有名な予備校講師が2021年に出した英文法の参考書。
自分の解説(解説というより自分がどのような理解のもとで文法問題を解いているか、時制・準動詞・関係詞の大部分がそっくりだった)の仕方にかなり近くてうれしかった。
ただ、あの参考書はそこそこのレベルじゃなければ読んでも何が書いてあるかわからないと思う(文章で細かく解説しているが、文法嫌いの子は読む気にすらなれないと思う)。
うちの塾の授業ではあの解説をもっと噛み砕いて説明しているので、そこそこのレベルでなかったとしても
中学レベルの英文法がある程度できていれば問題が解けるようになる
加えて毎授業で覚えてもらいたい文法まとめプリントをちゃんと暗記してくれれば
福大の過去問(文法)で最終的に8問中6問~8問は正解できるようになるし並べ替え問題も5割は安定して解けるようになる(うちの塾で文法問題やっていたらこれ以下の点を取るなんてことはまず起こりえないのに、勉強しているのに取れない受験生が出てくる意味が分からないのだが、それがやるべきことをやっていない証拠。進研模試で偏差値50以上だったのに福大に3~4個受けて一つも受からないなんてことがどうして起こるのか?30台が不合格になるのは分かるが、本当に理解に苦しむ。)
空欄穴埋めも問題の解き方さえ身に付けてしまえば(繰り返し訓練すれば身に付けられる)、ほぼ満点が取れるようになるし
長文正誤問題も4問中3問は正解できるようになる。
模試で偏差値40台前半であっても7割くらい取れるようになるのは、努力が前提になるが、当然と言えば当然。
福大の問題で7割取れないなんて、極端に勉強が苦手でない限り、やることを間違えているか、努力不足のいずれか。
問題は西南
西南と福大の問題を比べると明らかに西南の方が難しい。
単語・熟語の暗記、基本文法の理解は当然、読解にかなりの力を入れ
英文を可能な限り正確に訳すことが出来なければならない。
福大は合格はそこまで難しくないが、西南は難しいのはそこ。
福大をあきらめ久留米・九産を第一志望にしてしまっている子の多くは「英語ができないから」だと思うが、
福大英語なら思っているより相当簡単に7割以上取れるようになるので
英語ができないからといって福大受験をあきらめるのはもったいない
事実、2年連続偏差値30台から2人、計4人がうちの塾から福大に合格しているんだから。
普通の受験生なら
選択科目はこれからの努力で7割以上取れるのは当たり前だと思うし
国語も5割を下回るということはあまり考えられない
であれば英語で7割取れれば(偏差値30台からでも取れるようになるんだから7割取れると思って大丈夫)
3教科合計で190点くらいは取れるようになる。
これで十分合格の可能性が出てくるし
選択科目で8割、国語で6割取れてしまえば、福大ならほぼ合格ラインを超す。
来年福大(西南も)を受験する人は、模試(共通テストに合わせた問題)の結果だけをみて「自分には無理」なんて勝手に判断せず
合格するための勉強をしましょう。
そうすれば、まったく実力がなかったとしても(当然中学レベルの知識がなければ厳しい、中学レベルの知識がないのなら今から死ぬ気で頑張る必要がある)
合格は実現不可能なものではなくなります。
なお、うちの塾からは2年連続偏差値30台から2人、実人数で合格はしていますが、教えている科目は英語だけなので
合格したのは塾のおかげではなく、単に本人たちが頑張ったからです。
塾は単なるきっかけでしかありません。
合格したければやるべきことをする。
ただそれだけです。