。

いや、超非効率でしょ・・・と私なんかは思ってしまいます。