特に
高校数学・英語の勉強をするときは
頭で考えるだけでなく実際に書いてみることが大切だと思います。
数学の図形問題が苦手な人って図形を書くのを面倒くさがったり
証明を書くのが面倒だからといって
頭の中だけで分かったような風になる
けど分からない・・・
やってみれば分かることなんですが
頭で考えるのと実際に書いてみるのでは
言語化しずらいのですが
とにかく頭に入ってくる質が違うんです。
頭だけで考えてよくわからない
というものを
解説を丸写しするだけでも(できれば丸写しではなく、丸写しをした後に実際に自分でやってみる)
状況が違ってくるはずです。
英語の読解もそうですね
私の塾では生徒がどれだけ面倒と思っていようが
頭で英文和訳をするのではなく実際に書いて和訳をしてもらっています。
こうすることで、いかに自分が分かっているような気になっているだけで何もわかっていないことに気づくことができるからです。
頭の中ではだいたいこうだろう
という訳は最低限の努力をしている大学受験生なら絶対にできます
が
頭の中でだいたいこうだろうと思ってやっている訳は
自分が正しいと思っているだけで単に単語と単語を結び付けただけで出鱈目な訳だったり
そもそも
書こうと思っても書けなかったりするんです。
もし本当に分かっているのなら
書けない
なんてことが起こるわけがないので
書こうと思ったら手が止まってしまって
上手に日本語にできない
という場合は
分かっていないのに分かっていると思い込んでいるだけ
なんです(だから進研模試で偏差値50以上は取れているのに西南・福大の過去問になると5割も取れない、なんてことが起こってしまう)
西南・福大(特に福大)の英語の問題何ていうのは
普通に英文和訳の訓練をしていれば中学生レベルの内容すら分かっていないという状況を抜かせば
1年もあれば満点を取れるようになるに決まっています(1年勉強をして福大の問題で安定して6割以上を取れないなんてことはよほど間違った勉強をしているとしか考えられません。進研模試で英語の偏差値が30中盤~40台前半であっても福大の過去問で70点前後は取れるようになってしまうのに、なぜ60点を取れないのか…。必死に勉強をしているのに英語で合格点を取れない子は、どう考えてもやっていることを間違っているとしか言いようがありません)
頭で考えるのではなく
実際に欠くことで自分の脳の処理スピードに合わせて考えることができるので
分かっていないのに分かったように思える勘違いがなくなります。
書くことを勧めます。
※ 英単語を覚えるのに同じ単語を何度も描いたりするなんてことはしません。「書きなさい」と言ったら、何でもかんでも書けばいいと思う子もいるので、困るのですが、書かないでうまくいっているものは別に書く必要はありません(中学のときに書かなくてもなんとなくできてしまった子は多いと思いますが、それは中学で習う内容が簡単だから可能だっただけです)。