「勉強しなさい」と言われなければ勉強しない子の

「勉強した」=「1・2時間程度」(しかも集中しているとは思えない)

 

大学受験で必死になって世間的に凄いと思われる大学に合格した親の

「勉強した」=「ご飯・睡眠以外は勉強」

 

この差があるので、子どもは勉強をしていると思っているのに親からすれば勉強をしているとは思われないという現象(「勉強なさい!!」と怒られる)が起こる。

 

受験直前期にこのような状況だと、親も子も無駄な体力(喧嘩)を使うことになりかねないので

小学生の時から勉強習慣を身につけ、受験期には勉強をすることが当たり前の状況にすることが大切。

 

たしかに、〈勉強しない〉子の顔を見るたびに「勉強しなさい」と言いたくなる親の気持ちはものすごくわかる。

ただ、「ごはん・睡眠以外は勉強」とはいっても、少しの休憩もしないで勉強をし続けるのは結構難しい。

私は勉強が全く苦ではなかった(高校時代は)のでずっと勉強をし続けることが出来たが、

「勉強しなさい」と言われなければしない子にそれを期待することはできない。

日曜日は午前中だけ勉強をして(5時間くらい)午後は遊ぶ

とか

1時間勉強したら10分休憩

また

見たいテレビがあれば1時間くらいテレビを見る

ことは許してもいいとも思う。

 

勉強のことで親子でイライラを募らせているのならルールを決めるのも一つの手。

子どもの休憩時間の取り方、9時まで勉強したらそれ以降は自由(11時に就寝)。

など

 

 

中学になってから「勉強しなさい」と親に言われなければ勉強をしないようでは、少し手遅れ。

小学生の時に1日30分~1時間程度の勉強習慣を意識的につけることが大切(「勉強しなさい」といって勉強をさせても集中して勉強はしないはずなので、小学生のうちに時間をかけて自分の意志で勉強をするようにすることが大切)

小学校の時に勉強習慣をつけられなければ、子供が周りの環境に流れて自分から勉強するのを信じて待つしかない(多くは中3の夏休み~3学期になる前に本気になる)。

 

高校になってから「勉強しなさい」と親に言われているようではその時点でアウト。仮にそれが高校3年生だとしたら、大学受験生としてのスタートラインにも立っていないと思ったほうがいいです。