英単語は「綴りだけ」か「意味も」覚えるか

英単語は意味だけ覚えればいいのか、綴りも覚えればいいのでしょうか。

英単語は意味・綴り?

高校受験は綴りを書かなければならない問題が出されるのでこのようなことを悩む人は少ないと思います。

しかし、私立大学しか受験をしない人の中には英単語を覚えるときに意味だけを覚えればいいのか、綴りまで覚えなければいけないのかを悩むことがあるみたいです。

そのようなことを悩む人のほとんどが進研模試で偏差値50前後であまり勉強をしてこなかった人だと思います。

普通に勉強をしてきた人は「意味だけ」「綴りも」などと悩んだことすらないはずです。綴りまで一緒に覚えるのが当たり前だからです。

こういうことを考えている時点で、合格の可能性は低いと思います。現在の成績が低く、残りの期間できる限り効率よく合格点を出すためにどうすればいいのか焦っていることが目に見えるからです。

「そんなこと考える前にさっさと勉強をしろ」と言ってしまえば回答にならないですし、効率を追求することは悪いことではないので私の考えを書いておきます。

綴りも

基本的に綴りも覚えるべきです。

意味だけを覚えると、スピーディーに覚えられるような気がします。

しかし、意味だけを覚えようとしても頭に強い印象を残すことができず、結果すぐに忘れてしまいます。全くやらないよりは単語量は増えますが、大学に合格するのに必要な量は覚えられないはずです。

勉強をまじめにしている人なら分かるのとなのですが、単語量を増やせば増やすほど綴りの暗記が楽になります。すぐに綴りが覚えられるようになるので「意味だけ覚えた方が早く覚えられるのでは?」などというわけのわからない発想がそもそも起こり得ません。

すぐに綴りを覚えられるようになるのは、英単語には語源があるからです。似たような綴りで単語が作られているので、1回書けば綴りを覚えてしまうこともあります。

例えば、

  • progress(進歩)
  • congress(議会)
  • aggressive(攻撃的な)

「progress」が頭に入っていれば「congress」も「aggressive」も瞬間で綴りが覚えられます。

「aggressive」もしかりです。

  • aggressive
  • attractive(魅力的な)
  • relative(相対的な)
  • intensive(激しい)

「sive」という接尾語はたくさんあります。「シブ」と発音されたら、「sive」とくるに決まっているのだから、英語に慣れたら意識して覚えなくても、綴りは勝手に覚えてしまいます。

このように、①綴りを覚えようとして単語を覚える方が知識の定着が図れること、②実際は綴りの暗記はまったく難しくないこと、この2点を考えれば、「意味だけ覚えればいいのか、綴りも覚えるべきか」などといった無意味な悩みはしないで済むはずです。

臨機応変

綴りも覚えるのは当然ですが、一度手が覚えた単語は意味を覚えるだけでかまいません。

既につづりを覚えてしまっているのですから、隙間時間を使って「綴りを見て意味が分かればOK」というようにすれば、10分で100単語を見直すこともできるようになります。

綴りを見ても意味を思い出すことができなければ、知識の定着が不十分だったことが分かります。その単語にはチェックを入れておき、後で綴りを覚えながら意味も覚えるという復習をすれば、最小限の努力で語彙力を最大限増やすことができるはずです。

新出単語を覚えるときはそれなりに時間をかけるが、2回目はスピーディーに復習する

これが一番効率の良い暗記の仕方だと思います。

センター試験・TOEICはマークシートだから綴りまで覚えるのは非効率だといっている人がいるかもしれません。

しかし、そう言っている人は勉強をしたことがないのに人の受け売りをしているか、英語を初めて勉強したときに単語の暗記を必死にしていことを忘れてしまっている人か、脳の仕組みが普通の人と異なる人なはずです。

あなたが常人を超えた脳力を持った人でない限り、綴りも一緒に覚えることを勧めます。

ただし、英検準1級レベル以上にでてくる普段は絶対に使わない専門用語などは例外です。綴りを完璧に覚えるよりもパッと単語を見て意味が分かる程度にとどめておいた方がいいかもしれません。

綴りが難しい単語を覚えるときは、特徴的な「音節(syllable)」部分だけを覚えてれば綴りは微妙でも意味は分かるようになります。

参考:単語の暗記法