化学の参考書をリストアップしています。
学校の授業を当てにできない・しない場合は以下の市販の参考書で自分に合うものを探してください。
目次
化学が苦手な人
化学に苦手意識を持っている人は以下の中から探してみてください。
基本書
化学が苦手な人が基本書として使う講義系の参考書は
- 宇宙一わかりやすい高校化学
- 岡野の化学が初歩からしっかり身につく
- 橋爪のゼロから劇的!にわかる
のいずれかを選べばいいと思います。
3つの中でも「宇宙一」が一番難易度が低めと思いますが、「難易度」を気にするより、中身を見て直感的に自分に合うと思ったものに決めていいと思います。
ノート
- リードLightノート
- 必須整理ノート
暗記物を穴埋め形式で覚えるのが好きな人は「必須整理ノート」を使うことも考える。
「必須整理ノート」だけでは計算が微妙なので、計算が苦手な人は加えて計算問題の参考書も必要。
計算
- ゼロからはじめる化学計算問題の解き方
- 化学計算の考え方・解き方
計算問題が苦手な人は計算問題に特化した参考書も利用することを考えたほうがいいです。
問題集
- 入門問題精講
- レベル別問題集2・3
- 入試の核心
- 国公立標準問題集CanPass
「化学入門問題精講」は化学が本当に苦手な人。
苦手なレベルからでも「科学入試の核心」「国公立標準問題集CanPass」までは終わらせたい。
学校で「セミナー化学基礎+化学」を採用しているなら原則それを使ったほうがいいです(学校の指示に従って)。
それだけでは志望校合格は厳しいと思った場合、必要な問題集を別に用意。
そこそこ自信がある人
化学にそこそこ自信がある人は以下の中から探してみてください。
基本書
- 坂田薫のスタンダード化学
- 鎌田/福間の化学の講義
- 化学の新研究 新課程版
「大宮理の化学が面白いほどわかる本」もありますが、やめておいた方がいいと思います。
「化学の新研究 新課程版」は超人向け。
問題集
- レベル別問題集2・3
- 基礎問題精講
- 重要問題集
- 理系標準問題集
- 標準問題精講
- 理系大学受験 化学の新演習
自信をもって化学が得意と言えない人は「レベル別問題集2」から初めて「基礎問題精講」
自信のある人は「重要問題集」か「理系標準問題集」
化学で点数を稼ぎたい九大受験予定の人は「標準問題精講」(もしくは「理系大学受験 化学の新演習」)
個人的なルート
私が化学が苦手な現役生で九州工業大学レベルの大学を目指しているなら2年の夏休み頃から本格的に勉強を始め
- 宇宙一わかりやすい高校化学
- ゼロからはじめる化学計算問題の解き方
- レベル別問題集2・3
- 国公立標準問題集CanPass
- 重要問題集
- センター過去問
- 2次過去問
を終わらせます(化学の配点が高いこと、英語はそれなりに得意なので化学にかなり力を入れます)。
現役生は自分が置かれている状況
英語・数学に勉強時間の多くを取られ化学に時間をかけられない
2次試験の配点
などを考え必要なものを利用してください(欲張りすぎると失敗します)。