理科を毛嫌いしている子もいますが、

国語・数学・社会・理科・英語の5教科の中で

一番簡単に点数を伸ばせる科目です。

逃げずに頑張りましょう。

公立高校受験対策

理科は超ラッキー科目

地域によっては理科が難しいところもあるみたいですが

福岡県の公立高校入試の理科はものすごく簡単です。

社会の3分の1くらいの勉強量で点数が取れるようになる超ラッキー科目です。

仮に受験まで残り1ヶ月しかなかったとしても、知識ゼロからでも40点以上は目指せるはずです(福岡県の公立高校入試は60点満点)。

勉強法

1学期と2学期は「中学生の理科」に書いてあるような勉強をしておけば大丈夫です。

夏休みは英語・数学の勉強に力を入れると思いますが

1・2年の学習内容の復習はしておく必要があります。

このときにお勧めなのが

中学理科が面白いほどわかる本

↓これ

です。

中学3年間で習う

絶対に覚えておいた方がいい内容

が1冊にまとまっているので効率的に点を伸ばすことができます。

ここまでポイントを絞って1冊にするのは著者としては勇気がいったと思いますが

それだけ自信をもって作ったものだとも言えます。

塾に通っていない子だけでなく

通っている子もこれを使って復習することを勧めます(できれば1年のときから持っておくとよい)。

問題集は下の「冬休み以降」のところで紹介しているものを利用してください。

理科の問題が難しいという地域に住んでいる場合は「実力メキメキ合格ノート」(2冊あります)の方がいいです。

冬休み以降

冬休みからは理科・社会の勉強が中心になります。

塾に通っていない子がこの時期に使う問題集は

完全攻略

3ステップ式標準問題集

中学ニューコース問題集

など

1年~3年を1冊にまとめたものではなく

各学年ごとに分けられた参考書を選ぶようにしてください。

どれを使うかは実際に中身を見て

これがよさそうだな~

っていうものを選んでOKです。

ただし、

福岡県の理科の問題は簡単なので

難しそうなものは選ばないようにしてください。

あとは、問題を解いていて特に苦手だと思った単元は

↓これ

を使ってください。

中学基礎固め100%は「生物・地学」「物理・化学」に分けられているので

他の参考書と比べると苦手単元の補強に使い勝手が良いです。

ある程度問題を解ける自信がついてきたら

確認のために

受験生の50%以上が解ける落とせない入試問題

を解いてください。

これが終わり時間に余裕があるなら

『全国高校入試問題解答分野別』

でさらに問題を解いてもいいんですが

繰り返しますが

福岡県の理科の問題はものすごく簡単なので

『50%』までで十分です。

得意・不得意単元の把握

理科は

生物・地学・物理・科学の大きく4つに分かられます。

さらに

各学年で生物・地学・物理・化学を1単元ずつ学ぶので

3×4単元=12単元に分けられます

生物

  • 生物の世界(1年)
  • 生物の体のつくりとはたらき(2年)
  • 生命のつながり・自然界のつながり(3年)

地学

  • 大地の変化(1年)
  • 気象のしくみと天気の変化(2年)
  • 地球と宇宙・地球の明るい未来のために(3年)

物理

  • 身近な物理現象(1年)
  • 電流とその利用(2年)
  • 運動とエネルギー(3年)

化学

  • 物質のすがた(1年)
  • 化学変化と原子・分子(2年)
  • 化学変化とイオン(3年)

自分が得意な単元をいくら勉強しても点数を伸ばすことが出来ないので

受験直前期は苦手な単元を把握し

そこに勉強時間を集中して充てるようにしましょう。

繰り返し解く

理科に限りませんが

問題集は1回解いて終わりではありません。

中学の内容は難しくないので5回も6回も解く必要はないと思いますが2~3回は解く必要はあります。